ジャニーズ事務所の子会社である、「ジャニーズアイランド」の元社長の滝沢秀明（たきざわ・ひであき）さん。
滝沢秀明さんは、2022年10月末で同社社長を担任し、新会社「TOBE（トゥービー）」を立ち上げて、その動向に注目が集まっています。
そんな滝沢秀明さんの生い立ちが壮絶だそうですね。
そこで今回の記事では、
・滝沢秀明の両親・兄
・滝沢秀明の入所理由
の3つのポイントに沿って、滝沢秀明さんについてご紹介したいと思います。
滝沢秀明の生い立ちが壮絶！
滝沢秀明さんは、東京都八王子市の出身で、1982年3月29日生まれの41歳です。
滝沢秀明さんは、3人兄弟（兄・姉・本人）の末っ子に生まれですが、産まれたのは分娩台ではなく、病院のベンチだったそうです。
産気づいた母親が病院へ駆け込みますが、その時分娩台が全て埋まっていたため、待合室のベンチで産むことになったといいます。
滝沢秀明さんが幼稚園の時に両親が離婚し母子家庭で育っており、母親は3人の子供を育てるために必死で働きましたが、生活は苦しく極度の貧困を経験しています。
そんな貧困生活のエピソードとして、
・食べるものがなく、水で溶いた小麦粉をホットプレートで焼き、ケチャップを塗って食べた
・一つのお菓子を3兄弟で分けて食事代わりにしていた
・唯一のご馳走は肉ではないシーチキン入り餃子だった
・文房具が買えず、落ちている鉛筆や消しゴムを「僕のだ」と嘘をついてもらっていた
・クリスマスを祝う習慣がなかったため、テーマが「クリスマスの思い出」の作文では「お父さんからバイクのプラモデルを買ってもらった」と嘘の作文を発表した。
一刻も早く極貧生活から抜け出したかった滝沢秀明さんは、中学生になると「どうやったら子供も働けるんだろう」とばかり考えていたそうです。
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滝沢秀明は両親離婚に兄弟が死去!?
父親は息子と思ってない
先述の通り、滝沢秀明さんが幼稚園の時、両親が離婚しています。
滝沢秀明さんは「父親からは子供ながらに、分かりやすい愛情を受けた記憶はない」と言い、父親の愛情を知らずに育っています。
しかし、両親が離婚後も年に1度は実父と会っていたそうですが、滝沢秀明さんがジャニーズ事務所に入ってからは会わなくなったとか。
一度父親と電話で話した時に、滝沢秀明さんは父親から「自分の息子だと思っていない」と言われたことがあるそうです。
しかし、この言葉には意味があり「今立派になったのは自分（実父）のおかげじゃない。父親とは自分から言えない。息子とは思っちゃいけない」と、人気者となった滝沢秀明さんを気遣ってのことだったと言います。
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母親が再婚で滝沢に
女手一つで3人の子供を育てた、滝沢秀明さんの母親の名前は「弥生さん」で、旧姓は「指田」だったため、滝沢秀明さんもジャニーズ事務所には「指田秀明」として入所しています。
母の弥生さんは離婚後、朝から夜の9時頃まで帰ってこなかったそうです。
そんな母・弥生さんは再婚しており、姓が「滝沢」となったため、滝沢秀明さんは現在の名前を名乗っています。
弥生さんと継父との間に子供が産まれ、滝沢秀明さんには弟（異父弟）がいます。
滝沢秀明さんは23歳の時に、苦労してきた母親と祖母のために、一戸建てをプレゼントしたそうです。
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兄は若くして死去
滝沢秀明さんには2歳年上の兄がいました。
滝沢秀明さんは2018年7月にバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』に出演した際「僕には兄がいました。数年前に亡くなってしまった」と、兄を死を告白しています。
2018年当時滝沢秀明さんは36歳だったので、数年前に亡くなったとする30代前半から半ばに死去した可能性が高いです。
滝沢秀明さんの兄の死因は公表されておらず、今でも亡くなった原因は不明のままです。
ファンの間では、事故・自〇・病気などの死因が憶測として飛び交っていました。
滝沢秀明さんの兄は生前、もんじゃ焼き店『東京月島もんじゃ 滝沢家』を経営していました。
このお店は2011年に東京都渋谷区宇田川町にオープンし、滝沢秀明さんの兄が経営している情報が知れ渡り、営業中はいつも地元客やファンで賑わっていたそうです。
しかし、滝沢秀明さんの兄のお店は、オープンから2年程で告知なく急に閉店しており、その頃に滝沢秀明さんの兄が死去し、経営を引き継ぐ人もなく、閉店を余儀なくされたのかも知れません。
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姉はKinki Kidsファン
滝沢秀明さんには3歳年上の姉がおり、1979年生まれで今年44歳になります。
滝沢秀明さんの姉の名前は公表されていませんが、Kinki Kidsの堂本光一さんの大ファンだったため、見る機会が多く、それで滝沢秀明さんが「自分もやってみようかな」と思ったのがジャニーズ入りのきっかけだったそうです。
滝沢秀明さんが2011年11月25日放送の『徹子の部屋』に出演した際「姉は結婚して子供がいる」と明かしています。
姉の出産の時には滝沢秀明さんが立ち会いビデを撮影を頼まれたとというほど、仲が良いようですね。
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滝沢秀明の入所理由は貧困のため？
滝沢秀明さんのジャニーズ入所の理由は、貧困から抜け出すためでした。
先述の通り、両親の離婚後から貧困生活となった滝沢秀明さんは、中学生になると貧しい家計を助けるために、子供でも働ける場所を探すようになります。
当時について滝沢秀明さんは「どこでも良かったんです。」と振り返り、ジャニーズやアイドルに憧れがあったわけではなかったとか。
元々、プロレス好きだったこともあり、プロレスラーになるためにプロレス団体に入団条件を問い合わせるも、「身長も体重も足りない」と言われ断念したそうです。
そして、自ら複数の芸能事務所に応募し、1番最初に返事が届いたジャニーズ事務所の存在に注目し、書類選考を通過して、ボロボロの服を着てオーディションに参加したと言います。
その時に長年の相棒である今井翼さんも一緒だったそうで、今井翼さんによると「滝沢の目つきは他人と異なっていた」と振り返っています。
滝沢秀明さんの場合、入所理由でよくある「スカウトされた」「家族や知人が応募した」「アイドルや芸能界に憧れて」などとは異なり、貧窮した人生を変えるシリアスさが応募理由で、貧困から抜け出し人生を変えたいという意思や覚悟が出来上がっていたとされています。
初取材の日に滝沢秀明さんは母親に「これからマイナスなことは絶対言わない」と伝えたそうです。
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こうして、1995年（当時13歳）にジャニーズ事務所に入所した滝沢秀明さんは、2週間のダンスレッスンだけで、Kinki Kidsのバックダンサーとして初ステージに立ち、14歳でオーディションの面接官を担当。
さらに、ジャニーズJr.のリーダーに任命され、Jr.を支えながら2002年にタッキー＆翼でデビューし、トップアイドルとして活躍しています。
そして、滝沢秀明さんはジャニー喜多川社長の後継者となるべく、2018年9月13日に同年12月をもって芸能活動引退とプロデューサー業の専念を発表し、9月10にはタッキー＆翼の活動を終了。
それ以降、ジャニーズ事務所の副社長とジャニーズアイランドの社長に就任すると、IT改革や海外進出、規制緩和などの事業改革を行うとともに、プロデューサーや演出家としても活動しています。
2022年にはTravis Japanをジャニーズ事務所初配信デビュー・世界デビューさせましたが、2022年10月31日にジャニーズ事務所の退社とジャニーズアイランドの社長退任が発表されました。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうな滝沢秀明さんを、引き続き注目していきたいと思います。