外務大臣政務官で、自民党所属の衆議院議員の秋本真利(あきもと・まさとし)議員(47歳)。
秋本真利議員は、洋上風力発電を巡り、多額の資金提供の疑いがもたれ、世間を騒がせています。
そんな秋本真利議員は、“不祥事のデパート”と言われるほど、これまでに多くの問題を起こしています。
そこで今回の記事では、
・秋本真利と河野太郎
・秋本真利の評判
の3つのポイントに沿って、秋本真利議員についてご紹介したいと思います。
秋本真利は不祥事で真っ黒!?

秋本真利議員には、これまでに以下の不祥事が取り沙汰されています。
不祥事②:事務所が10間年違法物件
不祥事③:レノバからの献金虚偽答弁疑惑
不祥事④:秘書給与法違反の疑い
不祥事⑤:風力発電の多額の資金提供疑惑
それでは、秋本真利議員のこれまでの不祥事を、詳しく見ていきたいと思います。
不祥事①:有権者にマスク配布

秋本真利議員の不祥事の1つ目は、有権者へのマスク配布による公職選挙法の抵触の疑いです。
秋本真利議員は、新型コロナウイルスの感染拡大で、緊急事態宣言が出ていた2020年4月~5月頃に、選挙区内の有権者に対して、使い捨てのマスクを配布しています。
同選挙区内に住む70代男性の話では、秋本真利議員の秘書が自宅に訪れ「こういうご時世ですのでマスクをお持ちしました。感染防止に使ってください」と茶封筒を手渡されたとか。
茶封筒の中には、フィルムで包装された不織布の使い捨てマスクが、7枚入っていたと言います。
秋本真利議員の事務所によると、感染拡大を防ぐために、党費を払っている人や政治活動用掲示板を設置している人などに配布したと説明しています。
公職選挙法では、政治家や候補者の選挙区内で寄付行為を禁止しています。
これについて秋本真利議員は「議員の氏名を提示、または類推される方法で配布した事実はない。公職法に抵触するような行為は一切ない」とコメントしていす。
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不祥事②:事務所が10年間違法物件

秋本真利議員の不祥事の2つ目は、自民党千葉県第9選挙区支部が千葉市内に借りている事務所が約10年間に渡り違法建築だった疑いです。
建築の際には、市の許可が必要な市街化調整区域にありますが、事務所は許可を得ずに建てられた可能性があるとされていました。
このことを衆院予算委員会で問われた秋本真利議員は「土地と建物の貸主に事実関係を確認中」とした上で、「多くの方々に心配をかけていることを真摯に謝罪したい」と話し、その後、事務所は区域外へ移設しています。
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不祥事③:レノボからの献金虚偽答弁疑惑

秋本真利議員の不祥事の3つ目は、風力発電事業会社のレノバからの献金の虚偽答弁の疑いです。
秋本真利議員は今年2月の衆院予算委員会の際、推進してきた再生エネルギー関連企業の関係者から「献金は受け取っていない」としていました。
しかし、これについて『文春オンライン』は、レノバの創業メンバーで特別顧問を務めていた人物が、代表取締役となっている会社から献金を受け取っていたことが明らかになったとして、答弁は虚偽の疑いがあると報じました。
そして、秋本真利議員は、2020年までの3年間に、指摘された会社から180万円の献金があったことを認めた上で、先日の答弁については「再エネ関連企業に問い合わせ、指摘されている人物や会社も含め、関係性がないとの回答を得て答弁した」と説明。
「報道があるまで、指摘された人物が、特別顧問や大株主だという事実は承知していなかった」と述べました。
また、秋本真利議員は「献金を受けた際に、政治資金規正法に基づき違反をしていないという誓約書の提出を求めており、法的には何ら問題ないものだと認識している」としていました。
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不祥事④:秘書給与法違反の疑い

秋本真利議員の不祥事の4つ目は、秘書給与法違反の疑いです。
今年2月16日発売の『週刊文春』によると、秋本真利議員が、自身の政策秘書に対して、別の私設秘書の給与を支払わせたとして、秘書に議員側への寄付を求めることを禁じた「秘書給与法」に違反している疑いがあると報じています。
この報道について秋本真利議員は、報道の中で私設秘書とする人物が、実際に「秋本氏の秘書」と書かれた名刺を使って活動していたことを認めています。
その一方で、秋本真利議員は「政策秘書が自身の業務を補完するために契約した人物だ」として、自身の私設秘書には当たらず違法性はないと説明しています。
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不祥事⑤:風力発電の多額の資金提供疑惑

秋本真利議員の不祥事の5つ目は、政府が進める洋上風力発電をめぐり、秋本真利議員が業者からおよそ3000万円の資金提供を受けていた疑惑です。
秋本真利議員は、風力発電会社「日本風力開発」側から、洋上風力発電をめぐり、多額の資金提供を受けていた疑いが持たれています。
秋本真利議員は、2017年から国土交通省の政務官を務め、洋上風力発電を普及させる法律の立法に関わっていました。
日本風力開発側は、同社社長と秋本真利議員が共同で競走馬を所有し、そのための費用を一部負担したことを認めた上で「秋本議員に渡したわけではない」「賄賂にはならない」と説明。
東京地検特捜部は、秋本真利議員の関係先の家宅捜索を行っていますが、秋本真利議員は8月4日に政務官の辞表を提出しています。
さらに、秋本真利議員は8月4日夜に離党届を提出するということです。
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秋本真利と河野太郎との関係は?

秋本真利議員は、河野太郎氏(現デジタル相)の“側近”と呼ばれています。
2021年10月に行われた四街道市での街頭演説会で、河野太郎氏は秋本真利議員について「私の大切な右腕でございます」と紹介したそうです。
秋本真利議員は千葉県の冨里市議時代に、法政大学の大学院に通っていましたが、そこに特別講師として現れたのが“脱原発”が持論の河野太郎氏だったとか。
河野太郎氏が出した核燃料サイクルについての問いに、秋本真利議員が完璧に答えたことで一目を置かれ、河野太郎氏から「お前、国会議員になれよ。俺と一緒に働こう」と誘われたといいます。
そして、国政に出た秋本真利議員は、「河野太郎はアニキ」と公言し、“河野最側近”として永田町で知られていたそうです。

秋本真利議員が2020年に出版した著書『自民党発!「原発のない国へ」宣言』には、河野太郎氏が「自民党一の“脱原発男”だ」と推薦文も寄せています。
さらに、秋本真利議員は2021年の総裁選挙でも、河野太郎氏の選挙対策本部の中枢を担う存在でした。
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秋本真利の世間の評判はガタ落ち!

秋本真利議員は、法政大学法学部を卒業後、2003年から2011年まで冨里市議会議員を2期8年を務め、2012年の衆議院議員総選挙で初当選してから現在まで衆議院議員として活動してきました。
約20年間を政治家を続けられているのですから、当然人望も厚いはずですが、数々の不祥事の結果、評判はどうなのでしょうか?

この秋本議員は前から評判が悪い。千葉が選挙区だったと思うが、地元が台風被害に遭っても全く何もしない。

政務官は辞職したらしいけど、議員辞職はまだなのかな?どうせ辞職しなければならなくなるのに。往生際が悪いよね。

何もないなら辞任する必要ないのに辞任て?見苦しい

秋本真利はひどいけど、脱原発系の政策は頑張って欲しかったから、そこだけは残念。

こんな議員のために多額の税金を払ってると思うと腹が立つ。なんのために事業を起こして会社を大きくして働いているのか分からなくなる。
今回の資金提供疑惑で、秋本真利議員の評判がますます悪く厳しくなるのは、避けられませんね。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな秋本真利議員を、引き続き注目していきたいと思います。