千葉百音さんは、2019年から2年連続全日本選手権に、シニアに混ざって出場した選手です。
現在、フィギュアスケート界の期待のルーキーとして、注目を集めています。
千葉百音さんは、どんな経歴をもつ選手なのか、気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
・千葉百音の出身中学と高校
・千葉百音のコーチは誰?
の3つのポイントに沿って、千葉百音さんのプロフィールを、ご紹介したいと思います。
千葉百音のwikiプロフィール!
出典元:仙台スポーツ
千葉百音さんが、フィギュアスケートを始めたのは4歳の時で、テレビでフィギュアスケートの競技を見て、「楽しそうだな~」と思ったのがきっかけです。
華やかな衣装を着て演技している選手の姿を見て、「ヒラヒラした衣装を自分も着てみたいな」と憧れたそうです。
千葉百音さんは、フィギュアスケートを始めた頃は、「とにかく楽しかった」という記憶しかないと言います。
千葉百音さんは、初めて1年くらいで、小学校に入る前には、既に初歩的な1回転ジャンプはできていたそうですよ。
小学3・4年生になった頃から、「全日本ノービス選手権(12歳以下の大会)に出たい!」という思いが強くなり、更に上を目指そうと決めたと言います。
千葉百音さんは、小学6年生の時に「野辺山合宿」という、全国有望新人発掘合宿に参加しています。
当時は、自分よりも上手な選手がいっぱいいて、張り合えるレベルではないと自覚し、「沢山吸収してやろう!」という意気込みだったそうです。
その結果、楽しみながらスケートができたことで、千葉百音さんは香港で行われた、「アジアンオープントロフィー2017」の、アドバンストノービス日本女子代表に選出されています。
千葉百音の出身中学と高校はどこ?
千葉百音の出身中学
千葉百音さんの出身中学は、宮城県仙台市泉区にある公立の、仙台市立寺岡中学校です。
出典元:スタディピア
千葉百音さんは、中学1年生の時に、東北・北海道ジュニア選手権で初出場で初優勝をしています。
さらに、中学2年生の時は、東日本ジュニア選手権で優勝を果たし、全日本ジュニア選手権で6位となり、全日本選手権に推薦出場する活躍をしています。
とても調子が良かったシーズンでした。ただ、東日本選手権は、たまたま優勝しちゃっとような感じで…。勝てるとは思っていない大会で勝てちゃって、それが逆にいけなかったのかなと(笑)。まだまだ世の中を知らず、考えがあまりところがあったので。
引用元:仙台スポーツ
更に、2020年オランダチャレンジカップ日本代表・ジュニア女子で優勝し、中学3年生で、2大会連続で全日本選手権出場を果たしています。
貴重な国際大会を経験し結果を残した千葉百音さんは、「ヨーロッパは日本と町の景色だとか、習慣とか違うので、生活面も新鮮だった。ちゃんと楽しめたので良かったです。」と振り返っています。
千葉百音さんの中学時代の主な戦績は、次の通りです。
・MGC三菱ガス化学アイスアリーナCUP(ジュニア) 優勝
・東北・北海道選手権 優勝
・東日本ジュニア選手権 優勝
・宮城県中学校総合体育大会 優勝
・全日本選手権 6位
・東北スケート競技選手権 優勝
・チャレンジカップジュニア 優勝
【2020-2021年シーズン】
・東北・北海道選手権 優勝
・東日本選手権ジュニア 2位
・宮城県中学校スケート競技大会 優勝
千葉百音の高校
千葉百音さんが現在通っている高校は、宮城県仙台市にある私立の、東北高等学校です。
出典元:東北高等学校
小松島キャンパスには「創進」「文理」「文教」コース、泉キャンパスには「文教」「スポーツ」「総合」コースがあります。
東北高等学校の偏差値は39-58となっており、硬式野球部は甲子園出場の常連校です。
東北高等学校出身の有名人には、フィギュアスケートの羽生結弦選手や荒川静香選手、ダルビッシュ有選手、プロゴルファーの宮里藍さんなど、多数のスポーツ選手を輩出しています。
千葉百音さんは、高校に入学してから、平日は放課後以外でも、特欠扱いで練習時間を確保させてもらい、月曜日と木曜日は朝6時から朝練もしており、土日も含め毎日練習をしているそうです。
また、競技と勉強を両立させるために、学校の休み時間には宿題は全部終わらせ、勉強のことは全て学校で済ませるように心掛けていると言います。
東北高校の先輩には羽生結弦選手がいますが、千葉百音さんにとっては「遊んでくれるお兄ちゃんみたいな存在」だと言います。
千葉百音さんがまだ幼稚園児で練習を始めた頃、羽生結弦選手の練習がちょうど終わるタイミングで、よく遊びに付き合ってくれていたそうです。
2019年の全日本選手権で羽生結弦選手と再会でき、昔みたいに接してくれたそうで、「覚えてくれてたんだ」とホッとしたと話しています。
高校3年間の目標について質問された千葉百音さんは、
今年こそ、全日本ジュニア選手権では表彰台に乗りたいです。あとはこれまでもそうでしたが、大きな大会の決勝になると本来の力を発揮せずにいるので、予選のときと同じように、周りを気にせずに自分の演技ができるようになりたいですね。
引用元:仙台スポーツ
2021-2020年シーズンの千葉百音さんの主な戦績は、次の通りです。
・七夕杯(ジュニア) 優勝
・東北・北海道選手権(ジュニア) 優勝
千葉百音のコーチはどんな人?
出典元:NumberWeb
千葉百音さんを指導するコーチは、田中総司コーチです。
田中総司コーチは、宮城県出身の元フィギュアスケート選手です。
現在は、プロフィギュアスケート選手として、八木沼純子さんが率いるプリンスホテル主催のプリンスアイスワールドチームの一員として活躍をしています。
アマチュア現役時代は、ISUジュニアグランプリで優勝2回や、全日本ジュニア選手権優勝の経験をお持ちです。
田中総司コーチは、羽生結弦選手の中学・高校時代に、ジャンプ指導に関わった経歴があります。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々の活躍が期待される千葉百音さんを、引き続き注目していきたいと思います。