仲代達矢さん主催の俳優養成所『無名塾』の出身で、デビュー37年目を迎えるベテラン女優の岩村麻由美（いわむら・まゆみ）さん。
岩村麻由美さんは、連続ドラマ『この素晴らしき世界』で、主演を務める予定だった鈴木京香さんの降板により代役を務めることになり、20年ぶりの連ドラの主演に話題となっています。
そんな岩村真由美さんが結婚した旦那は宗教団体の教祖だそうですね。
そこで今回の記事では、
・岩村麻由美と渡辺謙
・岩村麻由美の旦那の遺産
岩村麻由美が結婚した旦那は教祖？
岩村麻由美さんが結婚した旦那さんの名前は小野兼弘（おの・かねひろ）さんです。
旦那の小野兼弘さんは、岡山県に本拠を置く宗教団体『釈尊会（しゃくそんかい）』の教祖です。
小野兼弘さんは、日蓮宗系の仏教団体を主催していた父親の影響を受け、幼少期から法華経の修行を行い、立正高等学校を経て立正大学仏教学部を卒業し、同大学院修士課程を修了しています。
小野兼弘さんは、1970年秋にインドの霊鷲山（りょうじゅせん）山頂で祈祷中に仏教の開祖・釈尊との親子の情を感じ、1982年に岡山県倉敷市で『釈尊会』を立ち上げました。
岩村麻由美さんと旦那の小野兼弘さんは、2003年9月に結婚しています。
2人は結婚する10年前に、日本舞踊の坂東流関係者を通じて出会い、2002年の始め頃から結婚を意識し始め、岩村麻由美さんは「誠実で人情深く、少年のような性格に惹かれた」と話しています。
小野兼弘さんは岩村麻由美さんよりも14歳上で150㎏の巨漢でしたが、入籍会見で岩村麻由美さんは「私のことを私以上に理解してくれる人に出会った」「（婚約指輪は）小野さんのお心よりは小さいダイヤです」「（プロポーズは）お釈迦様の前です」と明かしていました。
しかし、結婚4年後の2007年2月頃から小野兼弘さんは体調を崩し、同年4月18日に肝不全のため54歳で亡くなっており、教祖がいない状態に陥った『釈尊会』は解散しています。
岩村麻由美さんは、小野兼弘さんの死に喪失感に包まれるも「あなたは役目があるのだから仕事を辞めてはいけない」という夫の言葉を思い出し、役者を続ける決心をし、本名は「小野」のままだそうです。
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岩村麻由美は渡辺謙と不倫関係!?
岩村麻由美さんが結婚会見を行った同じころに、俳優の渡辺謙さんとの不倫騒動が起きていました。
渡辺謙さんは1989年に急性骨髄性白血病に罹ったのを機に、当時の妻だった由美子夫人と夫婦で『釈尊会』へ入信しています。
しかし、渡辺謙さんの闘病の過程で元妻の由美子夫人が、小野兼弘さんから4億円以上の借金があることが判明し、さらに小野兼弘さん以外にも債権者がいて、負債総額が5億円以上に膨らみ、渡辺謙さん夫婦は離婚訴訟に発展しました。
元妻の由美子夫人は借金の理由を白血病の治療費だと主張していましたが、同時期に小野兼弘さんも親族や料亭と金銭トラブルがあったため、実態は小野兼弘さんへの寄進ではないかと噂されたそうです。
法廷では、由美子夫人が、渡辺謙さんの浮気相手として複数の有名女優の名前を挙げた中に、岩村麻由美さんの名前も入っていたとか。
岩村麻由美さんも渡辺謙さんも関係は否定しましたが、小野兼弘さんと渡辺夫妻との四角関係が盛んに報じられ、岩村麻由美さんのイメージダウンとなり、仕事は激減したと言います。
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岩村麻由美の旦那が残した遺産が驚愕！
宗教団体『釈尊会』の教祖であった、岩村麻由美さんの旦那の小野兼弘さんには、1万人以上の信者がいたそうで、お布施だけでも膨大な収入があり、億単位の遺産があると噂されていました。
ところが小野兼弘さんの遺産は「両親の写真1枚のみ」だったそうです。
小野兼弘さんは生前、約3億円の返還を求めて身内から訴えられたり、都内の料亭から約6000万円の未払いで訴訟沙汰になったりと、金銭トラブルが絶えなかったと言います。
そのためメディアでは「岩村麻由美には借金だけが残った」と相次いで報じましたが、岩村麻由美さんは「もともと相続する意思はなかった」と話しています。
実際、岩村麻由美さんは東京家庭裁判所に相続放棄の申述書を提出していたため、小野兼弘さんの資産も負債も残らなかったようです。
その後、女優復帰した岩村麻由美さんは時代劇や舞台の仕事が増え、大河ドラマや朝ドラにも出演するようになりますが、大きな話題になることはなく、数年前まで東京都内の地元で両親と静かに暮らしていたそうです。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうな岩村麻由美さんを、引き続き注目していきたいと思います。