7月31日に開催される格闘技イベント『RIZIN.37』で、RIZINデビューをする龍聖(りゅうせい)選手。
龍聖選手は現在、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者となっており、ポスト那須川天心になると注目を集めています。
そんな龍聖選手とはどんな人なのか、気になりますよね。
そこで今回の記事では、
・龍聖の戦績・強さ
・龍聖がポスト那須川天心の理由
の3つのポイントに沿って、格闘家・龍聖選手について、ご紹介したいと思います。
龍聖(格闘家)のwikiプロフィール!
出典元:Instagram@ryusei_0411
龍聖選手の本名は『熊谷龍聖(くまがい・りゅうせい)』で、神奈川県相模原市の出身、2001年4月11日生まれの現在21歳です。
初代KNOCK OUT フェザー級王者です。
龍聖選手は小学1年生の時、K-1が好きだった父親の影響を受け、テレビで見た『K-1甲子園』のHIROYA選手に憧れて、近所のジムでキックボクシングを始めました。

龍聖選手が当時のことを、次のように話しています。
ちょうどHIROYAさんがK-1甲子園で優勝した頃に、キックを本格的に始めたんです。まだ、TRY HARD GYMはできていなくて、近くのジムに入って。その頃、一緒に写真を撮ったんですよ。
引用元:note
龍聖選手は小学3年生から3年間は、サッカーとキックボクシングを並行してましたが、TRY HARD GYMに移籍してからは、キックボクシングにのめり込んでいったそうです。
龍聖選手曰く、
トライハードに入門したのは、小6か中1だった気がします。子供の頃は憧れた選手もいなかったけど、HIROYAさん、大雅さんたちスーパースターを近くで見てたら、こっちに行きたくなるじゃないですか(笑)
引用元:note
と、当時の心境を話しています。
出典元:Instagram@ryusei_0411
TRY HARD GYMでは、元ムエタイ王者のノップトレーナーの指導のもと、HIROYAさん、大雅さん、松倉信太郎さん、堀尾竜司さんら所属のプロ選手や、出稽古に来るプロ選手に揉まれて、龍聖選手は急速に実力を伸ばしてきたそうです。
龍聖選手は「人間性も変わった」と話しています。
出典元:Instagram@ryusei_0411
TRY HARD GYMに入る前は体が凄く弱く、首相撲でぶん投げられたり、試合前から気持ちで負けていたそうです。
しかし、TRY HARD GYMに入ってからは、体も強くなり、組んでも負けないし、負けん気も強くなったとか。
こうして、龍聖選手はアマチュア大会に数十戦を経験し、2019年4月にプロデビューしています。
高校時代には、TRY HARD GYMの夜のクラスでトレーナーを務めていたようです。
龍聖(格闘家)の戦績や強さは?
出典元:Instagram@ryusei_0411
龍聖選手の戦績は、10戦10勝(7KO)と無敗記録を更新中の、キック界の超新星と呼ばれています。
デビュー戦は、2019年4月の『SUK WAN KINGTHONG Go to Raja』で、飯島直巳選手と対戦し、3RにKO勝利を挙げています。
同年8月には、“HIROYAが送り込む刺客”としてREBELSに初参戦を果たし、渉生選手と対戦した龍聖選手は、2Rで強烈な右ストレートでKO勝ちをおさめました。
龍聖選手はその後もKOによる連勝を重ねており、2020年12月のREBELSでは聖域フェザー級王者・光太郎ZLS選手を、1R51秒でハイキックでリングに沈めKO勝ちをおさめ、6戦6勝全KO勝ちのパーフェクトレコードを記録しています。
龍聖選手の7戦目は、2021年3月のKNOCK OUT で、ローカル2団体のベルトを持つ大脇武選手と対戦し、お互い譲らない展開が続き、最後はフルマークの判定勝ちを収めました。
同年10月のKNOCK OUT のフェザー級王座決定戦では、銀次選手と対戦し、フルマークの判定勝ちを収め王者に輝いています。
そして、2022年4月のKNOCK OUT では、自身初の国際戦をスペインの強豪のメディ・ジライフィ選手と対戦し、延長にもつれ込み、前蹴りや飛び膝で判定勝ちを収めました。
龍聖選手は、デビュー戦からこれまでに10戦10勝7KOという、驚異的な戦績を残しており、得意技は「全て」と豪語しています。
特に強みは、殺傷能力の高い鋭いパンチと蹴りで、これまでKO勝利を挙げてきました。

龍聖(格闘家)がポスト那須川天心の理由

龍聖選手は、「僕の方が(那須川より)華があって人気が出ると思う。」と豪語しています。
龍聖選手の素晴らしい戦績から、ファンや関係者から『ポスト那須川天心』や『ネクスト那須川天心』と言われ、那須川天心選手に続く超新星と、期待する声が多いです。
RIZINから那須川天心選手が卒業してしまい、RIZINキックの位置づけは不透明な状況ではあります。
しかし、龍聖選手は、「自分にはあそこまでの才能はない。天才でもない。」とリスペクトしています。
続けて、「周りに共感してもらえる、人間味ある試合はできると思う。後はリングで見せたい。」と、今後のRIZINでの活躍に意気込んでいました。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな龍聖選手を、引き続き注目していきたいと思います。