『花の82年組』と呼ばれた元アイドルで、現在は“梨園の妻”となった、三田寛子（みた・ひろこ）さん。
三田寛子さんは、1991年に中村芝翫さんと結婚し、歌舞伎役者となる息子が3人います。
そんな三田寛子さんが夫の中村芝翫さんと別居しているようです。
そこで今回の記事では、
・三田寛子の別居理由
・三田寛子が離婚しない理由
の3つのポイントに沿って、三田寛子さんと中村芝翫さんの別居について、ご紹介したいと思います。
三田寛子が中村芝翫と別居！
2022年8月28日の『NEWSポストセブン』で、三田寛子さんと夫の中村芝翫さんが別居していると、報じられました。
記事によると、「2ヶ月ほど前から中村芝翫さんの姿を見かけなくなった。家には三田寛子さんと3人の息子しかいないようだ。」と、近隣住人が話しています。
三田寛子さんと中村芝翫さんをよく知る歌舞伎関係者が、「実は今別居している」と明かしています。
実はいま別居しているんです。芝翫さんは都心の別宅で暮しています。結婚31年目にして夫婦の形が変わりつつあるようです。
引用元：NEWSポストセブン
8月初旬には、中村芝翫さんの姿は都内にある別宅にあり、夜には別宅に友人らを招き入れているようです。
取材陣が三田寛子さんに話を聞くと、別居は5月ごろからで、隣の家のリフォームの地響きが耐えれないからだと話しています。
5月頃ですね。細かく説明するような話ではないんですけど、お隣の家がリフォームの工事中で地響きが凄くて、主人が家にいたら気持ち悪くなっちゃったみたいで。工事は8月末までとのことで、そのまま別宅にいるようになったんです。息子2人がコロナにかかっちゃったこともありましたし。
引用元：NEWSポストセブン
と、三田寛子さんは別居の事実を認めています。
「工事が終われば芝翫さんは戻りますか？」との質問には、本人は戻るつもりであるとするも、「主人が今の生活がいいと言うのなら、そうなります」と返答しており、別居が続く可能性もあるようです。
三田寛子の別居理由は旦那の不倫!?
夫の中村芝翫さんとの別居が報じられた三田寛子さんは、理由は「隣の家のリフォームの地鳴り」としていますが…。
8月29日発売の『週刊ポスト』では、昨年12月に京都市内のホテルで、中村芝翫さんとの不倫密会がキャッチされた、40代の一般女性Aさんが別宅を訪れていると報じています。
その事について記者が三田寛子さんを直撃すると、「本当に主人は主人、私は私で。」とコメントしています。
そうですか…。まぁ、私も主人もいい大人ですし、本当に主人は主人、私は私で。皆さんにご迷惑をかけないように、ちゃんと仕事させていただこうという認識です。それ以上はもう本人に聞いていただいた方がいいと思います。
引用元：NEWSポストセブン
中村芝翫さんと言えば、これまでに女性関係で幾度となく世間を騒がせています。
1度目は、2016年に『週刊文春』で、人気舞妓との不倫が報じられました。
同紙によると、お相手は30代の京都の人気芸姑でした。
2016年10月に行われる中村橋之助（現・中村芝翫）さんの襲名披露のお練りを、その芸姑が見守る様子や、同年8月に都内のホテルで週に3回も密会していた様子が、写真と共に報じています。
襲名披露興行を翌月に控えたタイミングであったため、早々に対応しようと会見を開き、中村芝翫さんは25分間で「不徳の致すところ」と8回繰り返して謝罪しました。
しかし、批判の声が収まらず、会見の二日後に三田寛子さんが、雨の降る中、稽古場に集まった取材陣に「雨降って地固まると、皆さんに言ってもらえるように精進したい」と、“名口上”で騒動の終息を願い、批判もやんで興行も無事に成功しています。
2度目は、2021年1月に『週刊文春』で、贔屓筋の女性ファンとの不倫がキャッチされています。
この時のお相手の女性は、米女優のアンジェリーナ・ジョリー似の32歳の美女で、2020年11月26日から京都の高級ホテルで3連泊していたそうです。
不倫相手の女性とは10年以上前に知人の紹介で知り合い、2019年頃から交際に発展しており、襲名祝に240万円もする特注の鏡台を贈ってくれたとか。
三田寛子さんも知っている女性で、三田寛子さんは梨園の妻として本来、頭を下げるべき贔屓筋の女性に、夫が手を出したことに落胆したそうです。
しかし、NEWSポストセブンの取材には、離婚を否定した上で、「家族の絆はそんなものじゃないので」と、成駒屋の女将として懐の深さを見せています。
そして、3度目は、2021年12月には『週刊ポスト』の取材で、一般女性との不倫が報じられています。
お相手は熊田曜子さん似の40代の女性で、京都市内のホテルで密会を繰り返し、夜間には女性の部屋にも出入りしていたそうです。
中村芝翫さんはこの時、記者の直撃に対して女性の部屋への出入りを認めたものの、「胃が悪くて薬をもらっただけ」と釈明するも、終始慌てた様子だったとか。
中村芝翫さんとこの女性はまだ交際が続いており、先述の通り、都内の別宅に訪れているそうです。
記者に「離婚の選択はないのですか？」との質問に、三田寛子さんは「その予定はないですね」と、『梨園の妻』の鏡のような対応だったと言います。
三田寛子が離婚しないのは何故？
中村芝翫さんが3度の不倫をしても三田寛子さんが離婚をしない理由は、大きく3つが考えられます。
・三田寛子さんの親の厳しい教育
・第1子の流産
上記の理由を、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
◆中村芝翫さんは3人の息子の師匠
三田寛子さんと中村芝翫さんとの間には、3人の息子がいます。
長男の中村橋之助さん（26歳）、次男の中村福之助さん（24歳）、三男の中村歌之助さん（20歳）で、3人とも歌舞伎役者として活躍しており、師匠は父・中村芝翫さんです。
3人の息子は三田寛子さんと同居しており、家族の中では母派で絆は非常に強いですが、歌舞伎においては師匠が中村芝翫さんであるため、父親からまだまだ技術を学ばなければなりません。
度重なる父・中村芝翫さんの女性問題にうんざりしながらも、歌舞伎役者としては父親と密に接する必要があるため、家庭内でも公私をきっぱり分けなければいけない立場なのです。
三田寛子さんも、次のように話しています。
（息子）三人は歌舞伎役者として、主人の背中を見て精進しておりますので、父親をリスペクトしている。それはこれからも応援していきたいし、家業ですから、家族一丸となってやっていかなければならない。
引用元：LINE NEWS
三田寛子さんのインスタグラムの投稿には、度々、3人の息子の写真がアップされていますが、中村芝翫さんの姿はないようです。
三田寛子さんはまさに、『主人は主人、私は私』の境地で、息子たちも母親の意志を尊重しつつ、あくまで師匠として中村芝翫さんに向き合っているようです。
◆三田寛子さんの親の厳しい教育
三田寛子さんはデビュー当時、喋り方やほんわかした雰囲気から、“天然”っぽいイメージが強かったですが、10代からしっかり者だったそうです。
デビュー当時から、月1万円の積立貯金をコツコツと続けていて、何かやりたいことができた時のために、「1か月くらい生活できるくらいの貯金はないとね」と話してたそうです。
そんな倹約家の三田寛子さんの素顔のバックボーンにあったのは、親の厳しい教育なんだとか。
三田寛子さんの実家は、京都市下京区にある紋付に使う生地を黒く染める『黒染屋』で、祖父母が営んでいました。
幼少期から三田寛子さんは、親の目を常に伺う“緊張の日々”を過ごしていたとか。
祖母からは、嫁に行った時に恥をかかないようにと、『目上の人と喋る時は、腰を折って姿勢を低くしなさい』といった躾（しつけ）をされ、粗相をするとその場できつく叱られてきたそうです。
父親からは、『人前で泣いてはいけない』と言われ、言いたいことはその場で言い、泣きたい時は一人で泣けばいいと、よく諭されていたそうです。
父親の怒りに触れると平手で叩かれることもあり、鼻血が飛び散ったこともあったようで、4歳頃から人前で泣いたことが無い、強い子供だったと言います。
今でも、“梨園の妻”という特殊な世界で仕事をきっちりこなせるのは、厳しくしつけられた教育のたまものと言えるでしょう。
三田寛子さんが、中村芝翫さんの不倫を前に気丈に振舞えるのは、父親の言う『人前で泣いてはいけない』精神の表れなのかもしれませんね。
◆第1子の流産
1991年に中村芝翫さんと結婚した三田寛子さんは、3年間子供ができず不妊治療をしていました。
名家に嫁いだ自覚があるだけに、三田寛子さんは跡取りが生まれないことに、相当プレッシャーを感じていたそうです。
結婚4年目でようやく第1子を妊娠しますが、流産してしまいました。
さすがに三田寛子さんは引きこもりになってしまい、誰とも会えなくなるほど精神的に追い詰められたそうです。
そんな状態になった三田寛子さんを支えたのが、夫の中村芝翫さんで、三田寛子さんは今でもそのことを最大の恩義に感じているんだとか。
三田寛子さんは文春の取材の時にも、次のように話しています。
絶望にさいなまれていた私を、主人が優しく、愛情を持って支えてくれた。このとき、この人と一生添い遂げると誓ったんです。
引用元：LINE NEWS
三田寛子さんの“恩義”を盾に、不倫を繰り返す中村芝翫さんですが、ちゃんと元の家に戻って欲しいですね。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうな三田寛子さんと中村芝翫さんを、引き続き注目していきたいと思います。