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宇都宮ブルックスから滋賀レイクスターズに移籍したテーブス海(てーぶす・かい)選手。
テーブス海選手は、トムホーバス監督の体制となり、初めて日本代表に召集されており、トムホーバス監督が強く期待を寄せている選手の1人です。
そんなテーブス海選手はこれまで、どこの学校でバスケットボールに取り組んできたのか、気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
テーブス海選手は高校時代は、日本とアメリカの3つの高校でプレーしています。
日本の高校は、東京都文京区にある男女共学の私立高校の、東洋大学京北高等学校です。
出典元:スクールポット
東洋大学京北高等学校は1898年に創立され、100年以上の伝統を誇る高校です。
偏差値は56となっており、東洋大学や日東駒専に進学する学生が多いです。
部活動では、バスケットボール部と剣道部などが、都内でも名門として知られており、バスケットボール部は2013年のインターハイで優勝した強豪校です。
同校出身の有名人には、ザ・ドリフターズの高木ブーさんをはじめ、多くのバスケットボール選手がいます。
テーブス海選手は、子供の頃はサッカーとバスケットボールに明け暮れ、プロサッカー選手を目指していましたが、自分の個性がいかせるバスケットボールの方が面白くなり、小学4年生からバスケットボールに専念しています。
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中学校はインターナショナルスクールから、通年バスケットボールが出来る、公立の神戸市立本庄中学校へ転校し、父親の仕事の都合で一家で東京に引っ越すことになり、名門の東洋大学京北高等学校へ進学。
出典元:バスケットボールスピリッツ
テーブス海選手は、自身が入学する前年にインターハイで優勝した京北高等学校の、展開の速いバスケットボールがかっこいいと思って、同校への入学を決意しました。
1年生からスタメンで活躍したテーブス海選手は、「アメリカに挑戦してみたい!」という気持ちが芽生え、両親に気持ちを伝え、高校2年生の春からアメリカへ渡っています。
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テーブス海選手がアメリカで通った高校は、1年目はブリッジトンアカデミー・プレップスクール(アメリカ・メイン州)です。
出典元:Boarding School
ブリッジトンアカデミーは、1808年に設立された男子大学生向けの予備校です。
テーブス海選手は、ブリッジトンアカデミーのトライアウトを受け一発で合格し、スタメンに入るにはそんなに時間はかからなかったそうです。
「日本人のポイントガードって、パスを出して周りを生かすプレーをしますから、それを評価されたと思う」と、話しています。
しかし、チームの成績が良くなく、納得できない1年だったそうです。
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2年目はノースフィールド・マウント・ハーモン・プレップスクールです。
出典元:Smapse
ノースフィールド・マウント・ハーモンは、1881年に男子校として設立されました。
ブリッジトンアカデミーと同じカンファレンスに所属する学校で、学業やバスケットボールのレベルは格段上で、デビジョン1の大学からオファーを貰える確率も上がります。
テーブス海選手のプレーを見て声をかけたのが、ノースフィールド・マウント・ハーモンで、2年目から2年間所属しています。
テーブス海選手は、迷わずノースフィールド・マウント・ハーモンに転校しますが、「本当に苦しかった2年間だった」と話しています。
デビジョン1の大学からなかなかオファーが来ず、漸くきたオファーも取り消され、周りの選手が次々と声がかかる中、自分には来なかったので取り残された気持ちになり、メンタル的にきつかったそうです。
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テーブス海選手が入学した大学は、ノースカロライナ大学ウィルミントン校(アメリカ・ノースカロライナ州)です。
出典元:名古屋学院大学
ノースカロライナ大学ウィルミントン校は、1947年に創立された公立大学です。
テーブス海選手は、デビジョン1のノースカロライナ大学ウィルミントン校から、オファーを受けて2017年7月に入学しています。
オファーをもらった時は、「このまま引退しちゃおうかと思ったほど、嬉しかった」と話しています。
ウィルミントンは、ディビジョン1の中でもミッドメジャーに属するチームです。
テーブス海選手は1年目からスタメンに起用され、そのシーズンのNCAAデビジョン1の2位となる、平均7.7アシストを記録しています。
「今でもあのアシストの結果は誇らしいし、自分の一生の宝物です。」と語っています。
しかし、テーブス海選手は、2019年に大学を離れ日本へ帰国し、プロ入りを決意しています。
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出典元:バスケットボールキング
テーブス海選手の父親はカナダ人で、母親は日本人です。
父親の名前はバーク・テーブスさんで、カナダ・マニトバ州ウィニペグの出身で、1966年2月18日生まれの現在56歳です。
父・バーク・テーブスさんは、カナダの元バスケットボール選手で、現在は富士通レッドウェーブのヘッドコーチを務めています。
バーク・テーブスさんが現役時代は、日本・カナダ・ドイツでプレーし、カナダに帰国後母校の大学でコーチングを学び、日本人女性と結婚した後、神戸市に移住しています。
神戸市のカナディアン・アカデミーの教員として同校のバスケット部を指導し、その後、教員をしながらJBL2の兵庫ストークスのヘッドコーチを務め、チームをJBLに昇格させています。
2013年から富士通レッドウェーブのアソシエイトヘッドコーチに就任し、2014年にはヘッドコーチに昇格しています。
2016年にはサンロッカーズ渋谷のヘッドコーチに就任しますが、シーズン終了後に退任。
富山グラウジーズのアシスタントコーチを経て、2018年6月より富士通レッドウェーブのヘッドコーチに復帰しています。
テーブス海選手の母親の名前はエイコ・テーブスさんです。
出典元:Instagram@eikotoews
詳しいプロフィールなどは、公表されていませんが、ご自身のSNSで頻繁に子供たちの活躍する姿をアップしています。
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出典元:Instagram@eikotoews
テーブス海選手には弟が1人いて、名前はテーブス流河(てーぶす・るか)さんです。
弟・テーブス流河さんもバスケットボール選手です。
テーブス流河さんは、神戸・六甲アイランドの出身で、テーブス海選手とは6歳離れています。
東京・実践学園中学時代から注目を集めている選手で、兵庫の名門・報徳学園でプレーしていましたが、高いレベルに挑戦するために、インターハイ終了後、兄と同じノースフィールド・マウント・ハーモン高に進学しています。
テーブス流河さんは現在、高いレベルで腕を磨いている段階ですが、既に、ディビジョン1のコロンビア大学やペンシルバニア大学からのオファーを獲得しています。
2023年秋にいずれかの大学へ進学予定となっています。
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出典元:Yahooニュース
テーブス海選手が、日本へ帰国した理由を、次のように話しています。
やっぱり「もう1つ上のレベルでバスケットをしたい」という気持ちは常にありました。でも、現実的にはそう簡単なことではない。仮にハイメジャーなチームに移籍できたとしても、NCAAのルールでは移籍後1年間はゲームに出られない。もちろんその1年を耐えて、将来NBAにいった選手は沢山いますが、僕にはその1年が我慢できそうになかったんです。
引用元:4years
テーブス海選手が次のステップに進む道を迷っていた時、選択肢の一つにBリーグの存在がありました。
Bリーグの試合は、バスケットIQやバスケットの質が高いと感じており、大学にこだわる必要はないと思ったそうです。
「今は自分が経験できる、1番高いレベルの環境でプレーすることがベストだ」と、テーブス海選手は帰国を決心したと言います。
そして、2020年1月10日に、宇都宮ブルックスから特別指定選手として加入し、1月15日にサンロッカーズ渋谷戦でデビューをしています。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々の活躍が期待されるテーブス海選手を、引き続き注目していきたいと思います。