30年前の石田ひかりさんが主演のドラマ『悪女(わる)』が、再ドラマ化されることになりましたね。
ドラマ『悪女(わる)』は、日本のお仕事を明るくする、ラブ・ジョブ・エンターテイメントとなっている作品です。
そんな2022年版のドラマ『悪女(わる)』のキャストは誰なのか、どんなストーリーなのか、気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
・ドラマ悪女のあらすじ・原作
・ドラマ悪女の放送日
の3つのポイントに沿って、2022年版ドラマ悪女のキャスト・あらすじ・原作・放送日について、ご紹介したいと思います。
目次/もくじ
【2022年】ドラマ悪女の最新キャスト!

2022年度版のドラマ『悪女(わる)』の最新キャストは、次の通りです。
・峰岸雪(みねぎし・ゆき)役:江口のりこ
・小野忠(おの・ただし)役:鈴木伸之
・山瀬修(やませ・おさむ)役:高橋文哉
・T・Oさん役:向井理
・村松カンナ(むらまつ・かんな)役:あかせあかり
・梨田友子(なしだ・ともこ)役:石橋静河
・川端光役:近藤春菜
*他のキャストは未定
それでは、キャストの皆さんを詳しくご紹介していきましょう。
田中麻理鈴役:今田美桜
出典元:Instagram@imada_mio
三流の大学を四流の成績で卒業した、ポンコツだけど型破りな新入社員・田中麻理鈴役を演じるのは、女優でタレントの今田美桜さんです。
田中麻理鈴という一度聞いたら忘れない名前をもつ彼女は、運よく大手IT企業に就職します。
配属先は備品管理課という超がつく窓際部署で、同じ課の先輩で正体不明のクールな根岸雪から、「あなた、出世したくない?」と言われた言葉をきっかけに、会社人生が大きく変化していきます。
田中麻理鈴は、大食い&酒豪でお調子者の上に、他人の悪意に対して異常に鈍感で、気付けば彼女のために一役買おうと人に思わせる特技の持ち主です。
田中麻理鈴を演じる今田美桜さんは、高校2年生の時にスカウトされモデル事務所に所属しており、福岡の小倉駅に貼られてた今田美桜さんのポスターを、今の所属事務所の社長の目に留まり、19歳の時にスカウトされています。
今田美桜さんの主な作品は、テレビドラマ『花のち晴れ~花男 NEXT SEASON~』や『おかえりモネ』、映画『東京リベンジャーズ』や『ヲタクに恋は難しい』などがあります。
今田美桜さんは、現在、映画・テレビドラマ・CM・バラエティー番組など、多方面で活躍しており、2022年の「第45回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞しています。
峰岸雪役:江口のりこ

田中麻理鈴と同じ備品管理課の先輩の根岸雪役を演じるのは、女優の江口のりこさんです。
根岸雪はじっと大人しく仕事をしている謎の女性ですが、田中麻理鈴の可能性に気づき、時に優しく、時に冷たく出世の手助けをしていきます。
そして、奮闘していく田中麻理鈴を見ているうちに、根岸雪もまた眠っていた野望に火がつき、自身も変化していきます。
そんな根岸雪を演じる江口のりこさんは、高校に進学せずアルバイト生活を送り、映画館へ足繫く通ううちに映画女優を志すようになり、劇団東京乾電池のオーディションを受け入団し、2002年に映画デビューをしています。
江口のりこさんの主な作品は、テレビドラマ『ソロ活女子のススメ』や『SUPER RICH』、映画『君が世界のはじまり』や『仮面病棟』などの他、多数の作品に出演。
江口のりこさんは、これまでに2020年の第44回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞と、2021年のエランドール賞の新人賞を受賞しています。
★江口のりこさんにかんするその他の記事は、こちらをご覧下さい。
続いては、小野忠役のキャストをご紹介します。
小野忠役:鈴木伸之

鈴木麻理鈴や峰岸雪らが働くIT企業の株式会社オウミで、将来が期待される超がつくほど程のエリート社員・小野忠役を演じるのは、俳優の鈴木伸之さんです。
小野忠は、上司からも期待され、出世街道まっしぐらな入社9年目の社員で、出世欲があり、社内政治にも詳しいが、その反面、仕事ができない人間を毛嫌いし、男尊女卑の感覚を未だに持っている人物。
小野忠は鈴木麻理鈴と相性が悪く、真正面からぶつかることが多いキャラクターです。
鈴木伸之さんは、2010年8月の「第3回劇団EXILEオーディション」に合格し、俳優として活動を始めています。
2019年6月に鈴木伸之さんは、劇団EXILEの八木将康さんとペアを組み、「1分間で最も多く箸でマシュマロをキャッチした回数」の、ギネス世界記録を更新しています。
出典元:TOKYO HEADLINE
鈴木伸之さんは現在、ドラマ『ケイ×ヤク ーあぶない相棒ー』や、映画『劇場版ラジエーションハウス』(2022年4月公開)などの出演しており、舞台・テレビドラマ・映画など幅広く活動しています。
山瀬修役:高橋文哉
出典元:Yahooニュース
鈴木麻理鈴が務める会社で掃除のアルバイトとして働く山瀬修役を演じるのは、俳優でモデルの高橋文哉(たかはし・ふみや)さんです。
山瀬修は、名前を覚えてくれた鈴木麻理鈴に好意を持ち、彼女がピンチの時に助けてくれる存在で、会社のことも詳しく、鈴木麻理鈴曰く“お掃除探偵”という役どころです。
高橋文哉さんは、2017年6月の「男子高生ミスターコン2017」にエントリーし、同年12月24日に応募数1万人の中からグランプリに選ばれました。
2018年4月放送の日本テレビの『得する人損する人』で地上波に初出演し、2019年9月からの『仮面ライダーゼロワン』では、飛電或人/仮面ライダーゼロワン役で主演を務めました。
高橋文哉さんは、2022年2月9日に「第31回TV LIFE年間ドラマ大賞 新人賞」で、テレビドラマ賞を初受賞しています。
T・Oさん役:向井理
出典元:エンタメovo
鈴木麻理鈴が一目惚れをした運命の人物のT・Oさん役を演じるのは、俳優の向井理(むかい・おさむ)さんです。
T・Oさんは、鈴木麻理鈴たちと同じ会社の社員ですが、イニシャルがT・Oであることしか分からない、謎の多い存在です。
向井理さんは、東京の表参道でバーテンダーをしていた時、「イケメン」として取材を受けた写真が雑誌に掲載され、その雑誌の写真を見たホリ・エージェンシーの女性マネージャーにスカウトされ、芸能界入りをしています。
向井理さんは、2006年のCM『ミニッツメイド』で、芸能界デビューをしています。
向井理さん出演の主な作品には、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』やドラマ『わたし、定時で帰ります。』、映画『ウェディングハイ』や『引っ越し大名!』などがあります。
出典元:NHK
連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』では、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演男優賞や、TVnaviドラマ・オブ・ザ・イヤー2010で、最優秀助演男優賞を受賞しています。
ドラマ『わたし、定時で帰ります。』では、コンフィデンスアワード・ドラマ賞で助演男優賞を受賞しています。
村松カンナ役:あかせあかり
出典元:ナタリー
居酒屋・タイチ炉の店員の村松カンナ役を演じるのは、コスプレイヤーのあかせあかりさんです。
村松カンナは、ちゃきちゃきの江戸っ子で見せの看板娘で、田中麻理鈴もお気に入りのお店で、通うにつれて馴染みになっていきます。
あかせあかりさんは、高校卒業後からコスプレイヤーとして活動し、再現度の高さから「2.2次元コスプレイヤー」と呼ばれています。
また、あかせあかりさんは、2020年に『週刊プレイボーイ』で、グラビアアイドルとしてデビューしています。
あかせあかりさんの主な出演作品は、テレビドラマ『リコカツ』(第6話)や『顔だけ先生』、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(第1話)などがあります。
梨田友子役:石橋静河
出典元:トーキョー女子映画部
マーケティング部のリサーチチームに所属する梨田友子役を演じるのは、女優の石橋静河(いしばし・しずか)さんです。
梨田友子は、アクセサリーも付けず、化粧気もない地味なファッションに身を包んでおり、「仕事はお金を稼ぐ作業」と割り切っている倹約家で、不安のない老後が目標という役どころです。
石橋静河さんは、元々コンテンポラリーダンサーとして活動していましたが、演劇の面白さを知り、「芝居をやってみては」と事務所から声をかけられて、2015年から女優としても活動をしています。
石橋静河さんの主な出演作品には、テレビドラマ『東京ラブストーリー』や『この恋あたためますか』、映画『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『あのこは貴族』などがあります。
石橋静河さんはこれまでに、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞やブルーリボン賞新人賞など、11回の受賞歴があります。
川端光役:近藤春菜
出典元:女子SPA!
鈴木伸之さん演じる小野忠の同期で、巨大IT企業オウミのサイト「Oh!MIX」などを手掛ける、優秀な女性エンジニア・川端光役を演じるのは、ハリセンボンの近藤春菜さんです。
川端光は、エンジニア部は男性ばかりの職場なため、目立たないように女性らしい服装を控えてますが、次第に男性的で機能的な服装を好むようになります。
小野忠の男尊女卑的な考え方に違和感をもつものの、特に意見を言うことなく、自分の仕事さえ上手くうけばいいと波風を立てないタイプです。
近藤春菜さんは、お笑いコンビ『ハリセンボン』のツッコミ担当です。
ハリセンボンは、2003年5月の結成され、2004年にデビューをしています。
近藤春菜さんは2016年3月から2021年3月まで、日本テレビの朝の情報番組『スッキリ』のサブMCを務めていました。
近藤春菜さんの主な出演作品には、大河ドラマ『西郷どん』や、映画『HERO』、CM「サントリー『トリスハイボール缶』」などがあります。
続いては、ドラマ『悪女(わる)』のあらすじと原作を、見ていきたいと思います。
ドラマ悪女のあらすじと原作は?
ドラマ悪女のあらすじ
出典元:Twitter
落ちこぼれ新入社員の田中麻理鈴は、落としたコンパクトを拾ってくれた男性社員のT.Oさんに一目惚れし、その男性社員を探し始めます。
同時に同じ部署の先輩の峰岸雪から、出世するための指導を受け、様々な部署やプロジェクトチームへ異動していきます。
田中麻理鈴は、行く先々で学歴や性別での偏見やいじめ、仕事上の困難な課題に直面します。
しかし、一目ぼれしたT.Oさんに会いたい気持ちをバネに、持ち前の根性と明るさで様々な困難に立ち向かっていきます。
そんな田中麻理鈴の熱意は、上司や同僚、周囲の人々に影響を与え、自身も成長していきます。
そして、同じプロジェクトのチーフである小野忠の情報で、T.Oさんは田村収であることが分かります。
田中麻理鈴は、T.Oさんに相応しい女性になりたいと、懸命に仕事に取り組んでいくというストーリーです。
ドラマ悪女の原作
出典元:ブックライブ
ドラマ『悪女』の原作は、深見じゅんさんによる日本の漫画作品で、1988年から1997年まで『BE・LOVE』(講談社)に連載されていました。
男女雇用均等法以前の旧態依然とした商社・近江物産を舞台に、男性優位が当たり前だった労働環境の中、現状を打破し成長していく田中麻理鈴の姿に、現在の20代~30代の女性に支持されています。
連載完結から25年経っても人気は衰えず、累計710万部を突破し、今も電子書籍で若い世代に受け入れられ、読み続けられている作品です。
深見じゅんさんは『悪女』で、第15回講談社漫画賞一般部門を受賞しています。
深見じゅんさんは、1971年に『週刊セブンティーン』に掲載の『17歳の裸婦像』でデビューをしています。
1980年代以降、レディースコミックに進出し、『BE・LOVE』(講談社)や『YOU』(集英社)で活躍しています。

深見じゅんさんの代表作には、他にドラマ化された『ぽっかぽか』や、『くるみ』があります。
深見じゅんさんのプロフィールは次の通りです。
ドラマ悪女の放送日はいつ?
ドラマ悪女の放送日

2022年版のドラマ『悪女』の初回放送日は、2022年4月13日スタートで、毎週水曜日22時からです。
初回放送のみ、21:54スタートとなっています。
放送チャンネル:日本テレビ系列
放送期間:2022年4月~
放送時間:水曜日・22:00~23:00
脚本:後藤法子・松島瑠璃子
演出:南雲聖一・内田秀実・山田信義
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:諸田景子・小田玲奈・大塚英治・平井十和子
ドラマ悪女の主題歌
出典元:Yahooニュース
ドラマ『悪女』の主題歌は、韓国人歌手のJ-JUN with XIA(JUNSU)の『六等星』です。
J-JUN with XIA(JUNSU)の読み方は、ジェジュン・ウィズ・シア(ジュンス)で、ジェジュンとジュンスが一緒にテレビで歌唱したのは、2010年12月の韓国のKBSの番組が最後です。
今回、11年3か月ぶりにタッグを組むことになりました。
『六等星』は、働く人への応援歌で、タイトルの意味は「肉眼でも見える最も暗い星のこと」を指しています。