朝倉未来が代表を務める、人気の格闘技イベント「ブレイキングダウン」の、第9回大会のオーディション動画が公開されています。
Aグループの中で注目を集めたのは、スパーリングで強烈な蹴りを叩き込み勝利した中岸風太(なかぎし・ふうた)さんです。
そんな中岸風太さんとはいったい何者なのでしょうか?
そこで今回の記事では、
・中岸風太の若い頃
・中岸風太の格闘技の実力
の3つのポイントに沿って、ブレイキングダウン9の本戦に出場する中岸風太さんについて、ご紹介したいと思います。
ブレイキングダウン9の中岸風太は何者?

ブレイキングダウン9のオーディションに出場した中岸風太さんは、石川県金沢市の出身で、1987年9月3日生まれの現在35歳です。
オーディションのAグループ(格闘技経験者/ミドル級)で登場した中岸風太さんは、自己紹介で「バックボーンはボクシングをしていました。WBAとWBCのベルトを1本ずつ獲ってます。新人王の時には細川(貴之)さんと同期で、西軍代表で一緒でした」とアピールしています。
そこにひな檀のにっけん君が「ブレイキングダウンで、飯田さんとほっそんさんのボクサーに負けてるんで、ボクシングのチャンピオンベルト持っている人に興味があるんですけど…。」と対戦を要求。

そこで、中岸風太さんは、にっけん君との本戦対決を巡って、溝口勇児COOが「めちゃくちゃ強い!」と絶賛する、格闘技歴20年のMMAファイターの星野大介さんとスパーリングをすることに。

中岸風太さんはボクサーらしいパンチに加え、破壊力のあるローキックを出し、始終ケージに追い込み判定勝利を収めており、にっけん君の対戦候補となっています。
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中岸風太の若い頃は極真空手!

中岸風太さんは、若い頃、極真空手の強豪だったそうです。
実は中岸、少年時代は極真空手の強豪で、全日本大会などで活躍したトップ選手だったのだ。
引用元:イーファイト
中岸風太さんはその当時、極真会館石川支部に所属しており、当時の支部長の話によると中岸風太さんは今後を期待される選手だったそうです。
しかし、中岸風太さんの父親の強い意向で、ボクシングで世界を目指すこととなり、ボクシングへ転向しています。
小学時代から「カシミボクシングジム」に所属し、数々のベルトを獲り、プロボクシングの興行でスパーリングを行ったりしていました。
その後、金沢市立工業高校へ進学した中岸風太さんは、高校1年生だった2003年にインターハイの出場権を獲得しますが、小中学時代のプロ興行でのスパーリングを理由に、日本アマチュアボクシング連盟から規定違反として出場権を剥奪され、1年間の資格停止処分を受けています。
この処分について、中岸風太さんは2003年9月に、連盟を相手取り東京地裁に提訴し、2006年12月に東京高裁で和解が成立するまで争っていたそうです。
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中岸風太の格闘技の実力は?

中岸風太さんの格闘技の実力は、プロボクシングで34戦25勝(15KO)8敗1分けとなっています。
中岸風太さんは17歳だった2004年にプロデビューをすると、2005年度中日本スーパーバンタム級新人王を獲得しています。
それ以降、WBAオセアニア・ライト級暫定王座、WBCインターナショナル・ライト級王座を獲得。
しかし、2018年12月にOPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義選手のベルトの挑戦しましたが、TKO負けが最後の試合となっています。
ブレイキングダウン9の本戦出場が決まれば、約3年半ぶりの戦いとなります。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな中岸風太さんを、引き続き注目していきたいと思います。