青木祐奈さんは、13歳の時に、難易度の高い、3回転ルッツー3回転ループのコンビネーションジャンプを、史上4人目に成功した選手です。
また、2018年のシニアデビュー戦の「ババリアンオープン」のSPで、宮原知子さんを抑えてトップに立ち、注目を集めています。
そんな青木祐奈さんのこれまでの学校や、指導するコーチなどが気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
・青木祐奈さんのフィギュアの経歴
・青木祐奈さんのコーチと振付師は?
の3つのポイントに沿って、青木祐奈さんの学歴と経歴や、コーチと振付師をご紹介したいと思います。
目次/もくじ
青木祐奈の出身高校と大学は?
青木祐奈さんは、5歳の時に、トリノオリンピックに出場していた、荒川静香さんの演技を見たのをきっかけに、スケートを始めたそうです。
荒川静香さんを憧れとする魅力は「優雅さ」で、荒川静香さんに少しでも近づくために、指先や爪先まで意識を心掛けていると言います。
それでは、青木祐奈さんの出身高校と現在通っている大学について、見ていきたいと思います。
青木祐奈の出身高校
青木祐奈さんの出身高校は、神奈川県横浜市保土ヶ谷区にある、私立の横浜清風高等学校です。
1923年設立の高野山真言宗系の宗教校で、もともとは女子校でしたが、2001年に一部共学、2005年に全共学となりました。
横浜清風高等学校を卒業した著名人には、元映画女優の藤山陽子さん、ものまね芸人のアンチエイジ徳泉さん、元陸上選手の城下麗奈さんが、いらっしゃいます。
横浜清風高等学校の偏差値は41-50となっており、部活動においては2005年に男女共学となって以降、男子バスケ部が神奈川県下の強豪校として、知られています。
また、2003年に放送された草彅剛さん主演のテレビドラマ、『僕の生きる道』でロケ地となっています。
青木祐奈さんは、高校3年生の夏、練習で左足首を骨折してしまい、手術を受ける事になりました。
そのため、2019-2020年シーズンは、治療に専念するため、怪我以降の全試合を欠場しています。
青木祐奈さんは、卒業式の日に次のようにメッセージを残しています。
3/2 横浜清風高等学校 卒業しました。
引用元:Instagram@yuna_skate
たくさんの友達や先生方私のスケートに協力的に支えてくださり、充実した高校生活がおくれました。
クラスのみんな、クラスが違くてもいつも仲良くしてくれる子たち、担任の先生、顧問の先生、には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
3年間、ありがとうございました。
高校生活最後の年が、左足首骨折という怪我を負ってしまい、辛い時期だったと思いますが、周囲の人に支えられて、充実した高校生活を送れて良かったですね。
青木祐奈の大学
青木祐奈さんは、現在、東京都千代田区にある、私立の日本大学に在学しています。
学部は公表されていませんが、トップアスリートの養成を行っているスポーツ科学部かなと、思われます。
日本大学は、日本最大規模の私立総合大学です。
日本大学の偏差値は、文理学部が47.5-57.5、理工学部が45-57.5、法学部が47.5-57.5、経済学部は50-52.5となっています。
「常に世界的な視野を持ち、教育の発展及び人類社会への貢献」を教育目標に掲げており、日本企業の社長の出身校は、日本大学が大学全体で1位となっています。
日本大学の卒業生は、マスコミ・芸能界、法曹界、政界、財界、学会、土木・建築界、医師、技術者、アスリートなどの多くの分野で活躍しています。
青木祐奈さんは、日本大学へ入学した2020年8月に、怪我した日から1年が経ち、インスタグラムで次のようにコメントしています。
たくさんの人に支えられて今の自分があることを忘れずに、これから頑張っていきたいと思います。
引用元:Instagram@yuna_skate
新型コロナウィルスの影響で、復帰戦を皆さんの前で披露することは難しく残念ではありますが、試合が少ない分、一試合一試合を大事に楽しんで滑りたいと思います。
皆様もコロナウィルスに気をつけてお過ごしください。
そして、青木祐奈さんは、2020年10月のフィギュアスケート・東京選手権で、左足首骨折を乗り越えて、復帰を果たし、東日本選手権、全日本選手権へと出場をしています。
続いては、青木祐奈さんのフィギュアの経歴を、見ていきたいと思います。
青木祐奈のフィギュアの経歴は?
出典元:Twitter
青木祐奈さんの、これまでの主な経歴をまとめてみましたので、ご覧下さい。
・2014年 プランタン杯 ノービスクラス 優勝
・2014年 アジアフィギュア杯 ノービスクラス 優勝
・2015年 日本スケート連盟フィギュアスケート強化選手に選ばれる
・2015年 チャレンジカップ ノービスクラス 優勝
・2015年 アジアフィギュア杯 ジュニアクラス 優勝
・2016年 ババリアンオープン ジュニアクラス 2位
・2019年 ババリアンオープン 2位
2021年11月現在、青木祐奈さんは、東日本選手権で2位となり、全日本フィギュア選手権へ出場となりました。
続いては、青木祐奈さんを指導するコーチと振付師について、見ていきたいと思います。
青木祐奈のコーチと振付師は誰?
青木祐奈のコーチ:都築章一郎コーチ
出典元:Instagram@yuna_skate
青木祐奈さんのコーチの1人目は、都築章一郎コーチです。
都築章一郎コーチは、元フィギュアスケート選手で、全日本ジュニア選手権3位と優勝の経歴があります。
1963年、日本大学卒業と共に選手を引退し、現在は、フィギュアスケートのコーチを務めています。
指導者に転身した後、都築章一郎コーチは、1964年にフィギュアスケーティングインストラクター協会を設立しています。
また、日本オリンピック委員会指定コーチや、プリンスホテル専任コーチにも就任し、活動していました。
都築章一郎コーチは、これまでに多くの選手の指導を行っていますが、最近では、羽生結弦選手を小学2年生から高校1年まで、指導に当たっています。
青木祐奈さんは、6歳の時から現在まで変わらず、都築章一郎コーチの指導を受けています。
青木祐奈のコーチ兼振付師:都築奈加子コーチ
出典元:jbpress
青木祐奈さんを指導する2人目のコーチは、振付師も兼任する都築奈加子コーチです。
都築奈加子コーチは、都築章一郎コーチの娘で、元フィギュアスケートアイスダンス選手で、アマチュア選手引退後、現在はコーチをしており、国際スケート連盟認定の技術審判員でもあります。
都築奈加子コーチは、5歳からスケートを始め、10歳でアイスダンス競技に取り組み、ロシア、アメリカ、フランスにスケート留学をしてきた経歴をお持ちです。
また、全日本フィギュアスケート選手権で6回の優勝をする、功績を残しています。
いかがでしたでしょうか?
今後も活躍が期待される青木祐奈さんを、引き続き注目していきたいと思います。