昨年7月に初当選して以来、国会の欠席を続けている、NHK党のガーシー（東谷義和・ひがしたに よしかず）氏。
ガーシー氏は、3月8日に初登院して議場での陳謝に応じると表明しています。
そんなガーシー氏が逮捕間近という噂があるようです。
そこで今回の記事では、
・ガーシーを訴えた著名人
・ガーシーが帰国しない理由
の3つのポイントに沿って、ガーシー氏についてご紹介したいと思います。
ガーシーは逮捕間近は本当!?
ガーシー氏の逮捕が間近に迫っていると噂されています。
今年1月11日に警視庁は、複数の著名人を脅迫・中傷した疑いで、名誉棄損、暴力行為法違反、威力業務妨害などの容疑で、ガーシー氏の関係各所を家宅捜索しています。
警視庁は複数の著名人らから告訴状を受理しており、ガーシー氏に任意の事情聴取を要請しています。
しかし、ガーシー氏は「帰国すれば逮捕される」と主張し、ドバイに滞在したまま国会に登院していませんでした。
ガーシー氏は、2月28日のSNSのライブ配信で、参議院本会議で決まった「議場での陳謝」の処分を受け入れるとするも、一方で「あからさまに俺を逮捕しようとする動きを警察がみせている」と不法逮捕の可能性があると主張。
「どうしようもなく手の打ちようが無いとなったら、“逃げた”と言われるかもしれないが帰国しない」と発言しています。
しかし、報道番組『ウェークアップ』に出演した若狭勝弁護士によると、「ガーシーが警視庁の事情聴取に応じない場合は逮捕の可能性がある」と指摘。
さらに「取り調べに応じない、あるいは国会の陳謝後すぐにドバイに戻るとなると、その段階で逮捕が具体的になる」としています。
国会議員には、「不逮捕特権」という国会期間中は逮捕されないという権利がありますが、それは手続きを取れば逮捕できるとか。
ガーシー氏が国会での陳謝後に即出国することは、国会の許可が必要となるため不可能のようです。
万一、帰国しない場合は「パスポートの発給禁止」により強制送還になる可能性もあり、逮捕される可能性が高くなっている状況と言えますね。
【2023年3月17日追記】
3月15日に参院本会議で除名処分になったガーシー氏は、著名人を中傷したとして、警視庁が3月16日に暴力行為処罰法違反（常習的脅迫）や名誉棄損などの疑いで、逮捕状を請求したと報じられました。
警察は、外務省に旅券返納命令を求め、国際手配に向けた手続きを進める方針です。
これに対しガーシー氏はSNSを配信し、「一生帰国しないことを覚悟しました。すごい国ですわ。名誉棄損で国際手配をかけるのは日本くらい」と語っています。
さらに、「よっぽど俺のこと潰したいんやな。むりやり除名させた後に、いきなり逮捕って。国と警察が一緒になっている。意味が分からない。大犯罪者みたい。ルフィの事件とか解決せえよ。インターポールなんてルパン三世しか聞いたことない」と皮肉っています。
旅券返納命令については「パスポートはなくてもいい。もう日本に帰らんから。お引越しをします。引っ越し先は誰にも言わない。石橋を叩きまくって生きなアカン」と今後の逃亡生活を示唆しています。
今後のガーシー氏の逃亡先は不明ですが、「犯罪人引渡条約」を締結しているアメリカや韓国に向かう可能性は低いと見られています。
しかし、「ルフィ事件」のように条約を締結していなくても、相手国の判断によって身柄が引き渡される可能性はあるそうです。
ガーシーを訴えた著名人は誰？
2023年1月15日の『女性セブン』によると、ガーシー氏を実際に訴えたのは、地上波連ドラの主演を複数回務めたトップ俳優や実業家、IT企業が法人として提出したとしています。
これまでに、ガーシーの暴露により「法的手続きを取る」と公表していたのが、新田真剣佑（あらた・まっけんゆう）さん、綾野剛（あやの・ごう）さん、エイベックス社長の松浦勝人（まつうら・まさと）さんです。
その中でガーシー氏は、訴えている人の1人は「綾野剛」であるとバラしたとか。
ガーシー氏は2月8日に、オンラインサロンやインスタグラムの生配信で、綾野剛さんの名前を出していたそうです。
ガーシー氏は「剛、ちゃんと分かっとけよ、裁判するということは、裁判所に出て来て、テレビカメラの前で俺とケンカせなあかんということ。名誉棄損というなら名誉棄損で訴え返すからな。ケンカ売ってきたんだから買うたるよ」と戦闘モード。
ガーシー氏の弁護士が「さらなる名誉棄損等はやらないで」と釘を刺したとか。
また、新田真剣佑さんについては、ガーシー氏曰く新田真剣佑さんの弁護士を通じて「今後、ガーシーさんと揉めることはない」と伝達されているそうです。
ガーシー氏を訴えた人の1人は、綾野剛さんで確定ですね。
【2023年3月17日追記】
3月17日のFRIDAYの記事では、次のように報じています。
俳優・綾野剛やドワンゴ創業者の川上量生氏、ジュエリーデザイナーの福谷公男氏らをSNS上で脅した嫌疑がかけられ、警視庁から任意の事情聴取を要請されていた。
引用元：FRIDAY
この記事から、ガーシー氏を訴えたのは、綾野剛さん、川上量生さん、福谷公男さんの3名のようです。
ガーシーが帰国しない本当の理由！
ガーシー氏は「国民全員に謝らなければならない」と帰国して陳謝すると言うも、帰国をためらっているそうです。
また、ガーシー氏の知人や友人は「帰国しないだろう」と口を揃えて答えており、NHK党の立花党首も「ガーシー自ら発信しているように、帰ってこない可能性を示唆している」としています。
考えられる理由として、
・動画配信のほうが儲かる
・闇の力への恐怖
と言われています。
ガーシー氏が帰国しない理由は、先述の通り逮捕を恐れているからで、帰国に向けてチケットは抑えているものの、ボディーガードを引き連れて帰ろうと思っているほどだとか。
また、当選後も国会に登院せず動画配信ばかりしてきたガーシー氏は、国会議員ではなく動画配信が本業になっています。
ガーシー氏の元には、毎日、何十件ものタレコミがあり、ZOOMで情報提供者と話をしているとか。
今は公人のため芸能系のタレコミは極力セーブしていますが、もし処分され一般人に戻った際には、芸能ネタをドンドン出す可能性があり、そうなるともっと稼ぎが増えるため、側近たちは議員より儲かる配信者としての活動を勧めているそうです。
そして、ガーシー氏が本当に恐れているのは、警察ではなく「闇の力」のようです。
医師でYouTuberの麻生泰氏のYouTubeチャンネルにゲストで出演したガーシー氏は、「安倍さんのこと（襲撃事件）もあって、愉快犯を含めて、俺のことを何かしようと思っているヤツも出て来るやろうなって。ぶっちゃけめちゃくちゃ怖いです」と話しています。
ガーシー氏の暴露の件で憤怒した芸能界は、“闇の力”を使ってガーシー氏の生命を取ろうとしているという情報もあるようです。
ガーシー氏はそのことに怯え、安全が確保できるドバイから帰国したくないというのが真相だと言われています。
3月7日にガーシー氏は、8日に予定されている「議場での陳謝」に向けて帰国しないと表明しました。
理由については、「警察当局も含め、まだ見えない部分が少し多すぎるので。答えが出てない部分が多すぎるので、その辺もキッチリ出てからじゃないと、帰国できないという決断になりました」としています。
さらに、ガーシー氏は現在トルコに滞在し、大震災の被災地を訪問する予定で、「惨状を見た上で、自分ができることを少しでもやってから帰りたい」と述べています。
また、歳費については、「歳費はすべてN党にお預けします。僕自身受け取る気はないです。税金泥棒と言われたくないので、歳費を戻しますし、それでひとまず憂いが一つでも消えれば少しは怒りもおさまるのかなと思っています」と説明。
続けて「国会議員としての仕事は、日本に帰ってからしようと思います」と意向を伝えています。
これを受けて、尾辻参院議長は、さらなる処分を検討するよう懲罰委員会に付託すると宣言しており、来週にもガーシー氏は、国会議員の資格を失う「除名」の処分が科せられる見通しだそうです。
【2023年3月15日追記】
参院懲罰委員会は3月14日に、国会に一度も登院していない政治家女子48党（旧NHK党）のガーシー氏に対して、最も重い懲罰の「除名」を科すことを全会一致で決めました。
3月15日の参院本会議で3分の2以上が賛成すれば除名が正式に決まり、ガーシー氏は約7カ月半で議員資格を失うことになります。
そして、3月15日の参院本会議で、議員資格を失う『除名』の懲罰が可決、決定しました。
『除名』の処分は72年ぶりだそうで、国会欠席を理由とした除名は初だそうです。
★ガーシー容疑者と共に逮捕状が請求されている池田俊輔容疑者に関する記事は、こちらをご覧ください。
★ガーシーさんの正体に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうなガーシー氏を、引き続き注目していきたいと思います。