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10月27日に東京・新宿区のガールズバーで、18歳の女性店員を刃物で切り付け、殺人未遂の現行犯逮捕された千明博行（ちぎら・ひろゆき）容疑者。
被害者の谷澤優奈さんは大量出血をしており、搬送先の病院で死亡が確認されました。
その千明博行容疑者とはいったい何者なのでしょうか。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、千明博行容疑者についてご紹介したいと思います。
千明博行容疑者は49歳で、群馬県渋川市白井に住んでおり、職業不詳と報じられていますが、SNSなどは特定されていません。
千明博行容疑者の自宅から犯行現場となった、新橋3丁目のガールズバーまでは電車で約3時間、車で2時間弱のかかりますが、常連客だったようです。
千明博行容疑者は群馬で両親と暮らしており、実家の農作業の手伝いと株などで生計を立てていたとか。
近隣住民の話では、千明博行容疑者は母親の帰りが少しでも遅いと心配するような男で、自身も病気を抱えながら、体の不自由な父親のために買い物や病院へ送り迎えもしていたそうです。
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千明博行容疑者は高校卒業後に上京し、司法書士を目指して都内の法科専門学校司法書士学科に通っていました。
その当時の千明博行容疑者を知る男性は、「当時からロン毛で黒色が好きなオタク風の見た目だが、千原ジュニア似の細身で瞼は一重で、目立たないタイプだった。」と話しています。
ただ、都内で家賃10万円の優雅なマンションで、バイトもせず仕送りで生活しており、周りの生徒は陰で“ぼっちゃん”と呼んでいて、時計は金無垢のロレックスで、成人式にはクリスチャンディオールのスーツを着ていたと言います。
それでも千原は社交性は乏しく、酒やたばこ、夜遊びもせず、当時は女性にそんなに興味がある感じではなく、口下手で無口な田舎から出て来た素朴なお兄ちゃんだったそうです。
しかし、その一方で沸点が低く突然切れることがあり、自分が嫌いになった人はとことん嫌いになるタイプとのことです。
犯行動機についてはまだ明らかになっていませんが、千明博行容疑者が「予め持ってきたナイフで刺した」と話しており、計画的な犯行であった可能性が高いです。
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千明博行容疑者の犯行現場のガールズバーは、港区新橋3丁目にある『JJはなれ』です。
ガールズバー『JJはなれ』は、JR新橋駅から西に約300メートル離れた繁華街にある雑居ビルの1階にあり、新橋で唯一24時間開いているガールズバーのようです。
『JJはなれ』の店内は、可愛らしい制服を着た女性スタッフが接客し、ドリンク飲み放題やカラオケ無料、ダーツ無料などのサービスが提供されています。
関係者によると、このお店は比較的いい客が集まる場所で、30代前後の客が多く、普段は平日の午前9時前後からカラオケを楽しむ人たちで賑やかで、従業員も若い人が多く、今どきの子が集まる店とのことです。
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千明博行容疑者と被害者の谷澤優奈さんは、事件前から金銭トラブルがあったようです。
千明博行容疑者は少し前から店に通う常連客で、関係者によると、谷澤優奈さんに執着する様子が見られたそうです。
千明博行容疑者は、10月26日午後11時頃に客として来店して6時間ほど滞在し、谷澤優奈さんが1対1で接客をしていたそうです。
そして、27日早朝、店内には他の客もいましたが、千明博行容疑者はカバンから刃渡り10cmの刃物を取り出して、谷澤優奈さんの首付近を切りつけました。
千明博行容疑者は突然カウンターの中に回り込み、谷澤優奈さんに馬乗りになって複数回刺していたことが後に判明しています。
谷澤優奈さんは意識不明の重体で、救急車に乗せられ心臓マッサージを受けていましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
千明博行容疑者は殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、「自分で持ってきたナイフで刺したことは間違いない。」と容疑を認めています。
捜査関係者の話によると、谷澤優奈さんは今年10月上旬に警視庁に「マッチングアプリで知り合った男性から、お金を盗まれた」と相談しており、その男性が千明博行容疑者と見られています。
被害者の谷澤優奈さんは、18歳と若いにも関わらず落ち着いた接客をし、音楽が好きで、バンドをやっていたとのことです。
警視庁は殺人容疑に切り替えて、詳しい経緯を調べているとのことです。
いかがでしたでしょうか？
この事件の動向を引き続き注目していきたいと思います。