2023年4月15日に和歌山で起きた岸田首相襲撃事件。
威力業務妨害で現行犯逮捕されたのは、兵庫県川西市の木村隆二容疑者（24）です。
その木村隆二容疑者の生い立ちが予想外でした。
そこで今回の記事では、
・木村隆二の実家
・木村隆二の襲撃の動機
の3つのポイントに沿って、木村隆二容疑者についてご紹介したいと思います。
木村隆二の生い立ちが意外!?
木村隆二容疑者の生い立ちを調べてみると、意外と普通で荒んだ感じはありませんでした。
木村隆二容疑者は、兵庫県川西市の在住で、職業不詳の24歳です。
木村隆二容疑者は、小・中・高は地元の学校に通っていました。
小学生時代を知る元同級生は、当時の木村隆二容疑の印象を「すごく明るくてモテた」と話しています。
すごく明るいヤツでした。小学校の休み時間にボール遊びや鬼ごっこをする時も、いつも同級生たちの輪の真ん中にいるような子供でした。同性からは人気者でしたし、女の子からもモテたんじゃないかな。
引用元：文春オンライン
卒業文集では将来の夢について「パティシエか発明家」になりたいと書いてあり、高齢者のために料理や洗濯をする役に立つ機械を作りたいと綴ってあるそうです。
また、地元自治会役員で自営業の男性によると、木村隆二容疑者は中学生くらいまで、父親や友人と男性が経営する駄菓子屋に買い物に来ていたそうで、「優しい顔でおとなしい子という印象」と話しています。
木村隆二容疑者は中学に入ると生徒数が増えたため目立たなくなり、元同級生によると「急に陰キャになった」そうです。
原因は、1年生の時に友達から仲間外れにされ、クラスの皆から無視されるという“いじめ”にあい、２年生からは授業に出ず、カウンセリング室にいたようです。
木村隆二容疑者はテニス部に所属し、昼休みにはいつも図書館でよく本を読んでいたとか。
出典元：週刊現代
中学時代以降はあまり目立たず、大人しく控えめな青年で、「狂暴とか暴力的といった悪い印象はなかった」と、近隣住民が明かしています。
木村隆二容疑者は高校に進学しますが、一緒の高校に入った同級生によると、高校の卒業アルバムに木村隆二容疑者の写真はなかったそうで、知らないうちに退学した可能性があるとか。
木村隆二容疑者は、高校卒業後の1～2年は規則正しく毎朝バスに乗って、仕事か学校に出かけていたようです。
しかし、コロナ禍に入ると木村隆二容疑者は、平日の昼間からギターを弾いていたそうで、働かず大学に行ってる様子もなかったとか。
しかし、これまでに近隣住民からは「不審な行動」を指摘する声はないようです。
木村隆二の実家は兵庫川西！
木村隆二容疑者の実家は、兵庫県川西市けやき坂にあるニュータウン『けやき台』です。
木村隆二容疑者は、幼少期は川西市内のマンションで育ち、2008年に現在暮らしている一戸建てに引っ越してきました。
木村隆二容疑者の自宅は、区画整備がしっかりされたニュータウンで、庭とガレージ付きの小ぎれいな一軒家です。
木村隆二容疑者の家族構成は、父親・母親・兄・姉の5人家族。
しかし、近隣住民によると「最近は父親の姿を見かけない」と話しています。
もう何年もりゅうくんのお父さんの姿をみかけた記憶はありませんが、お父さんの分までお母さんと時間を過ごすことを大切にしているような、お母さん子だという印象でした
引用元：文春オンライン
木村隆二容疑者の自宅周辺にはスーパーやコンビニもないため、夕方に母親と一緒に車に乗って買い物に行く姿がよく見られていたそうです。
木村隆二容疑者の父親は宅配の仕事をしており、大声で怒鳴る声が聞こえてきて怒りっぽくて怖い印象で、7年前くらいから姿が見られなくなったとか。
父親は株にハマっていたそうで、株が上手くいかないと腹いせを家族にぶつけていたという証言もあります。
今は、母親と兄弟の4人暮らしをしているそうです。
母親はスラっとした綺麗な女性で、父親の姿が見えなくなった頃から、百貨店の化粧品売り場で働いていたとか。
木村隆二容疑者は自宅の壁を掃除したり、母親と一緒に庭の手入れも手伝っていたそうです。
テロリズムとは全く無縁に思える木村隆二容疑者は、何故、急に凶行に走ってしまったのでしょうか？
木村隆二の首相襲撃の動機は恨み？
木村隆二容疑者は、現在、動機については「弁護士が来てから話します」と黙秘しています。
また、集英社の記者が、実家の兄に電話取材をしていますが「何も分かりませんし、何も話せません」とだけ答えており、過去の家庭間のトラブルや思想についての質問については電話が切れたとか。
木村隆二容疑者は、昨年9月24日に、自民党系の当時の市議が開催した市政報告会に参加していたことが分かっています。
報告会では、出席した衆議院議員に「市議選に出たいが、被選挙権が25歳からなので出られない」「憲法違反なので被選挙権を引き下げるべき」「誰でも選挙に出られるようにしないといけない」などと訴えていたとか。
報告会には有識者約70人が出席しており、終了後、木村隆二容疑者は市議に「川西市議の報酬は良いですか？」など熱心に質問しており、政治に関心があったのは確かなようです。
関係者は「20歳代の若者の参加は珍しく、政治に強い関心がある様子だった」と話しています。
事件を引き起こした動機については、続報を待ちたいと思います。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうな木村隆二容疑者を、引き続き注目していきたいと思います。