1分間の最強を決める総合格闘技イベント『Breaking Down5』が開催され、話題となっていますね。
細川貴之さんは、安保チャンネルのTERUさんから逆指名を受けて、対戦カードが決まりました。
そんな細川貴之さんとは一体どんな人物なのか、気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、ブレイキングダウン5に出場した細川貴之さんについて、ご紹介したいと思います。
細川貴之さんは、大阪府大阪市の出身で、1984年12月14日生まれの現在37歳。
格闘技歴はボクシングが16年あり、第35代日本ウェルター級王者で第32代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者です。
2016年8月には、IBF(国際ボクシング連盟)が細川貴之さんを、IBF世界スーパーウェルター級3位にランクインしています。
細川貴之さんは、2017年4月9日の試合を最後に現役を引退。
2019年からは大阪の北新地で『bar the GORILLA』を経営し、2020年には大阪でパーソナルジム『ソリトレ』を開業しています。
出典元:Instagram@bar_the_gorilla
さらに、細川貴之さんは親交のある、第46代東洋太平洋バンタム級チャンピオンの山本隆寛さんと、YouTubeチャンネル『たかゴリch』を開設し、YouTuberとしても、活動しています。
細川貴之さんは、ブレイキングダウン5のオーディション・Hグループ(ウェルター級)で登場しています。
自分の順番が来る前に、安保チャンネルのTERUさんから、「ボクシングされてますよね?」と話しかけられます。
さらに、TERUさんは「ブレイキングダウンの醍醐味って、1分間でもプロに勝てることだと思っている。正直(細川さんと)やるのは怖いけど、やらして欲しい!」と運営側に訴えます。
細川貴之さんも「やりましょう!」と発し、TERUさんが「お力貸して欲しいっす」と謙虚にいうと、「練習して来いよ!練習して体作ってこい。体絞れてへんぞ!」と細川貴之さん。
さらに、TERUさんは「1分やったら勝てると思ってるんで!」と挑発し、対戦カードが決まりました。
そして、前日の記者会見では気合いの入ったTERUさんが、細川貴之さんに襲い掛かるシーンが見られ、TERUさんは「相手はゴリラなんで、柵から逃亡せえへんように皆見といてください」とコメント。
細川貴之さんも「相手、チンパンジーなんで、ゴリラの方が強いところを見せます」とコメントしています。
Breaking Down5の本戦に出場した細川貴之さんは、TERUさんと対戦し、残念ながら判定0-5で負けてしまいました。
細川貴之さんは試合後のインタビューで、「スッキリしました!TERU君はホンマに実力あった」と、評価していました。
勝利したTERUさんですが、「相手選手の金〇を一発目で当たってしまって、滅茶苦茶痛かったと思うし、それでやっぱり不完全燃焼って感じです」と少し残念そうに話していました。
細川貴之さんは、2017年4月9日に行われた『You will be the campion7』で、ティーラサック・ケーマックスジム戦を最後に、戦績45戦29勝(9KO)11敗5分を残して、現役を引退しています。
引退の理由は、日本王者の時に痛めた右目の状態が悪く、『網膜剝離(もうまくはくり)』となったしまったからだそうです。
『網膜剥離』とは、眼球の内側にある網膜という膜が剥がれ、視力が低下する病気です。
細川貴之さんは高校在学中にプロテストに合格し、2002年12月20日に大阪城ホールで藤本和義さんと対戦し、判定勝ちでデビュー戦を勝利しています。
その後、2014年に第35代日本スーパーウェルター級王者とIBFアジアスーパーウェルター級王者、2015年にOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者となっています。
細川貴之さんは当時引退した心境を、自身のブログに次のように綴っています。
勝ち負けを繰り返し、自分は決して才能ないけど、六島ボクシングジム枝川会長元でボクサーさして貰ってたからやから日本、東洋とIBFアジアベルトを三本巻けてなんでかしらんけど、ラッキーで世界的に層の厚い階級で世界3位までならせてもらえました。
引用元:細川貴之公式ブログ
ボクサー生活16年間あっという間で、ボクシングのおかげで沢山の人に恵まれて応援、サポートしてもらい、会長、トレーナー、先輩、後輩、恵まれてボクシングが出来た事は自分の財産です。
皆さんのお陰で最高のボクシング人生になりました!!
引退するにあたり所属ジムの枝川会長は、「ジム立ち上げからの選手で、引退は寂しいが、子どももいることだから、早く第二の人生に舵を切った方がいい。」と話しています。
そして、細川貴之さんは引退試合を3-0の判定勝ちをおさめ、32歳で引退しています。
出典元:Facebook
細川貴之さんは2014年10月に結婚しており、お嫁さんの名前は香(かおり)さんです。
そして、2015年6月に長女・咲歩ちゃんが誕生しています。
何とプロポーズは、試合後に細川貴之さんから公開プロポーズをしたそうです。
出典元:デイリー
2013年10月14日の『デイリー応援・ノンタイトル10回戦』で、タイ人の世界ランカーを相手に勝ち、リング上で婚約者の近藤香さんに、公開ポロポーズをしています。
細川貴之さんは、リングに上がった香さんに、「結婚してください!」と観衆の前でプロポーズしました。
細川貴之さんは「チャンピオンになって、ゴールインしたい」とコメントしています。
そして、細川貴之さんは2015年11月22日の『デイリー応援・ボクシング・東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチ』で、フィリピン人の王者・デニスロンテに、判定2-1で勝利し東洋太平洋王者となりました。
出典元:デイリー
その時、細川貴之さんはリング上で初めて愛娘の咲歩ちゃんを抱っこし、「娘にはずっとパワーをもらってきた。生活のために勝たなあかんと思っていた」と述べ、家族にも強いパパを見せることができたそうです。
長女の咲歩ちゃんは、今年で7歳になっています。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな細川貴之さんを、引き続き注目していきたいと思います。