全国の市長で歴代最年少で就任した、兵庫・芦屋市長の高島崚輔(たかしま・りょうすけ)さん。
高島崚輔さんは、東大とハーバード大学という日米の両トップ校に通うという、過去に例のない異色の経歴が話題となっています。
そんな高島崚輔は昔は“ノートの神様”として有名だったそうです。
そこで今回の記事では、
・高島崚輔の公文
・高島崚輔がハーバードへ行った理由
の3つのポイントに沿って、高島崚輔さんについてご紹介したいと思います。
高島崚輔の昔はノートの神様!

高島崚輔さんは、昔、“ノートの神様”という異名がありました。
高島崚輔さん学生時代は、兵庫県神戸市にある、関西屈指の難関校の灘中学校・高校に在籍していました。
そんな高島崚輔さんの授業のノートが、あまりに綺麗で分かりやすかったことから、同級生が取り合ったほどで、付いた異名が“ノートの神様”でした。

高島崚輔さんは、灘高校時代には成績も優秀で生徒会長も務め、周囲からは注目の的だったそうです。
特に目立っていたのは高島崚輔さんのノートで、普通は授業中に教師が板書きしたもの書き写すだけですが、高島崚輔さんのノートは一味違うとか。
@takashimaryosuke #fyp#おすすめ#ハーバード#海外大学 ♬ オリジナル楽曲 – 高島りょうすけ
高島崚輔さんが綺麗なノートを書くようになったきっかけは、小学校高学年の時で、塾の友達に見せるためにノートを作った時に、美しく書く面白さに気づいたそうです。
それ以来、高島崚輔さんはノートの記述法を紹介する参考書をもとに、書き方を研究していたと言います。
高島崚輔さんのノートはテスト前になると取り合いになり、「高島君のノート頼り」と秀才ぞろいの仲間に言われ、雑誌にも「ノートの神様」として取り上げられたこともあるそうです。
高島崚輔のノートの“分かりやすさ”は、今回の市長選にも取り入れており、選挙用のチラシはグラフやイラストを駆使して町の課題を「見える化」し、要点を簡潔に短い言葉でまとめ、フォントや色を変えて目立たせています。

出典元:神戸新聞
高島崚輔さんは「政治は専門用語が多く難しく捉えられがちだが、とにかく読みやすい工夫を凝らした」と述べています。
高島崚輔は公文を2歳から!?

高島崚輔さんは自身のTikTokで、公文を幼少期から始めたことを話しています。
公文式の詳しい内容はこちらです。

高島崚輔さんが公文を始めたのは2歳半で、国語と算数を始めています。
幼稚園年中になると英語も始め、幼稚園年長の頃には、算数は通分(通常は小学5年生で習います)の問題を解いていたとか。
高島崚輔さんは小学4年生で、英語は最終教材(高校卒業レベル)まで終わり、英検準2級にも合格し、国語と算数も高校卒業レベルまで到達。
ここまで達成した後、公文から離れて灘中学校の受験にシフトしていったそうです。
しかし、中学の受験勉強で英語を忘れてしまったため、中学で学び直したと言います。
幼稚園のころから公文式を通じて英語に触れ、小4で英検準2級に合格しました。でも中学受験勉強をする間に英語を忘れてしまったため、中学で学び直しました。教科としての英語は得意でしたが、高校では英検やTOEICは受けていません。
引用元:デイリー新潮
高島崚輔さんは公文を辞めた後も、教室の先生と関係が続いており、ハーバード大学の入試の際に必要な推薦状は、高校の先生ではなく公文の先生にお願いしたそうです。
2歳からずっと見てもらっている大人が身近にいるのがすごい。ハーバードは学力だけでなく、人格(ボランティア、生徒会、部活など)も重要視するので、推薦文を公文の先生に書いてもらった。2歳からずっと続けていたことを証明してもらった。
引用元:BLOG.goo
そして、高島崚輔さんは2022年に、公文教育研究会学習者アドバイザーに就任し、全国の小中学生の学びを支援しています。
高島崚輔はなぜ東大からハーバードへ?

ご存知の通り、高島崚輔さんは灘高校卒業後、東京大学文科一類とハーバード大学の双方に合格しています。
高島崚輔さんがたった4ヶ月で東大を離れ、ハーバード大学へ行った理由は、勉強したい分野や学びの環境が魅力的だったからです。
高島崚輔さんがハーバード大学の合格を知ったのが2015年4月で、すでに東大の入学手続きを済ませていたそうです。
ハーバード大学は秋入学のため、ハーバードに行く前に4ヶ月だけでもいいから日本の大学へ通い、自らの幅を少しでも広げておきたかったと言います。
高島崚輔さんがアメリカの大学を選んだ決め手は、日本の大学のように受験の時に学部を選ぶ必要がなく、入学してからゆっくり決めれる点だとか。
僕は国際政治に興味があり、将来は国際機関などに進みたいと思っています。ただ、科目として好きだったのは数学、生物でした。国際政治は文系、自然科学は理系です。両方をバランスよく学ぶにはアメリカの大学の方がいいかなと。
引用元:東洋経済
高島崚輔さんは幼い頃、喘息を患っていたそうです。
「大学で何を勉強したいか?」を考えた時に、喘息の辛い思い出がよみがえり、そこから自然とたどり着いたのが「環境政策」という分野でした。
「環境政策」は、“環境”という理系分野と“政策”という文系分野の、両方を深く学ぶ必要があるため、文系理系問わず、幅広く学べるアメリカの大学の方が適していると考えたそうです。
ハーバード大学では早くて2年生の秋に専攻を決めればよく、一度決めてもまた変更ができる点が魅力だったと話しています。
また、日本の大学受験は試験だけで決まりますが、アメリカの場合は試験+人物評価で合否が決められます。
アメリカの大学受験は、大学進学適正試験(SAT・日本のセンター試験に相当)に加え、エッセイや課外活動、推薦状などで評価されます。
高島崚輔さんは、ハーバードの受験は、自分のことを全く知らない人が世界基準で評価するため、「世界基準でどう評価されるのか」と考えただけでワクワクしたと話しています。

出典元:東洋経済
大学にもそれぞれカラーがあり、高島崚輔さんはハーバード大学は受かりましたが、イェール大やプリンストン大は落ちたそうです。
そして、高島崚輔さんは4カ月間東大で学んだ後に渡米し、ハーバード大学で環境エネルギー工学を専攻しています。
2022年5月の卒業まで、3度の休学を挟み7年間かけて大学を卒業し、2022年夏から芦屋市に移り住んでいます。
★高島崚輔さんの両親に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな高島崚輔さんを、引き続き注目していきたいと思います。