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大相撲の元十両・貴ノ富士で、MMAファイターのスダリオ剛（つよし）さん。
スダリオ剛さんが、暴行事件を起こし大相撲を引退した後、総合格闘家に転身したのは、嫁がきっかけだったとか。
そんなスダリオ剛さんをサポートする嫁はどんな人なのでしょうか？
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、スダリオ剛さんについて、ご紹介したいと思います。
スダリオ剛さんは2019年10月11日付け大相撲を引退し、22歳だった2019年11月に結婚しています。
結婚した嫁は、力士時代から交際していた一般女性で、名前や年齢など詳しいプロフィールは非公開となっています。
しかし、スダリオ剛さんと嫁は2017年に『FRIDAY』にスクープされており、その際に一回り年上の彼女で、鍼灸師の資格を持っていることが分かっています。
元々の出会いは、嫁が鍼灸師をしていた時、力士だったスダリオ剛さんに治療をしたのがきっかけだとか。
スダリオ剛さんが幕下の時から交際を始めており、もっと早い段階から結婚したかったそうですが、相撲界は厳しくて、「三役（小結・関脇・大関）にまでいかないと結婚してはいけない」という暗黙のルールがあったため、なかなか結婚できなかったそうです。
2度に渡る暴行事件をきっかけに、大相撲を引退したスダリオ剛さんは、先が見えない不安から鬱になってしまい、自殺まで考えるようになります。
タワーマンションから飛び降りようとしたスダリオ剛さんは、嫁から「剛が死ぬんだったら私も一緒に死ぬ」と言われ、「人の人生を巻き込めない」と思って、自殺を思いとどまります。
しかし、自殺を諦めてなかったスダリオ剛さんを、嫁はそばでずっと止めてくれ、「結婚しよう！」と言ってくれたそうです。
「そしたら、一人だけの人生じゃない。私のこともあるんだから、そしたら頑張れるでしょ」と、嫁からプロポーズをしています。
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暴行事件があって以来、ずっとふさぎ込んで、全く笑顔がなくなってしまったスダリオ剛さん。
嫁の実家の九州に一緒に帰って、実家の事業を継ごうかという話もしていたそうですが、10年以上お付き合いをしている知人から、「スダリオ剛さんはまだ若いから、何か体を動かす仕事をやらせてあげたら」と言われます。
それを聞いて嫁は、スダリオ剛さんに「格闘技やりたい？」と言うと、1カ月以上笑わなかったスダリオ剛さんが「いいの！」と言って、パアッと笑顔になったそうです。
その時のことをスダリオ剛さんは「希望が見えたというか、明るくなったんですよ」と振り返っています。
そして、嫁は「やりたいんだったらやっていいよ！支えるから」と言ってくれたそうです。
そこで、スダリオ剛さんは「5年で芽が出なかったら、辞める」という条件で嫁と話をし、そこから格闘技を始めることになったそうです。
スダリオ剛さんの収入のない準備期間に、嫁は「練習に専念して」と、不動産屋の事務や介護の仕事、鍼灸師として仕事を掛け持ちして、家庭を支えていたそうです。
RIZINでのデビュー戦が決まった時の嫁の反応は、ホッとしていたそうで、「試合に勝って欲しい」と言ってスダリオ剛さんに賭けています。
結婚から1年経った2020年11月22日にスダリオ剛さんがインスタグラムを更新し、次のように嫁へメッセージを送っています。
どん底から救い出してくれた。僕の手を離さずにいてくれた。懸命に働いて格闘技をやらせてくれた。
引用元：Instagram＠tsuyoshisudario_13
こんな僕の可能性を誰よりも強く信じ、新たな夢を持たせてくれた。この細っこい体のどこにそんなパワーがあったのだろう。
これからは僕に任せて。50年後も間違いなく君だけを愛しているよ。前に進み続けるからしっかりしがみついていて。
結婚してくれてありがとう。
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スダリオ剛さんは、2022年11月22日に自身のTwitterで、嫁が第1子を妊娠し、来春に出産予定であると報告しています。
スダリオ剛さんは、「今日は3回目の結婚記念日。そしていつも応援してくださる皆様へご報告があります。」とした上で、「今、妻のお腹の中には小さな命が宿っています。すでに安定期に入っており来春には家族が増えます。」と妊娠を報告。
続けて、「ずっと隣でこれでもかと僕を支え続けてきてくれた妻には感謝しかありませんが、また大きなプレゼントをもらうことになりました。これからは益々格闘技に対し真摯に向き合い精進し、妻と子供をしっかり養っていきます。」と妻への感謝を述べています。
出産準備も進んでいるようで、赤ちゃんデパートからも沢山のベビー用品をいただいた様子がTwitterに投稿されています。
スダリオ剛さんは、2022年10月23日に行われた『RIZIN.39』で、ヤノス・チューカスにTKO勝ちをしており、次戦の大晦日の『RIZIN.40』に向けてモチベーションは最高潮のようですね。
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スダリオ剛さんには双子の弟がいて、同じ相撲部屋に所属していた元幕内の力士で、現在は総合格闘家の貴賢神（たかけんしん）さんです。
貴賢神さんの本名は上山賢（うえやま・さとし）さんで、1997年5月13日生まれの25歳です。
力士時代の四股名は『貴源治』で、十両優勝の経験を持っています。
しかし、貴賢神さんは、2021年7月30日に大麻使用で、相撲協会を懲戒解雇となっています。
2021年7月17日、相撲協会に元貴源治の大麻使用の情報が入り、協会から連絡を受けた警視庁が自宅マンションの室内を捜査したところ、吸引用水パイプの受け皿から大麻が発見されました。
調べに対して元貴源治は、「大麻は6月中旬ごろ、ツイッターを通じて売人から買った。」「名古屋場所へ持っていき、3～４本ジョイント（紙巻き）で吸った」「人間関係や緊張から生じるストレスで眠れないことがあった。それを和らげるために大麻を吸っていた」などと供述しています。
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その後、2021年10月12日に、東京地検は元貴源治を不起訴処分を発表しており、所持を認めたため、起訴猶予とみられると報じています。
この報道に関して兄のスダリオ剛さんは、RIZINを通じて「自分も報道で初めて知りました。これが事実であるならば残念ですが、罪を償って更生してもらいたいです」とコメントしています。
相撲界を引退した貴賢神は、総合格闘技ジム『ALLIANCE‐SQUARE』に通い、元UFCファイターの高阪剛さんから指導を受け、2022年3月23日の『RIZIN TRIGGER 3rd』に出場し、総合格闘技デビューをしています。