東京オリンピックで、日本バスケットボール界初の銀メダル獲得の立役者となった、町田瑠唯(まちだ・るい)さん。
町田瑠唯さんは、準決勝の対フランス戦では、1試合18アシストのオリンピック新記録を樹立し、世界から注目を集めました。
現在、WNBAのワシントン・ミスティックスで活躍する町田瑠唯さんを、これまでサポートしてきた両親や兄弟はどんな人なのか、気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
・町田瑠唯の兄弟
・町田瑠唯の祖母
の3つのポイントに沿って、町田瑠唯さんの家族について、ご紹介したいと思います。
町田瑠唯の両親もスポーツ選手!?
町田瑠唯の父親
出典元:報知新聞
町田瑠唯さんの父親の名前は茂典さん(58歳)で、クラブチームでバスケットをやっていた経験者です。
町田瑠唯さんが小・中学時代の所属チームでアシスタントコーチを務めています。
町田瑠唯さんが最初に惹かれたのは兄が習っていた野球で、小学1年生の時に野球のスパイクが欲しかった町田瑠唯さんに父・茂典さんが、「マラソン大会で1位になったら買ってあげる」と言ったそうです。
猛練習を積んだ町田瑠唯さんは、見事1位になりスパイクを手に入れ、当時は野球に夢中だったとか。
しかし、小学2年生の時に、幼馴染の高田汐織さん(元富士通/現日立ハイテククーガーズ・サポートスタッフ)と、ミニバス指導者の畠田順先生にミニバスに誘われます。
帰宅した町田瑠唯さんは、「バスケットをやってみようかな」と口にしたそうです。
子供たちにバスケットをやって欲しいと思っていた茂典さんは、すぐに町田瑠唯さんを車に乗せ、スポーツショップに駆け込み、Tシャツ・短パン・バッシュの全てを買い揃えています。
そして、町田瑠唯さんが小学4年生の時には、父・茂典さんが西御料池ミニバスのアシスタントコーチになっています。
町田瑠唯さんは当時のことを、次のように振り返っています。
小学生のときは、“お父さん”というより“コーチ”のイメージが強かったです。家に帰ってもバスケットの話だし、体育館から帰る時も一緒で。その日の練習がダメだったら、コンビニで車を停めて説教が始まる。正直、あの頃は嫌でした。家に帰っても緊張感があって、怖いイメージが付いていましたね。
引用元:SportsNavi
それでも、町田瑠唯さんがバスケットを嫌にならなかったのは、『レッグスルー』や『ノールックバス』など、遊び感覚でスキルを父親から教えてもらって、楽しかったからだそうです。
また、父・茂典さんも当時のことを、次のように語っています。
瑠唯は足も速いし、持久力もある。野球をやっていたからか肩も強いんです。<中略>ただ小さかった。小さいからポイントガードしかないなと思って、ドリブルを取られないよう、練習していたんです。
引用元:SportsNavi
今の町田瑠唯さんのスーパーテクニックは、この時の経験から培われたのでしょうね。
町田瑠唯の母親
出典元:報知新聞
町田瑠唯さんの母親の名前はルミさん(56歳)で、バレーボールの経験者だそうです。
母・ルミさんの性格は、陽気で社交的だそうで、両親ともに根は熱くて負けず嫌いだとか。
そんなルミさんについて、町田瑠唯さんが次のように話しています。
小学生のときも、中学に入ってからも変わらないんですけど、恥ずかしいくらいに応援してくれるんです。シュートが入るととても喜んで、他の保護者たちにハイタッチを求めたらしていました。嬉しかったですけど、ちょっと恥ずかしさもあったかな。
引用元:SportsNavi
ただお母さんもスポーツをしていたので、負けたら自分以上に悔しがってくれた。勝ったり、選抜にえらばれたりすれば自分以上に喜んでくれましたね。
明るくてよく笑う町田瑠唯さんの性格は、母親譲りのようですね。
町田家のリビングの床や壁には、町田瑠唯さんがドリブルやパスの練習をしていた遺産(凹み)が残っているとか。
母・ルミさんは家が傷つくことは構わない心の広い性格で、「むしろ子供たちが練習している姿を見るのが好きだった」と話しています。
町田瑠唯の兄弟はいるの?
町田瑠唯の兄
出典元:報知新聞
町田瑠唯さんは3人兄弟の末っ子で、兄と姉がいます。
兄の名前は茂幸さん(31歳)で、大学まで野球をしていました。
茂幸さんは小学3年生から野球を始め、中学で硬式野球、旭川工業高等学校を経て、北海道工業大学(現・北海道科学大学)に進み、大学2部リーグで首位打者、ベストナインを獲得しています。
茂幸さんは大学卒業後、旭川実業高等学校の教諭となり、最初の2年は野球部コーチを務め、その後6年間は柔道部顧問をし、自身も柔道に取り組み二段を取得しています。
柔道部に所属していた生徒が、アームレスリング世界大会で優勝したのをきっかけに、茂幸さんは道内高校初のアームレスリングサークルを創設し、競技にも出場しています。
兄・茂幸さんは現在、175㎝・108kg、胸囲128㎝と、筋肉隆々だそうです。
茂幸さんは小さいころから格闘技が好きで、瑠唯さんが小学生の時、バスケットの練習相手を務める傍ら、防具を着けさせ、一緒に総合格闘技の稽古もしたそうで、「妹も強かった(笑)」と話しています。
東京オリンピック開催中は、旭川の実家で両親と共にテレビ観戦し、熱い声援を送っていたとか。
茂幸さんは、「五輪では妹を含め、日本代表の最後まで諦めない戦いに感激。スポーツに携わる者として大きなパワーをもらった」と話しています。
茂幸さんは現在2児の父親で、町田瑠唯さんは甥っ子と姪っ子に癒されているそうです。
町田瑠唯の姉
出典元:報知新聞
町田瑠唯の姉の名前は舞唯(まい)さん(29歳)で、バレーボールの経験者です。
母・ルミさんがバレーボールをしていた影響でしょうね。
舞唯さんは高校卒業後、北都保健福祉専門学校へ進学し、現在は旭川の病院で看護師として働いています。
町田瑠唯さんと同様に舞唯さんも美人と話題で、SNSで舞唯さんの画像が投稿されると、「美人姉妹!」とコメントが付くそうです。
町田瑠唯さんの兄弟はとても仲が良く、町田瑠唯さんが実家に帰った時は、必ず兄弟3人で食事に出かけるそうです。
町田瑠唯さんは末っ子で、とても可愛がられて育ったのでしょうね。
町田瑠唯と祖母の関係が素敵!
出典元:mag akatsuki
町田瑠唯さんの母方の祖母の名前は、高橋マス子さんです。
町田瑠唯さんと祖母・高橋マス子さんは、町田瑠唯さんが親元を離れた、高校時代から文通をしているそうです。
文通は半年に一回のペースでしており、高橋マス子さんは、町田瑠唯さんからの手紙をいつも楽しみにしています。
高橋マス子さんは、「るいちゃん頑張れ、しずむな」「負けて泣くより、勝って泣け」と綴り、強くて優しい言葉が、町田瑠唯さんの活躍を陰ながら支えてきました。
高橋マス子さんもまた、「泣けてきちゃうから、あんまり読み返せないの」と言い、誰よりも町田瑠唯さんを応援しています。
祖母と文通ってあまり聞く話ではないですが、とても素敵な関係ですね。
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いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな町田瑠唯さんを、引き続き注目していきたいと思います。