東海林大(とうかいりん だい)選手は、2019年の世界選手権では、200m個人メドレーで世界新記録を樹立し優勝した実力者です。
しかし、そんな東海林大選手もこれまでに色んな苦難を乗り越えて、東京パラリンピックの出場を果たしています。
そこで今回の記事では、
・東海林大選手の知的障害はどんな病気?
・東海林大選手のイケメン画像
の3つのポイントに沿って、東海林大選手をご紹介したいと思います。
東海林大のwikiプロフィール!
引用元:山形新聞
東海林大選手は、山形県山形市の出身で、1999年3月9日生まれの現在22歳です。
東海林大選手は、幼少期から水遊びが大好きで、川遊びでずぶ濡れになったり、一つ上の兄と一緒に自宅のお風呂に飛び込んで壊したりした、というエピソードがあります。
ただ、母親によると、東海林大選手は4歳まで意味のある言葉が全くでなかったので、意志の疎通が難しく、育児も手探りだったと言います。
4歳の夏から、兄がスイミングスクールに入るのをきっかけに、東海林大選手も一緒に地元のスイミングスクール「山形ドルフィンクラブ」に入り、水泳を始めています。
元々、水遊びが好きだった東海林大選手は、水泳は水遊びの延長のような感じで楽しんでいたそうです。
4歳の秋に、軽度の知的障害である「自閉症スペクトラム」と診断されます。(詳しくは後述します。)
東海林大選手は当時短距離の自由形が得意で、小学6年生からは育成コースから選手コースへ進み、小学校・中学校時代(特別支援学級に在籍)は、健常者の競技に参加してきました。
東海林大選手は、上山高等養護学校へ進学した1年生の冬に、JSCA全国知的障害者水泳競技大会へ出場し、50m・100mで大会新記録で優勝したのを機に、パラ水泳へ転向しています。
それまで健常者の中で競技をすることは、とても神経を張り巡らせて大会に臨んでいたそうですが、パラへ転向するきっかけとなったこの大会では、とても楽しく泳げたと言います。
パラ水泳へ転向後の翌年2015年には、日本代表選手として国際大会へも出場してきました。
2016年は、東海林大選手はリオパラリンピック日本代表有力候補として選考戦に臨むも、味わったことのない会場の雰囲気や周囲からのプレッシャーに緊張し、実力が発揮できず落選してしまいます。
余りのショックの大きさに、東海林大選手は一時期水泳を辞めようかと思うほど、落ち込んでしまったと言います。
気持ちがどん底にまで落ち、どんどん悪い方向に考えてしまっていた、東海林大選手の気持ちを変えるきっかけを与えたのは父・正樹さんがすすめた『できたことノート』でした。
引用元:NHK
『できたことノート』は悪いことは一切かかず、水泳に限らず良かったことだけを書くノートで、書き続けることで、前向きに取り組めるようになったといいます。
その後は、100m自由形、200m自由形、200m個人メドレーと次々と日本新記録をたたき出し、100mバタフライでは、一時期世界記録保持者にもなっています。
2019年の世界パラ水泳選手権大会で、東海林大選手は200m個人メドレーで世界新記録を樹立して優勝し、東京パラリンピックの内定を獲得しています。
現在は、三菱商事に所属し、山形市内の「株式会社アイエス 介護付き有料老人ホーム ベル宮町」で清掃業務をしながら、16年間通っている「山形ドルフィンクラブ」で練習に励んでいます。
リオパラリンピックに出場できなかった屈辱を、東京パラリンピックでは大いにはらして欲しいですね!
次では、東海林大選手の自閉症スペクトラムとはどんなものなのか、見ていきたいと思います。
東海林大の知的障害とは何?
引用元:日本経済新聞
先述の通り、東海林大選手は4歳の時に、軽度の知的障害である「自閉症スペクトラム」と判明しています。
自閉症スペクトラムとは、対人関係が苦手・強いこだわりといった特徴がある発達障害の一つです。
・強いこだわりがある
・子どもの約20~50人に一人
・男性に多く、女性の約2~4倍
自閉症スペクトラムになる原因は不明とされており、「生まれつきの脳機能の異常」と考えられています。
東海林大選手もまた、小さい頃は両親との意思疎通が上手くいかなかったと言います。
これまでの多くの研究からも、親の育児方法やしつけ方などが原因ではないことが分かっています。
自閉症スペクトラムは、病気と言うよりは、「持って生まれた特有の性質(特性)」と考える方が良いとされています。
(参考情報:すまいるナビゲーター)
東海林大選手の場合は、水泳への「強いこだわり」が、次々と新記録を樹立する功績を生んでいるのでしょうね。
次では、東海林大選手のイケメン画像を、見ていきたいと思います。
東海林大のイケメン画像も!
東海林大選手が「イケメン!」という声が多くありましたので、イケメン画像を集めてみました。
早速、ご覧下さい。
引用元:スポーツナビ
引用元:olympics
引用元:JTB
引用元:ベースボールマガジン
引用元:yahoo
いかがでしたでしょうか?
連日メダルラッシュのパラ水泳の日本チームですが、東海林大選手にも是非メダルを獲得して欲しいですね!
引き続き、東海林大選手の活躍に注目していきたいと思います。