米プロバスケットボールNBAのウィザーズから、超人気球団のレーカーズに電撃移籍した八村塁(はちむら・るい)さん。
レイカーズが全米から注目されるチームとあって、八村塁さんへの注目度が急上昇しています。
そんな八村塁さんの年俸が26億円に爆騰すると見られています。
そこで今回の記事では、
・八村塁の移籍の理由
・八村塁の海外の反応
の3つのポイントに沿って、八村塁さんについてご紹介したいと思います。
八村塁の年俸は26億円!?

八村塁さんがウィザーズと契約していた今季の年俸は、626万3188ドル(約8億1420万円)でした。
しかし、米メディア『ヤフースポーツ』では「レイカーズで優れた選手ということを証明し、プレーオフでもその存在感を示せば彼の価値は(複数年契約で)平均年俸2000万ドル(約26億円)にまで伸びるのでは」と予測しています。
八村塁さんの年俸の水位は次の通りです。(US$1=¥120)
●2019/2020(ウィザーズ) US$4,469,160(約5億3629万9200円)
●2020/2021(ウィザーズ) US$4,692,840(約5億6314万0800円)
●2021/2022(ウィザーズ) US$4,916,160(約5億8993万9200円)
●2022/2023(レイカーズ) US$8,486,619 (約10億1839万4280円)
八村塁さんは、宮城県の明成高等学校でウィンターカップ三連覇を成し遂げた後、アメリカのゴンザガ大学へ進学しました。

2019年のNBAドラフトにエントリーを表明し、2019年6月20日にワシントン・ウィザーズから一巡目9位指名を受けています。
日本人でNBAドラフト指名を受けたのは岡山恭崇選手以来で、一巡目指名は初の快挙となりました。

さらに、同年6月22日に日本人で初めてバスケットシューズの『エア・ジョーダン』と契約しています。
2019-2020シーズンは、2019年10月23日のシーズン開幕戦でスターターとしてデビューし、1年目から出場した全試合でスターターを務め活躍したことが評価され、NBAオールルーキーセカンドチームに選出されており、日本出身選手でNBAの賞を獲得するのは初めてでした。

2020-2021シーズンは、ウィザーズがイースタン8位に入り、プレーイントーナメント2戦目を勝利してプレーオフ進出が決定し、八村塁さんはプレーオフ1回戦で、日本人で初めてNBAプレーオフに出場しています。
2021-2022シーズンは、八村塁さんは調整の遅れにより個人練習を続け、開幕に間に合いませんでしたが11月20に合流しており、以降43試合中42試合にスターターで出場し、3ポイント成功率を44.7%と大幅に向上させました。
2022-2023シーズンは、シーズン開幕前にウィザーズから契約延長のオファーが無くシーズン終了後に制限付きFAとなることが決まっていました。
そして、2023年1月23日にケンドリック・ナン選手と、3つのドラフト2巡目指名権とのトレードで、レイカーズへ移籍しています。

八村塁さんは、このまま新天地で活躍を続けて残留を望めば、一気に年俸3倍以上のビッグマネーの大型契約を勝ち取りそうです。
八村塁のレイカーズへ移籍理由は?

八村塁さんのレイカーズへの移籍理由について、ロブ・ペリンカGMは「ウイングポジションにサイズと厚みを加えることが目標だった」と獲得の意図を明かしています。
レイカーズはセルティックスと並んで、NBA最多の17回のファイナルを優勝を誇る名門のチームです。
しかし、現在は22勝25敗と負け越しており、西カンファレンス12位と落ち込んでいます。
ロブ・ペリンカGMは八村塁さんの獲得について、次のようにコメントを発表しています。
私たちはルイとその家族をレイカーズに迎え入れることができて興奮している。ウイングのポジションにサイズと厚みを加えることが目標だった。ルイのようなツーウェイのスキルと上振れの期待を持った選手を獲得することでその目標を達成できる機会はそうそう訪れないものだ。
引用元:THE ANSWER
レイカーズは、大スターのレブロン・ジェームスや、八村塁さんと同僚だったラッセル・ウェストブルックが所属していますが、昨年12月に主力のアンソニー・デイブスが怪我で離脱し、地区下位に沈む苦戦が続いています。
八村塁さんを獲得したことでウィングの層を厚くし、巻き返しを図っています。
八村塁さんは背番号「28」を選びましたが、その理由は「八」にちなんだ数字であることと、自身の誕生日が2月8日だからと説明。

さらに、2020年1月26日にヘリコプターの墜落事故により、41歳の若さで逝去した元NBA選手のコービー・ブライアントと娘のジアナ、それぞれが所属チームで着用していた背番号の組み合わせであることも、「28」を選んだ理由だそうです。

八村塁の海外の反応は絶賛!

NBAの名門レイカーズに移籍した八村塁さんは、デビュー戦となった対スパーズ戦で、12得点6リバウンドという活躍を見せて、チームの逆転勝利に貢献しています。
さらに、八村塁さんは、1月31日に2戦連続先発出場して今季最長の40分25秒プレーし、移籍後4試合目で最多の19得点と躍動し、9リバウンド・1ブロックを記録。
これを観ていたアメリカのファンからは、
・ルイは素晴らしい才能を持っている
・塁の中距離はチームにとって大きな財産になる。素晴らしいトレードだ
・彼はレイカーズで活躍しそうな選手だね。このチームにはフレッシュなスコアリングのエネルギーが必要だ。
・ベンチに置いておくな。最高のスターターだ
・彼の足にはモニターば付いているようだ
などなど、八村塁さんを絶賛する声が多数寄せられています。
また、将来殿堂入りが確実なレブロン・ジェームスが、八村塁さんを「スーパークール」と評し、八村塁さんのデビュー戦後にロッカールームで「ここに6フィート8インチのウイングがもう一人いるのはいいもんだな!」と歓迎の意を示していたそうです。
★八村塁さんの彼女に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな八村塁さんを、引き続き注目していきたいと思います。