“元伝説のキャバ嬢”として知られる、タレントのエンリケ(本名:佐野理恵)さん。
現在、実業家として活躍するエンリケさんですが、キャバ嬢時代には4日で5億円を叩き出すまでに至っています。
そんなエンリケさんはどんなキャバ嬢時代だったのか、気になりますよね。
そこで今回の記事では、
・エンリケのラッパ飲み
・エンリケの人気の理由
の3つのポイントに沿って、エンリケさんのキャバ嬢時代について、ご紹介したいと思います。
エンリケのキャバ嬢時代!

エンリケさんがキャバクラの仕事を始めたのは、キャバクラで働いていた中学時代の先輩から、「休みたいから代わりに行って」と言われて、仕方なく行ったのがきっかけでした。
人とのコミュニケーションが苦手で、お酒の作り方も知らなかったエンリケさんは、正直向いてないなと思ったそうです。
中学を卒業してから、ずっと時給800円のアルバイトで稼いでいたエンリケさんは、キャバクラの最初の時給が1500円と知って、「1500円ももらえるのー!」とビックリしたといいます。
そして、名古屋・栄のキャバクラで本格的に働き始めたエンリケさんは、下積み時代には悔しい思いも沢山してきたそうです。
最初のお店はキャバ嬢が40人ほどいる大きなお店で、スタッフ用のトイレには1位から最下位まで、全員の名前が張り出されていたとか。
良い時でも真ん中くらいだったエンリケさんは、同期の女の子に「私、えりちゃんに負けたら絶対終わりやわ」と言われ、今でも忘れられない言葉だといいます。
それが悔しくて、「絶対、抜いたる!」と思い、いつも「どうしたら越せるんだろう」と考えていたとか。
その後、その女の子もずっとキャバ嬢を続けていて、10年越しに胸を張って「どうよ!」と言ったら、「もうかなわんわ~。今のえりちゃん越せるのは、全国でもきっついよ~」と言われたといいます。
22歳の時に、名古屋・錦にある『アールズカフェ』で働くようになり、働きながら愛知県立旭陵高等学校へ通っていました。
その後、東海No.1キャバ嬢となったエンリケさんは、自身の生誕祭イベントでは3日間で2億5000万円を売り上げています。

そんなエンリケさんはSNSで、「2019年11月30日をもって、エンリケは夜の業界を引退することになりました。」と、発表しています。
エンリケさんは引退の理由を、次のように綴っています。
かれこれキャバクラを始めて13年経ちました。売れない時代の方が長く苦労しました。でも遅咲きではありましたが、ずっと諦めず自分を信じてここまでこれて後悔ないです。全てをやりきりました。このお仕事をやめたい、今日出勤したくないと思った事は13年間1度もありません。本当にこのお仕事が大好きで正直、凄く寂しいです。ですが『エンリケ』という名前がキャバクラ業界で名前が残るよう、皆さんの存在に残り続けたい、そんな思いで1番い最高の状態での引き際を決断しました。最後まで自分のプライドを守ります。だらだら引きずるつもりはありません。夜の業界には二度と戻りません。
引用元:モデルプレス
13年間働いた『アールズカフェ』では、2019年11月30日の引退までに、東海地区で指名数・来客数ともにナンバーワンを8年間続けて来ました。

エンリケさんが引退する際には、4日間に渡る引退イベントが行われ、1000本の高級シャンパンに15本のシャンパンタワー、4日間で700人が来店するなど豪華絢爛で、売上は5億円にのぼっています。
常連客の中には、これまでにシャンパンタワーに1000万円、つぎ込んだお金は2億円と、エンリケさんのために桁違いな額を、惜しみなくつぎ込むお客さんもいたそうです。
エンリケはラッパ飲みでバズった!?

エンリケさんはキャバ嬢として働き始めた当初、天真爛漫な性格を隠し、猫をかぶって接客していたそうです。
しかし、お客さんからアドバイスを受け、少しずつ頭角を現したエンリケさんは、お酒をラッパ飲みする「直ビン」の写真を、「かかってこんか~」の言葉とともに、ブログにアップ。
すると、その姿を見たいという、名古屋中からのお客さんが集まり始めたそうです。
しかし、投稿した写真は実際は飲んでなかったのですが、思い切ってやってみたところ、「いけました」と飲めたため、1本10万円でリクエストに乗ることに。
さらに、エンリケさんの直ビンの動画が出回ったことで依頼が激増し、銀座のママなど同業者までわざわざ見に来るほど話題となったそうです。
しかし、直ビンし続けていたら身がもたないため、依頼を減らすために1本100万円に値上げをしますが、リクエストはやまず、最終的には1000万円にしてもオーダーが入っていたとか。

結果、エンリケさんは月収が6800万円にまで、跳ね上がったそうです。
エンリケさんの直ビンは有名となり、全国各地から客が訪れ、中には政治家やIT社長もいたといいます。
さらに、エンリケさんは、皇族や各国の大使のほか、各省庁から推薦を受けた人たちが招待される「桜を見る会」にも、キャバ嬢としては初めて招待されています。
そして、名古屋のキャバクラ業界にもシャンパン文化が浸透し、今でもエンリケさんはキャバクラ界隈の人から感謝されているそうです。
エンリケはなぜ人気だったの?

エンリケさんはキャバ嬢時代、インスタグラムのフォローワー数は56万人を超え、全国放送のTVにも多数出演し、週7日勤務をこなすド根性キャバ嬢でした。
エンリケさんが人気だった理由は、素の自分を出すようにしてから、売れ始めたそうです。
売れてなかった時は猫被ってて、大人の雰囲気のお店ということもあって、全然はしゃげなかったとか。
指名してくれるお客さんから、「素を出してみたら」というアドバイスをもらい、徐々に素の自分を出し、他のお客さんから勧められたこともやってみたら、気付いたらナンバー1になっていたそうです。
また、エンリケさんは会話術も磨いてきたといい、面白く会話する人と一緒にいて、その人の会話のエッセンスを取り入れて来たそうです。
その人から『エンリケ』という名前をつけてもらい、5年ほど付き合っていたと言います。
さらに、エンリケさんは、「名古屋のキャバ嬢の売りは、大阪とは違う笑かしの要素」だと語っています。
ド派手な髪型とドレスを着ているのは、着飾ることが目的ではなく、お客さんとのコミュニケーションのためで、敢えて“ツッコミ待ち”をしているんだとか。
また、容姿だけド派手を狙うのではなく、“気配りの鬼”と言われる程、エンリケさんは周囲に目を見張らせ、お客さんの会計待ちがないように、ササッと伝票を持って会計を済ませるようにしてきたそうです。
エンリケさん曰く、お金より信頼を大事にすることが、人気がでた理由だと話しています。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうなエンリケさんを、引き続き注目していきたいと思います。