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パリ・パラリンピック日本代表の、女子走り幅跳び義足のクラスの前川楓(まえがわ・かえで)さん。
前川楓さんは、リオ、東京、パリと3大会連続出場しており、その活躍に注目が集まっています。
そんな前川楓さんはどんな事故で障害を負ったのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、
・前川楓の愛犬くうちゃん
・前川楓の義足
の3つのポイントに沿って、前川楓さんについてご紹介したいと思います。
前川楓の事故の内容は?
前川楓さんは、2012年、中学3年生の時に交通事故に遭い、右足を膝上から切断することになりました。
前川楓さんは愛犬と散歩中に、アクセルとブレーキを踏み間違えて駐車場から飛び出して来た車と塀の間に挟まれる事故でした。
「最初は何が起きたか分からなかった」という前川楓さんですが、だんだんと痛みがひどくなり、周りが血の海で車もあり、その時にやっと事故に遭ったと分かったそうです。
その後、前川楓さんは、事故から5日後に医師から「このまま死ぬか、足を切るしかない」と告げられ、足を切ることを選んだと言います。
当時、前川楓さんはバスケットボールに取り組んでおり、3年生夏の最後の大会の1週間前のことだったため、出場できないことが辛く、仲間の応援に行っても素直に応援できなかったとか。
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そんな時に前川楓さんは、義足ユーザーでモデルをしているGIMICOさんのことをネットで知り、見た瞬間に「かっこいい!義足がほしい!」と思うようになったそうです。
ただ、義足を使うには、足の骨がくっつき、皮膚が再生されている必要があるため、高校の夏休みまでは松葉杖で生活していました。
高校に入ってから、大好きだという『SEKAINO OWARI』のライブが10月にあることを知った前川楓さんは、松葉杖ではジャンプもできないから義足が必要と思い、夏休みに病院で猛特訓して、ライブに間に合ったそうです。
その後、前川楓さんはパラリンピック陸上に出会い、義足で陸上競技を始め、2016年のリオ・パラリンピックで銀メダルを獲得しました。
そんな前川楓さんは、義足のカッコよさや魅力と伝えること、そして同じような境遇の人々の助けになることを目指して活動しています。
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前川楓の愛犬くうちゃんが絵本に!?
前川楓さんの愛犬の名前は「くうちゃん」と言い、右足を切断した事故の時に一緒にいた子です。
愛犬くうちゃんは、ともに人生を歩んできたかけがえのない存在で、前川楓さんはいつも気にかけており、くうちゃんの存在をどこかに残しておきたいと思い、自身の絵本の主人公にしています。
前川楓さんは2021年12月に絵本作家デビューしており、絵本『くうちゃんいってらっしゃい』を出版しています。
この絵本は、くうちゃんをモデルにした、義足を履いている犬の女の子が、朝起きてから出かけるまでの日常の様子を描いています。
前川楓さんは自身の絵本を通じて、「サポートとは障害の有無ではなく、困っている人や困っていることに対して自然と手を差し伸べるものであってほしい。」というメッセージを発信しています。
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前川楓の義足がかっこいい!
前川楓さんの特徴は走りだけはなく、髪色はいつもカラフルで華やかで、そして、義足のデザインも非常に魅力的です。
前川楓さんは義足を単なる補助具ではなく、自分の体の一部として捉え、デザインに強い拘りを持っています。
●世界のラッキーチャームを集めた義足は、「この足で幸せな毎日を歩んでいけますように。」との願いが込められています。
●メキシコの雑貨やチャームをモチーフにしたソケットは、足にお守りを飾るという意味が込められています。
●石田スイのシャツ柄のソケットは、石田スイ展で購入したシャツの柄を義足に取り入れたデザインです。
●虎柄や蝶々柄など様々なパターンのデザインも取り入れています。
前川楓さんにとって義足は個性を表現するファッションアイテムとなっており、2020年には義足のファッションショー『切断ヴィーナスショー』に出演しています。
このショーは、義足を使用する女性たちがモデルとして参加するファッションショーで、義足を使うことの美しさや力強さを広めることを目的に開催されています。
前川楓さんもこのショーに出演してランウェイを歩き、このショーを通じて義足の魅力を伝え、多くの人々に勇気と希望を与えています。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々の活躍が期待される前川楓さんを、引き続き注目していきたいと思います。