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オリックスバファローズ所属の投手・宇田川優希(うだがわ・ゆうき)選手。
宇田川優希選手は、育成選手から短期間でWBCメンバーに選ばれており、その活躍に注目が集まっています。
そんな宇田川優希選手はチームに馴染めなかったそうですね。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、宇田川優希選手についてご紹介したいと思います。
WBCに向けた日本代表「侍ジャパン」の宮崎キャンプで、当初、宇田川優希選手は「自分から行けるようなタイプではないので」と、チームに馴染めないと打ち明けていました。
宇田川優希選手は昨年7月まで育成選手で8月に一軍デビューしたばかりで、わずかな期間でWBCメンバーに選出されています。
NPBから今回のWBCメンバーに選ばれた投手陣の中で、宇田川優希選手は昨年11月の強化合宿に参加しておらず、国際大会の経験もないため、チームメイトに上手く馴染めなかったそうです。
合宿で顔を合わせた面々と自分を比較してしまい、「みんがスーパースター過ぎて、僕が上手くしゃべれず、そっけない反応しかできなくて。それがまた嫌で」と話しています。
宇田川優希選手は「気疲れっていうのは出てきている。チームにまだ慣れていない部分があるので、慣れていけたらもっとパフォーマンスにも関係するのかな。」と本音を告白。
2月18日にダルビッシュ有選手がブルペン入りした際、若手の投手陣が一列に並んで見学する中、宇田川優希選手はその輪に入らず、1人でトレーニングルームに籠っていたとか。
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合宿初日に至っては、「ロッカーで一人でいました」と明かしています。
そんな時、同じ歳で同僚のエース・山本由伸選手が「一緒にご飯行こう」と、昼食に誘いにきても断ったそうですが、「いいから来い!」と強引に連れ出されたそうです。
山本由伸選手はキャンプ中は部屋が隣で、宇田川優希選手曰く「自分から行けないので、気を遣ってくれて。僕の部屋に寄って一緒にご飯行こうって。」と声を掛けてくれて、徐々にチームメートと交流が深まったようです。
宇田川優希選手の人見知りでおとなしい性格を知る山本由伸選手は、初日から「キャッチボールやろう」と誘ってくれたと言います。
また、練習後にはダルビッシュ有選手や宮城大弥選手も合流し、宮崎の海を眺めながら語らいの時を過ごしたそうです。
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チームに馴染めない宇田川優希選手を気遣ったのが、チーム最年長のダルビッシュ有選手でした。
2月20日にダルビッシュ有選手によるSNS投稿が話題を呼びました。
『宇田川さんを囲む会』は、「気疲れする」とチームに馴染めない宇田川優希選手のことを知って、ダルビッシュ有選手が予定されてた投手会を変更して、投手陣14人全員が参加して焼肉会が開催されました。
最後は、人見知りの宇田川優希選手をセンターで腕組みさせて撮影し、『宇田川会』と記してSNSに投稿し、投手陣の仲を一気に深めています。
『宇田川会』は一時、SNSでトレンドに上がるほど、話題になっていました。
食事会では、人見知りでモジモジしていた宇田川優希選手を、隣に座っていたダルビッシュ有選手が同じテーブルに座る、高橋奎二選手、山本由伸選手、戸郷翔征選手らに話を振り、宇田川優希選手からも本音を引き出したそうです。
この食事会をきっかけに宇田川優希選手は、「食事会で話してくれて、慣れたというか、自分を出してもいいんだな」と、気疲れから解放されたとか。
「宇田川会」の支払いは、ダルビッシュ有選手が全員分ご馳走しており、帰りのタクシー代も支払う太っ腹ぶりだったそうです。
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また、宇田川優希選手は減量にも取り組んでおり、『宇田川会』の前日の練習中にダルビッシュ有選手にお腹を触られて「別に太ってないやん」と言われたそうです。
ダルビッシュ有選手の初ブルペンで、一人だけ見学しなかった宇田川優希選手は、「みんな見に来てくれたけど、どうしたの?」と聞かれたとか。
その理由は減量メニューをこなす必要があったためで、減量メニューをダルビッシュ有選手に見せると、「あまり自分をいじめないで、優しくね」と言ってくれ、宇田川優希選手は「頑張れよ」と逆の意味の言葉が響いたと言います。
宇田川優希選手は「すごくしんどくて、どうしていいか分からない時期でもあったので…。少し気持ちが楽になりました」と思い返しています。
減量についてダルビッシュ有選手は、「動くためのアプローチをしないといけないのに、減量ということになってしまうと、球速が落ちてしまったりだとか、手の感覚がおかしくなってしまう。」とパフォーマンスに影響すると説明。
さらに「(宇田川選手は)1年前までは育成で、いきなり侍ジャパン。それなのに、ここでも減量だとか、ボールがどうとか言われてしまう。それだとあまりにも一人の人間が背負うには大きすぎる。だからそれが嫌だった」と、育成上がりの投手のプレッシャーの重さを気遣っていました。
宇田川優希選手は合宿の最大の難所が食事制限だといい、「パフォーマンスを落とさないための食事」を助言されてからは、控えていた揚げ物やケーキ、ステーキも食べるようにしたとか。
折角の『宇田川会』はチートデー(ダイエット中に好きなものを食べる日)で、デザートのバニラアイスが美味しくて、1個食べ、2個目を食べ、3個目は恥ずかしくて隠して食べてたとか。
するとダルビッシュ有選手に「宇田川くん、デザートのお替り大丈夫?」と聞かれ、「あ、持ってます!」と言って3個目がバレてしまい、そこで笑いが起きたそうです。
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『宇田川会』をきっかけに、宇田川優希選手は投手陣のムードメーカー的存在になったそうです。
ブルペンで投球練習をする宇田川優希選手を見ていたダルビッシュ有選手は、「手の届かない所に行ってしまった」と、絶賛しています。
30球を投げ込んだ宇田川優希選手右腕について、「すごかったですね、今日は。数日前は馴染めずモジモジしてたんですけど、食事会でみんなが気を遣って話してくれて、本人も落ち着いたのかその次の日くらいから、逆にピッチャー陣の中心になっちゃって。手の届かない所に行ってしまった」と話しています。
さらに「チームの中心で笑いをとってくれる」と、宇田川優希選手の成長ぶりを明かしています。
佐々木朗希選手もまた、一番仲良くなった選手は宇田川優希選手と言い、「試合で抑えた後から、凄い口数が増えたなと思いました」と、壮行試合でイニング途中から見事な火消しを演じた先輩をいじっていました。
ソフトバンクとの強化試合で登板した宇田川優希選手が、8回で1人走者を出しながら併殺で絞めて役割を果たし、マウンドからブルペンを向かうと、投手陣を中心とした選手らがベンチ前で出迎える“囲む会”状態になったとか。
最後には、ダルビッシュ有選手がスッと近づき声を掛けるシーンも見られ、ファンからも「宇田川ナイス!」「計算できる」など高評価が続出しています。
そして、合宿最後にはダルビッシュ有選手の、愛のある“宇田川いじり”が見られました。
手締めの後、選手と首脳陣が、3球ずつファンのいるスタンドにサインボールを投げ入れましたが、ダルビッシュ有選手の1球だけ「宇田川優希」の文字が記されていました。
ダルビッシュ有選手は自身のサインの隣に、宇田川優希選手のサインをもらい、投げ入れる前に周りの投手に見せて爆笑を誘ったそうです。
そんなダルビッシュ有選手について宇田川優希選手は、「小学生の頃から見ていたので、最初は憧れの人、ファンとして見てましたけど、今は頼れる先輩になりました」と話しています。
また、合宿最後に宇田川優希選手は、「短い合宿でしたけど、成長できた気がします。自分から積極的に話しかけたり、プレー以外でもできるようになったところがあるので、本当に良かったです」と心境を明かしています。
★宇田川優希選手さんのハーフに関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな宇田川優希選手を、引き続き注目していきたいと思います。