【2021年7月28日追記】
2021年7月27日に、東京オリンピックにて金メダルを獲得されました。
おめでとうございます!
2012年のロンドンオリンピックの正式競技から外され、東京オリンピックで追加競技として復活するソフトボールですが、監督は2008年の北京オリンピックで金メダルを取った宇津木麗華監督です。
宇津木麗華監督の名前を見て、中国人なのかな?と思う人も多いと思います。
そこで、今回の記事では、
・宇津木麗華監督は養女って本当?
・宇津木麗華監督のwiki風プロフィール
の3つのポイントに沿って、宇津木麗華監督をご紹介したいと思います。
それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。
宇津木麗華監督の国籍は中国?
ソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督は、中国・北京出身ですが、1995年に日本国籍を取得されています。
1988年3月に中国名の任彦麗(にん・えんり)という名前で来日をした宇津木麗華監督は、元日本代表監督の宇津木妙子さんが監督を務める日立高崎(現ビッグカメラ高崎)に入部しています。
宇津木妙子さん
引用元:IFMC
1995年に国籍を日本国籍にする際に、宇津木妙子さんに「宇津木監督の姓を世界にもっと広めたい!」と頼み、宇津木の姓を名乗らせてもらっているとか。
宇津木麗華監督の「麗華」は、中国名の任彦麗の「麗」と中華人民共和国の「華」から取った名前だそうです。
宇津木麗華監督と宇津木妙子さんは、それ程までに深い絆があるのでしょうね。
参考情報:西日本スポーツ
宇津木麗華監督は養女って本当?
引用元:Full-count
宇津木麗華監督が「宇津木」の姓を名乗っていることから、宇津木妙子さんの養女と思っている人も多いそうですが、宇津木麗華監督は養女ではありません。
宇津木麗華監督が14歳でソフトボールを初めて間もない時、宇津木妙子さんが現役時代に中国へ遠征してきた時に出逢い、宇津木妙子さんのプレーに憧れたそうです。
その後も宇津木麗華監督の宇津木妙子さんへの憧れは募る一方で、猛反対する父親を説得し、日本にいる宇津木妙子さんを頼って来日しています。
現在も家族同然のお付き合いをしている宇津木麗華監督と宇津木妙子さん(現在68歳)は、姉妹のような関係だと話しています。
宇津木麗華監督:wiki風プロフィール
コロナ禍であげた「餃子」の腕~宇津木麗華さん https://t.co/Xa2jKwW18F
— Labrillante17 (@labrillante17) May 2, 2021
宇津木麗華監督の幼少期は、元軍人の厳しい父親の教育を受けて、小学から中学時代はやり投げに没頭していました。
強い肩を見込まれて、宇津木麗華監督が14歳の時にソフトボールに転向しています。
その1年後に宇津木妙子さんと出逢い、10年間宇津木麗華監督と宇津木妙子さんと交流が続き、1988年の来日に繋がります。
宇津木麗華監督は来日後、宇津木妙子さんが監督をしていた日立高崎(現ビッグカメラ高崎)に入団し、1年で2部リーグから1部リーグへ昇格する原動力となったそうです。
宇津木妙子さんが日本に帰化することを猛烈に反対していた父親を説得し、1995年(32歳)に日本国籍を取得しています。
2000年(当時37歳)のシドニーオリンピックでは主将を務め、3試合連続本塁打の活躍を見せ、銀メダルを獲得しました。
2004年(当時41歳)のアテネオリンピックでも「宇津木ジャパン」の主砲となり、銅メダルを獲得し、その後現役を引退しています。
引退後、宇津木麗華監督は日立&ルネサンス高崎(現ビッグカメラ高崎)の監督として就任し、宇津木妙子さんと共に後進の育成に力を入れています。
2008年(当時45歳)には、宇津木麗華監督率いる「宇津木ジャパン」は。北京オリンピックで金メダルを獲得し、大きな注目を集めました。
2012年(当時49歳)では、宇津木麗華監督は世界選手権で42年ぶりの優勝に導いています。
2014年(当時51歳)でも、世界選手権で優勝し、2016年に再度、日本代表の監督に就任しています。
・中国名:任彦麗(にん えんり)
・出身地:中国・北京
・生年月日:1963年6月1日(57歳)
・身長:170㎝
・投打:右投げ左打ち
・出身中学:北京市長辛店第3中学校
・最終学歴:群馬女子短期大学
・現在:ビッグカメラ女子ソフトボール高崎 監督
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、宇津木麗華監督の国籍は日本であること。
宇津木麗華監督と宇津木妙子さんとは養女と間違われる程に深い絆で結ばれていることと、宇津木麗華監督のプロフィールをご紹介してきました。
13年ぶりのオリンピックでのソフトボール競技には、今回も金メダル獲得!と大きな期待が寄せられています。
東京オリンピックでの宇津木麗華監督の采配のゆくえが楽しみですね!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。