2月5日に開催される、格闘家の皇治さんがプロデュースする『NARIAGARI』の対戦カードが発表されました。
その中で、オーディションのスパーリングで2KO勝ちした勇弥さんは、元HEAT二階級王者の寒天マン選手との対戦が決まり、その活躍が注目されています。
そんな勇弥さんとはどんな人物なのか、気になりますよね。
そこで今回の記事では、
・NARIAGARIの勇弥の経歴
・NARIAGARIの勇弥の格闘技の実力
NARIAGARIの勇弥は何者?

NARIAGARI に出場が決まった勇弥さんの本名は上西勇弥(じょうにし・ゆうや)さん。
滋賀県湖南市の出身、居住地は京都市で、1995年9月26日生まれの現在27歳で、すでに結婚してお子さんもいるそうです。
勇弥さんは、幼少期から空手と野球を習い、空手では黒帯初段、野球では関西シニアリーグのベストナインや、甲子園でもプレーした経験があります。
小学5年生の時には「スポーツでご飯を食べていこう」と思っていたそうで、他の人より才能があり小さい努力を積み重ねれるため、普通のサラリーマンではなく、ド派手に生きたいと思っているとか。
19歳から滋賀県のGOSキックボクシングジムで、キックボクシングを始めた勇弥さんは、『BORDER』などに参戦しアマチュア無敗で、2017年にプロテストに合格しプロキックボクサーになっています。
その後もレスリングやMMAなどにも注力し、現在もプロ格闘家として活動しています。
そんな勇弥さんは、『NARIAGARI』の大阪オーディション・Dグループに登場しています。

自己PRでは「強さを追い求めて有名になりたいとかなかったけど、家族やお世話になっている人にどうやったら恩返しができるのかと考えた時、自分のファイトマネー見て、有名にならないとお金稼げないと思った。」と参加の経緯を説明。
続けて「自己プロデュースが得意じゃないので、NARIAGARIの力を借りたい。」とし、「正直、強いのに有名じゃないという現状が気に入らない。格闘技でも経営でも有名になりたい」とアピールしています。
その後、勇弥さんはスパーリングで金沢千聖選手と対戦し、見事にTKO勝ちを収め強さを披露しています。
そして、実力が認められた勇弥さんは、東京オーディションにも呼ばれて参加しており、ホストでプロボクサーという大和さんとスパーリングをして、ここでもTKO勝ちを収めました。
1月21日に行われた対戦カード発表記者会見で、勇弥さんは寒天マン選手との対戦が発表されています。

勇弥さんは会見で皇治さんから「勇弥選手はNARIAGARIのコンセプトにピッタリやなと。一番の実力派やと思います。自分のエンターテイメント加わったら凄い選手になるんじゃないかなと思って、期待しています」と高い評価をされています。
2月5日の本戦で勇弥さんが寒天マン選手相手に、どんな試合展開をしてくれるのか楽しみです。
★NARIAGARIで対戦が決まった寒天マンに関する記事は、こちらをご覧ください。
NARIAGARIの勇弥の経歴はジムオーナー!

NARIAGARIに出場する勇弥さんは、現在、京都市中京区で『Hight-Up BODYMAKE』というジムを経営しています。
Hight-Up BODYMAKEは、2021年9月にオープンしており、パーソナルトレーニングとキックボクササイズを融合したフィットネスジムで、勇弥さん本人が指導を行っています。
また、プロのキックボクサーがキックボクササイズを教える、京都で唯一のジムです。
キックボクササイズは有酸素運動と無酸素運動の両方を担い、脂肪燃焼と基礎代謝を活発化させ、美しいボディラインを手に入れることができるとか。
勇弥さんは独立する前は、株式会社ダイサンという足場の施工サービスを行う会社の、滋賀SC施行課に勤務していたようで、社内ブログで2019年にキックボクシングWNFC大会優勝が記事になっていました。
当時の所属長が話題にしており「私も上西君が仕事終わりに、ランニングしている姿を多々見かけることがあり、日頃から鍛錬を欠かさない姿勢に感心していましたが、それが今回の素晴らしい結果に繋がったと思います」と綴っています。
NARIAGARIの勇弥の格闘技の実力は?

NARIAGARIのオーディションのスパーリングで、既に2KO勝ちをしている勇弥さんは、2019年にブラジルの団体「WNFC大会」65㎏以下8人トーナメントで優勝の実績を残しています。

また、TWOFC(TACHI WAZA OPEN FINGER CHAMPIONSHIP)に参戦しており、戦績は7戦5勝2敗となっています。

TWOFCとは、MMAで使用されるオープンフィンガーグローブを使用した、ムエタイルールによる立ち技格闘技で、この競技での格闘技団体は日本初となっています。
2021年12月12日の『TWOFC Vol.1』に出場した勇弥さんは、ムエタイ試合会場で、本場タイの殿堂『ラジャダムナンスタジアアム』の元王者のTom選手と対戦し、判定3-0で勝利を収めています。

勇弥さんは、NARIAGARIの記者会見で皇治さんが「一番の実力派」と評したように、相当な実力の持ち主ではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな勇弥さんを、引き続き注目していきたいと思います。