6月22日に神戸市西区の草むらで、スーツケースに入った、6歳男児の穂坂修(ほさか・なお)ちゃんの遺体が見つかる事件が起こりました。
警察は、修ちゃんの母親の穂坂沙喜容疑者ら兄弟4人を逮捕しています。
そんな亡くなった穂坂修ちゃんの父親がいるのかどうか気になります。
そこで今回の記事では、
・神戸6歳男児死亡事件の男児の死因
・神戸6歳男児死亡事件の兄弟の生い立ち
の3つのポイントに沿って、神戸6歳男児死亡事件について、ご紹介したいと思います。
【神戸6歳男児死亡】父親は誰?

神戸6歳男児死亡事件で亡くなった穂坂修ちゃんの父親は誰なのでしょうか?
警察によると、穂坂修ちゃんの父親は「戸籍上確認できない」ということで、修ちゃんの母・沙喜容疑者は“未婚シングルマザー”だった可能性があります。
色んなケースが考えられますが「不倫相手との間に子供ができた」「結婚する気のない相手との間に子供できてしまった」などが考えられます。
修ちゃんの母・沙喜容疑者のケースは不明ですが、未婚のまま修ちゃんを産んだことになります。

亡くなった穂坂修ちゃんの家族は、3世代で6人が同居していましたが、修ちゃんの母親・沙喜容疑者にはもう1人兄弟がおり、別で住んでいるそうです。
・祖母:由美子さん(57) 保護
・母親:穂坂沙喜容疑者(34) 逮捕
・叔父:指名不明 別居
・叔父:穂坂大地容疑者(32) 逮捕
・叔母:穂坂朝美容疑者(30) 逮捕
・叔母:穂坂朝華容疑者(30) 逮捕
・本人:穂坂修ちゃん(6) 死亡
穂坂一家は全員無職で、祖母の由美子さんは身体障害者があり生活保護を受給しており、複数の兄弟も知的障害者向けの養育手帳を持っているとか。
修ちゃんの母・沙喜容疑者は特別支援学校の高等部を卒業後、障害者用枠で神戸が本社のアパレルブランドに務めていましたが、その後、転職を繰り返し、一時は水商売で働いていたとか。
沙喜容疑者は三宮のキャバクラやガールズバーへ流れていき、そこでホストを好きになって身ごもったのが修君だそうで、出産後はお店の仲間からオムツや子供服、ジュースを貰っていたようですが、ジュースは自分で飲み、服はブランドものじゃないからと捨てていたそうです。
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近隣住民の話によると「奇妙な家族と前から思っていた」と話しており、次のような不審な様子が見られたとか。
・母親の沙喜容疑者が修ちゃんを幼稚園に送る際「早く行け!」と怒鳴って急き立て、修ちゃんは泣きながら歩いていた。
・母親の沙喜容疑者とその弟の大地容疑者が手を繋いで歩いていた。
穂坂一家は、神戸市西区玉津町居住(いすみ)の築40年の集合住宅に住んでいました。

その一室に、修ちゃんの祖母と叔母2人が転居してきたのは2011年4月で、2017年には沙喜容疑者が引っ越してきて修ちゃんを出産しています。
大地容疑者は実は既婚者で、20歳年上の妻がいましたが、大地容疑者のDVが原因で1年前に妻と別居しています。
大地容疑者は昨年末から同居しており、その頃から一家に異変が起こり始め、特にここ数ヶ月は男女が大声で怒鳴る声が聞こえたり、修ちゃんとみられる子供が「助けて!」と叫ぶ様子が目撃されていたそうです。

捜査関係者の1人は「大地容疑者が後から家に来て、兄弟を支配したとみている」と話しています。
また、大地容疑者の小学時代の同級生は「かんしゃく起こして暴れたら、誰も止められない。口より先に手が出る。物を使って同級生を殴っちゃうとか多々あった。自分を抑えることが苦手というか、出来なかった」と証言しています。
亡くなった修ちゃんは、今年2月頃から毎日通っていた保育園を休みがちになり、4月はわずか2日間しか登園していませんでした。
大智容疑者の同居で、家族のバランスが大きく崩れたのかも知れません。
事件の続報を待ちたいと思います。
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【神戸6歳男児死亡】死因が判明!

神戸6歳男児死亡事件で亡くなった穂坂修ちゃんの死因は、背中を中心とした打撲による「外傷性ショック」の疑いと明らかにされました。
修ちゃんの遺体が見つかった時は、刃物で刺されるなどの傷はありませんでした。
死亡解剖の結果、死亡時期は6月19日頃で、体全体に皮下出血が広がっており、背中を中心に相当数あり、遺体は一部腐敗が進んでいたそうです。

警察は、家庭内で修ちゃんが虐待を受けていたとみて捜査を進めています。
今年4月には修ちゃんが通っていた保育園で、修ちゃんの肩や尻にあざがあることが確認されており、保育園から通報を受けた区役所の職員が家庭訪問を行っていますが、沙喜容疑者は「心辺りがない」と話していたそうです。
警察は今後取り調べを行い、家族間の関係性などを事件の全容解明を進めていく方針としています。
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【神戸6歳男児死亡】虐待は生い立ちが原因!?

今回の神戸6歳男児死亡事件には、修ちゃんの母・沙喜容疑者を含む兄弟の生い立ちが大きく影響しているようです。
穂坂一家は今の住居に引っ越す前は、神戸市垂水区にある市営住宅の一室に住み、兄弟はそこで生まれ育っています。
兄弟の母である由美子さんはシングルマザーでしたが、仕事はしていない様子だったとか。
家事は長男を含めた5人兄弟に任せっきりで、長女の沙喜容疑者が仕切っていたと言います。
兄弟は、“ネグレクト”気味の母親のもとで肩身の狭い思いをしていたと、かつて同じ市営住宅に住んでいた住人が話しています。
小学生だった子供たちがごみ袋を抱えてゴミ捨て場に運んでいたのを覚えています。袋が重いと引きずってしまって、階段や廊下に生ゴミをまき散らしたこともあった。さすがに迷惑だからと近所からクレームが入ったけど、その時に謝りに出てきたのも子供たちでした。
引用元:文春オンライン
さらに、「5人とも変わっていたといえば変わっていたのかもしれない」とした上で「次男の大地は暴力的なところがあって、人を殴っても何とも思わないタイプだった。」と言います。
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5人兄弟の幼少期は、母親やたまに出入りする男から、毎晩のように怒号を浴びせられ、子供たちは逃げ出そうとしたこともあったそうです。
長男と次男の大地が家出をはかり、家から3㎞ほど離れた場所で夜11時頃に保護されたことがありました。一番上の男の子が可哀そうだったのはよく覚えています。真冬の夜、市営住宅の階段に半袖半ズボン姿で座って凍えていたことは1度や2度じゃありません。
引用元:文春オンライン
沙喜容疑者と同じ小学校に通っていた上級生の女性は、沙喜容疑者から「家庭内暴力を受けている」と告白されたことがあったとか。
一緒に下校していた上級生のその女性に、沙喜容疑者が「家庭内暴力を受けている」とビクビクしながら打ち明け、腕をまくると火傷や殴られた青あざが酷かったそうです。
家でたばこを皮膚に押し付けられる「根性焼き」や、殴る蹴るの暴行、鉄パイプで殴られることがしょっちゅうあると、沙喜容疑者が話していたと言います。
また、私服で通う小学校で、沙喜容疑者は1~2週間同じ服装のままのことはザラだったそうで、お風呂も満足に入れず、男子から「臭い」といじられることもあったとか。
そして、沙喜容疑者はやがて「学習障害」の兆候が見え始め、中学時代には「支援学級」に入っていたそうです。
沙喜ちゃんは小学校のころから、勉強も何がわからないのかわからない具合だったし、物事の説明を受けても時間かかるし、文字を書いても相手に伝わらないことがよくありました。だから支援学級に入ったことにまわりは驚かなかったし、支援学級で同じような境遇の友達ができたから登下校も一緒にしていました。クラスが別になってイジる男の子もいなくなったこともあり、沙喜ちゃんは小学生のころより明るくなりました。
引用元:集英社
5人兄弟の幼少期の悲惨な虐待が、今回の事件に繋がっていることは否定できないのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな神戸6歳男児死亡事件を、引き続き注目していきたいと思います。