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NHK連続テレビ小説『らんまん』でヒロインの叔母・笠崎みえ役で出演する、女優の宮澤エマ（みやざわ・えま）さん。
宮澤エマさんは、NHK連続テレビ小説『おちょやん』や、NHK大河ドラマ『鎌倉殿』に出演し、演技派女優として注目を集めています。
そんな宮澤エマさんの祖父は元首相だそうですね。
そこで今回の記事では、
・宮澤エマの家族
・宮澤エマとDAIGO
の3つのポイントに沿って、宮澤エマさんについてご紹介したいと思います。
宮澤エマの祖父は元首相!?
宮澤エマさんの祖父は、第78代内閣総理大臣の宮澤喜一（みやざわ・きいち）氏です。
宮澤喜一元首相は、宮澤エマさんの母方の祖父で、2007年6月28日に87歳で老衰のため亡くなっています。
“キー坊”の愛称で親しまれた宮沢喜一元首相は、財務大臣、大蔵大臣、農林水産大臣、郵政大臣、副総理、内閣官房長官、外務大臣、通商産業大臣、経済企画庁長官などを歴任しています。
宮澤エマさんにとって元首相は、「優しいおじいちゃんという思い出しかない。プライベートな姿しか見てない」と振り返っています。
宮澤家では日曜日の晩御飯は、家族みんなで食卓を囲むのが習慣だったそうです。
宮澤喜一元首相は、7時のNHKのニュースを見て、見終わると食卓につき、外交官の宮澤エマさんの父親と英語で政治の話をしていたとか。
一通り話し終えると、宮澤喜一元首相は「今日学校で何があった？」と、家族の会話に入ってきたそうです。
また、宮沢エマさんが気を引きたくて空想の話をすると、他の家族はうんざりしていても、元首相だけは最後まで聞いてくれていたと言います。
宮澤喜一元首相には厳しい一面もあったそうで、トランプの神経衰弱で姉が負けて泣くと、「泣けば済むと思うんじゃない」とキレるらしく、子供に対してもいつも真剣勝負だったそうです。
宮澤エマさんが元首相と遊ぶ時は、主に頭脳を使うゲームで、テストで92点を取っても「100点以外の点数なんてあるの？」と言われる始末だったとか。
しかし、いつも忙しい宮澤喜一元首相が、誕生日に原宿でおもちゃを買ってくれたこともあるそうです。
宮澤エマさんが幼い頃に、誕生日に元首相が「何が欲しい？」と聞かれ、「たまごっちが欲しい」と答えると、「今から買いに行こう」と言って、警護のSPを引き連れて、一緒に近くのおもちゃ屋に行ったとか。
そこで、宮澤喜一元首相は大きな声で「たまごっち下さい！」と店員に告げると、たまごっちを求める客の行列ができていたため、店員が「並んでください」と言ったため、別のものを買って帰ったそうです。
その後もたまごっちを探し続けた元首相でしたが、なかなか手に入らず、孫とたまごっちを買いにいった元首相のエピソードが報じられると、販売元のバンダイが送ってきてくれたといいます。
宮澤エマさんは「祖父は全く仕事関係の姿を見せなかったですし、とにかく忙しい人でした。旅行も1回したくらいですし、軽井沢に祖父がいて、遊びに行くみたいなのはあったんですけど」と貴重な旅の思い出を語っていました。
宮澤エマの家族の経歴がスゴイ！
宮澤エマさんの家族の経歴が非常に華麗ですので、ご紹介したいと思います。
母：ラフルアー宮澤啓子さん
姉：ラフルアー宮澤沙羅さん
それでは、宮沢エマさんの家族について、詳しく見ていきたいと思います。
父親は外交官
宮沢エマさんの父親はクリストファー・ラフルアーさんで、1949年12月12日生まれの現在73歳です。
父のクリストファー・ラフルアーさんはアメリカ人で、1998年から2001年まで駐日アメリカ合衆国主席公使を務めていました。
主席公使は、大使館で上から2番目の階級で、大使の補佐などを行い、大使が一時的に不在となる場合は、臨時代理大使となります。
クリストファー・ラフルアーさんは、2004年から2007年まで駐マレーシア米国大使を務め、2008年から2011年まで金融総合サービス会社『JPモルガン日本法人』で、副会長兼政府関係及び企業責任の責任者を務めました。
父・クリストファー・ラフルアーさんは、2011年に『LM Associates』を設立し、担当責任者を務めています。
さらに、2016年と2017年は日本の商工会議所長を務め、現在は会長を務めており、様々な組織で色んな役職を歴任しています。
クリストファー・ラフルアーさんは、プライベートでは熱心な写真家で、2020年には展示会も開催しています。
母親は会社社長
宮沢エマさんの母親は宮澤啓子さんで、宮澤喜一元首相の長女で、1946年生まれの今年77歳になります。
母・宮澤啓子さんは、1992年にジュエリーの輸入・通販ビジネス会社『クラブサー』を設立し、代表取締役を務めています。
『クラブサー』は、日本で初めて「トラベルジュエリー」のコンセプトを紹介し、商品登録をしています。
「トラベルジュエリー」とは、貴重品の類に入る高級ジュエリーの代わりに、もっと気負いなく安心して着けられるように考えられたもので、本物のジュエリーともカジュアルなジュエリーとも違う、人造石を使ったジュエリーのことです。
宮澤啓子さんは東京生まれで、慶応大学法学部を卒業後、コロンビア大学でMBAを取得。
その後、フランスへ留学し、ルフトハンザドイツ航空のCAとして国際線に乗務し、その後、同社の広報部に勤務していました。
母・宮澤啓子さんはその経験を生かして、外資系化粧品会社の広報・広報ディレクターへと転職。
外交官のクリストファー・ラフルアーさんと結婚後は、夫の赴任先のパリで、日本人で唯一のパリのオートクチュールデザイナー・森英恵さんの、プレタポルテ販売会社で勤務しています。
その後も、夫の転勤に合わせて転職をし、プライベートでは外交官夫人として公式のパーティーや自宅でのもてなしに追われながら、二児の母親、働く女性として活躍しています。
姉はハーバード大卒
宮沢エマさんの姉は宮澤沙羅さんで、フランス・パリの出身で、1982年11月21日生まれの現在40歳です。
姉の宮澤沙羅さんは、2013年にニューヨークで、アパレルブランド『MM.ラフルアー』を設立し、CEOを務めています。
『MM.ラフルアー』は、日本のテキスタイルを用いたシンプルなデザインが特徴で、幅広いサイズのアパレルと、靴、ベルト、ジュエリーを含むアクセサリーを75～495ドルの価格帯で販売しています。
『MM.ラフルアー』の名前は、宮澤沙羅さんが最大のインスピレーションと呼んでいる母親にちなんで名づけられたそうです。
宮澤沙羅さんは、2006年にハーバード大学を卒業し、社会学の学士号を取得。
大学卒業後は、ニューヨーク市の「Bain & Company」と「Techno Serve」で、経営カウンセラーとして働いていました。
また、宮澤沙羅さんは、南アフリカでも地元の起業家を支援する非営利団体で働き、農業のビジネスチャンスを学んでいます。
宮澤沙羅さんは、その後、投資会社「スターウッドキャピタルグループ」に勤務しています。
2011年に『MM.ラフルアー』を設立するために、ファイナンシャルカウンセリングを辞めています。
宮澤沙羅さんは資本金70000ドルで事業を始め、最初の数カ月はニューヨークのアパートでビジネスを始め、パートタイムで教師としても働いていたとか。
宮澤沙羅さんは、2015年にハーバード大学時代から交際していたクリストファー・シェーンバーガーさんと結婚し、2017年に広島で結婚式をしています。
宮澤エマとDAIGOとの関係は何？
宮澤エマさんとミュージシャンのDAIGOさんの関係は、“孫タレ”繋がりでした。
DAIGOさんの母方の祖父は、第74代内閣総理大臣の竹下登さんで、2人とも祖父が元首相という関係です。
宮澤エマさんは、DAIGOさんの兄妹とか、いとこ同士と思われるそうですが、「首相違いです」と話しています。
宮澤エマさんがテレビに初出演した時は、同じ孫タレとしてブレイクしていたDAIGOさんと、『ネプリーグ』で対面しています。
DAIGOさんとは同じチームで、「一緒に“孫タレ”として頑張っていきましょう！」と励ましてくれたそうです。
当時は、宮澤エマさんは祖父の名前を出したくなかったそうですが、「首相の孫だったから出演できた」と語っています。
今では祖父のことを聞かれるのは嫌ではないという宮澤エマさんですが、「DAIGOさんみたいに、面白いネタが無くて…」と話しています。
DAIGOさんには「おじいちゃんが3％の消費税を導入したから、かなり学校でいじめられた」という鉄板ネタがあるそうです。
★宮澤エマさんの結婚相手に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうな宮澤エマさんを、引き続き注目していきたいと思います。