ヌートバーはなぜ侍ジャパンに?国籍はアメリカ!日本語は話せる?

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3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパン入りをした米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手

ヌートバー選手は侍ジャパンで初の日系選手で、日本でプレーしたことがないメジャーリーガーとして、その活躍に注目が集まっています。

そんなヌートバー選手がなぜ侍ジャパンに選ばれたのでしょうか?

そこで今回の記事では、

・ヌートバーが侍ジャパンに選ばれた理由
・ヌートバーの国籍
・ヌートバーの日本語
の3つのポイントに沿って、ヌートバー選手についてご紹介したいと思います。
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ヌートバーはなぜ侍ジャパンに?

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出典元:NumberWeb

ヌートバー選手は昨年末から侍ジャパン入りを噂されており、1月11日開催の栗山監督のオンライン会見で、正式に招集が明らかにされました。

ヌートバー選手は侍ジャパン初の日系人選手とあって、SNSではヌートバー選手の名前がトレンド入りをするほど関心が高まっています。

ヌートバー選手を選んだ理由として栗山監督は、

肩の強さであったりとか、がむしゃらさであったりとか、1球1球一生懸命プレーする姿だったりとか。学び続ける姿勢を持って、あの若さで色んなことを吸収してすぐに片地にしてくれると僕は信じたので。皆さんが思っているような活躍をしてくれると信じています。

引用元:BASEBALLKING

と大きな期待を口にしています。

また、栗山監督は身体能力や技術面だけでなく人柄も評価しており、

ヌートバー選手、かわいいですよね。僕もヌートバー選手と直接話した時に、ものすごく良い子だし、純粋さとか、日本代表になりたい思いとかすごい感じて。どういう選手かというのは観ていただいたら分かるので。必ずファンになると思います。

引用元:BASEBALLKING

とヌートバー選手の魅力を熱弁しています。

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ヌートバー選手はファンの間でも人気が高く、MLBネットワークが発表した『ファンが選ぶ現時点での右翼手トップ10』ランキングで、堂々4位にランクインしています。

ヌートバー選手は2021年6月にMLデビューしたばかりですが、すでにMLBでも守備力の高さが評価されています。

昨シーズンは右翼を中心に全ての守備位置を任させており、それぞれのポジションで捕殺を記録していて、シーズン全体の捕殺数は8で、外野手部門でMLB11位タイに入っています。

また、ヌートバー選手は守備だけでなく、打撃でもデーター上MLBトップクラスで、平均打球速度、最高打球速度、チェース率、四球率、アーム強度の5部門でMLBトップクラス

出典元:Yahooニュース

ヌートバー選手のパワーはMLBトップクラスと評価されており、その打球は凄まじいものだそうです。

ヌートバー選手が侍ジャパンに選ばれたのは、人間性、守備力、打撃力の良さと言えますね。

ヌートバー選手は「日本代表チームに選ばれたことは、控えめな表現をしても大変名誉なことだ。当たり前のことだと思っていない。僕にとっても私の家族にとっても名誉なことだ」と語っています。

名前:ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー
日本名:榎田達治(えのきだ・たつじ)
出身地:アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド
生年月日:1997年9月8日(25歳)
身長/体重:190㎝・95㎏
投打:右投左打
ポジション:外野手
所属:セントルイス・カージナルス

ヌートバーの国籍はアメリカ!

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出典元:NumberWeb

ヌートバー選手は、父親・チャーリーさんはオランダ系アメリカ人、母親・久美子さんが日本人のハーフで、アメリカで生まれたヌートバー選手はアメリカ国籍となっています。

ヌートバー選手には『榎田達治(えのきだ・たつじ)』という日本名があり、祖父の名前にちなんでいるとか。

アメリカ国籍を保有し、日本でプレーしたことがないヌートバー選手を、侍ジャパンに選ぶことができたのは、WBCの特有の規定が関係しているそうです。

オリンピックは本人の国籍主義をとっていますが、WBCは「親のどちらかが当該国籍をもっている」「親のどちらかが当該国で生まれている」といった条件に、1つでも該当すれば出場資格を満たせるとか。

そのため、ヌートバー選手はアメリカ国籍でも、侍ジャパンのメンバーに入ることができたそうです。

そんなヌートバー選手の父・チャーリーさんは、アマチュア野球のインストラクターを務め、母・久美子さんは埼玉県立松山女子高校のソフトボール選手と、血筋も抜群です。

ヌートバー選手は高校時代、アメリカンフットボールとの二刀流で、名門南カリフォルニア大学進学時は、野球部とアメリカンフットボール部で奪い合いになったという逸話を持っています。

ヌートバー選手の9歳の時の動画が公開されており、あどけない表情のヌートバー選手が「こんにちは!」と日本語で話し「日本人です。私の祖国である日本を代表してプレーすることを願っています」と語っていました。

この時は「こんなこと言って。あと20年とかしたら恥ずかしいぞとみんなで言って、大笑いしたんだけど」と、両親も日本代表入りを信じていなかったとか。

しかし、母・久美子さんは「あの子はずっと日本のルーツをリスペクトしていたし、小さい頃から日本人だと思っていたと思う」と語っています。

ヌートバー選手は昨シーズン、MLで使用したクラブには日本名の「TATUJI」の名前を刻み、スパイクには日本の国旗を入れていたそうです。

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ヌートバーは日本語は話せる?

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出典元:NumberWeb

ヌートバー選手は現在、自宅で日本語を勉強中ですが「オハヨウ、イチ、二、サン、シ」など初歩的な言葉は話せるそうです。

子育て中に、母・久美子さんが怒る時に「何やってんの!」と、日本語が出ていたためその言葉は分かるそうで、久美子さんがミスをするとヌートバー選手が「ママ、何やってんの!」と言われるとか。

日本語の勉強は、外国語学習アプリ『Duolingo』で毎日勉強していて、MLBのシカゴ・カブスの鈴木誠也選手も「日本語のレッスンもするよ」と言ってくれてるそうです。

さらに、日本人の母・久美子さんと「君が代」も練習していて、ヌートバー選手は「母が日本の国家(君が代)を家で歌っているので、自分もマネして繰り返してる」と明かしています。

幼少期の日本語の思い出は、母・久美子さんがCDラジカセで流していた“懐メロ”で、ヌートバー選手は「日本に行く前に、引っ張り出して聴いておくかも」と話しています。

また、ヌートバー選手は日本食が大好きで、幼少期の朝ご飯は納豆とご飯と梅干を好んで食べていたとか。

おふくろの味は「餃子」だそうで、母・久美子さんは「レシピは忠実。キャベツ、玉ねぎ、ニラをいっぱい入れて、豚肉とオイスターソース、ごま油をちょっと、という感じ。毎週のように、友達を呼んで餃子パーティーをしていましたよ」と話しています。

2006年の日米親善高校野球大会では、日本代表メンバーを自宅にホームステイさせ、田中将大選手や斎藤佑樹選手と写真を撮ったこともあるそうです。

出典元:Yahooニュース

ヌートバー選手は高校日本代表の試合にも駆けつけ、当時9歳のヌートバー選手はバットボーイを務め、高校JAPANの防止のつばの部分に、全員分のサインをもらったとか。

日本代表メンバーが帰国した際には、ヌートバー選手は号泣していたそうです。

★ヌートバー選手の家族構成に関する記事は、こちらをご覧ください。

いかがでしたでしょうか?

今後も益々話題となりそうなヌートバー選手を、引き続き注目していきたいと思います。

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