“アグー”の愛称で親しまれている、埼玉西武ライオンズ所属の山川穂高(やまかわ・ほたか)選手。
山川穂高選手が持つパフォーマンスの“どすこい”が、WBCでも話題となっています。
そんな山川穂高選手の“どすこい”はどこからきたのでしょうか?
そこで今回の記事では、
・山川穂高の応援団長
・山川穂高の面白エピソード
の3つのポイントに沿って、山川穂高選手についてご紹介したいと思います。
目次/もくじ
山川穂高のどすこいの由来は?

山川穂高選手のパフォーマンス“どすこい”の由来は、大相撲力士の御嶽海(みたけうみ)に似ていることに由来しています。

どすこいをやる以前、山川穂高選手は、似ていると言われるお笑い芸人のゆりあんレトリィバァさんの「調子に乗っちゃって」を、ホームラン後のパフォーマンスとして見せていました。
しかし、山川穂高選手は「もっと球場が一つになるようなことがしたかった」そうです。
そこで、周囲から御嶽海にも似ていると言われて、新パフォーマンスの着想を得たと言います。
“どすこい”は2018年12月の岩手県花巻市のトークショーで初披露しており、相撲の動きを取り入れ、ファンとの一体感を生み出すのが狙いで、山川穂高選手は「球場のみなさんも一緒に『どすこい』と言って欲しい」と呼び掛けていました。
その後、2020年12月に山川穂高選手は、「どすこいパフォーマンスを封印する」と発表しています。
山川穂高選手は、「僕、もう『どすこい』やらないです。あいつにあげます。よくばり君。あいつに託しますから。僕は来年野球に集中しますから」と、ドラフト1位ルーキーだった渡部健人選手に引き継ぐことを明かしています。

「もうキャラがね、あいつの方が。もう負けたでしょ。僕よりデカい子がどんっと入ってきたから、僕なんか(中村と)間の次男。だから、あれは渡部くんがやってくれれば」と託しています。
ところが、2021年3月4日のオープン戦で、「4番・一塁」で出場した山川穂高選手は、オープン戦1号の3ランを放つと、お決まりの“どすこい”パフォーマンスを披露。
コロナ禍を配慮し、大声を出さずに口だけ「どすこい」と動かしていました。
封印を宣言していた山川穂高選手ですが、「色々な人に期待されている気もした。応援してくれる人のためにやりたい」と解禁したそうです。
3月7日のWBCの強化試合で、不振だった山川穂高選手が初本塁打を放つと、どすこいパフォーマンスを披露しました。

球場のファンも一体となるパフォーマンスを目の当たりにしたヌートバー選手は、「見ていて楽しかったです。ロッカーでも再現してもらった。もしかしたら、僕がアメリカに帰ってやってるかもしれない」と“どすこい”のアメリカ進出を示唆しています。
山川穂高選手の“どすこい”が海を渡り、MLBで見られる日も近いかもしれませんね。
山川穂高の高校時代は応援団長!?

山川穂高選手が球場を盛り上げようとする精神は、高校時代に応援団長をしていた経験からきているようです。
山川穂高選手は沖縄県立中部商業高校時代、すぐにレギュラーにはなれず、レギュラーになったのは3年生からでした。
高校1年生から2年生の間は応援団長を務めており、1試合も出ることなくずっと応援をしていたとか。
山川穂高選手は、当時も被りもののパフォーマンスを繰り出しており、ユニフォームにゴリラのお面を被って応援していたそうです。
「客席の野球部以外の、球場に来ているお客さん皆に笑っていただいたんで、それは嬉しかったです」と当時を振り返っています。

山川穂高選手は、2022年のオールスターゲームでは、グラウンドでの活躍にとどまらず、メンバー紹介の時には、白い馬のマスクを被って登場して観客を沸かせています。

また、ベンチでは佐々木朗希選手とフリップ芸をするなど、縦横無尽に球場を盛り上げています。
パリーグベンチ
— とある者のサブ垢 (@n_yuuki12112) July 26, 2022
山川穂高&佐々木朗希投手
山川穂高
「俺に許可なしにあいみょんと対談してたな?」
「白井球審と仲直りしろ」
あいみょんさんのライブの宣伝
して
11月5日全チームのユニフォームを着て集合
とフリップ芸?を披露
ピコピコハンマーで佐々木朗希選手を叩くシーンもw#オールスターゲーム pic.twitter.com/I48q9dJPeL
山川穂高選手は「(パフォーマンスは)自分で考えました。僕は高校時代に応援団長としてあのようなことをやっていましたので。小道具も自分で調達しました。チームメイトの反応はとても良かったです。皆楽しんでくれました。」とコメントしています。
しかし、応援団長をしていた時期は、人生の中で一番野球ができない苦しい時期だったと明かしています。
高校1~2年間が、多分僕の人生の中で一番野球ができない、苦しい時期だったのかなぁと。特にケガはしてないんですけど、ただ自分の実力がないだけで試合にでれなくて。だから頑張ってこられたのかなと思います。
引用元:西日本スポーツ
山川穂高選手の数々のパフォーマンスの背景には、これまでに味わった苦しさと、実力を磨くための努力を重ねた日々があるようですね。

山川穂高の面白エピソード5選!

ファンから陽気で楽しいと言われる山川穂高選手の、面白エピソード5選をご紹介したいと思います。
面白エピソード②:楽譜は読めない
面白エピソード③:頭は62㎝
面白エピソード④:あいみょんTシャツ
面白エピソード⑤:小顔効果
それでは、山川穂高選手の面白エピソードを詳しく見ていきましょう。
面白エピソード①:おかわり2世

山川穂高選手は、チームメイトの中村剛也(なかむら・たけや)選手と体形が似ていることから、中村剛也選手の愛称にちなんで、『おかわり2世』と呼ばれています。
山川穂高選手は大学1年生の時から、中村剛也選手の打撃フォームをインターネット上の動画をみて研究しており、最も尊敬している人物だそうです。
また、山川穂高選手は地元沖縄の豚にちなむ『アグー』も愛称になっており、Twitterのアカウント名も『@AGU1123』にしています。
さらに、山川穂高選手は同期入団で元チームメイトの森友哉選手と仲が良く、年下にも関わらず「おい、デブ」などと呼ばれ、よくからかわれているそうです。
面白エピソード②:楽譜は読めない

山川穂高選手は小学生の頃からピアノと書道を趣味としていますが、ピアノ教室に通ったのは高校卒業後の半年だけで、楽譜は読めないそうです。
しかし、中学時代には合唱コンクールでピアノ伴奏をした経験を持っており、書道は8段だとか。
これまでに山川穂高選手はピアノや書道の腕前をSNS上で公開していますが、2021年2月にアップされたピアノでは、ゴリラの被り物をして演奏。
身体を前後左右に動かしてリズムを取りながら、淀みない手つきで鍵盤を奏でると、ファンからは《ピアノ上手いな!》《匠の技が随所に》《ホームランも打ってるし本当に多才!》と多くの反響がよせられていました。
面白エピソード③:頭は62㎝

山川穂高選手は、埼玉西武ライオンズの入団会見の時、球団から用意されたキャップがフィットしませんでした。
山川穂高選手は「僕、帽子は62なんです」と頭が大きすぎることを打ち明けし、帽子を頭の上にちょんと置くしかなかったそうです。
面白エピソード④:あいみょんTシャツ

山川穂高選手は、シンガーソングライターのあいみょんさんの大ファンとして知られています。
2022年の球宴では、ロッテの佐々木朗希選手があいみょんさんと対談していたことをイジリ、フリップ芸で「俺の許可なしに対談してたな?」と、ハンマーで頭をポコンと叩くシーンも見られました。
そんな山川穂高選手がSNSで、あいみょんさんのアルバム『瞳へ落ちるよレコード』の、オリジナルTシャツを着用した姿を投稿。
山川穂高選手は「Mサイズでちょーどだったー!!あいみょん、ありがとーねー!!!!」と綴っています。
山川穂高選手のピチピチのTシャツ姿にフォロワーから《チビティー》《首、肩回りはち切れそう》《脱げるのかな?》《ぴちぴち可愛い》などの声が寄せられていました。
小顔効果

山川穂高選手はSNSで、WBCの侍ジャパンのメンバーが揃った決起集会の様子を公開しています。
Twitterでは「決起集会、さーーーー!!!」と綴り、大谷翔平選手やヌートバー選手との写真を投稿。
さらに、Instagramでは、大谷翔平選手が手前、山川穂高選手が奥に位置をとる「小顔効果」を駆使した1枚をアップしています。

山川穂高選手は「遠近法とか言われるけど、まー確かにそう。俺は顔でかい(笑) ちゃう、しょーへいが顔小さいんだっ!!!!」と自虐的に記載しています。
これに対してフォロワーからは《合成なんですよね!》《器もデカい山川さん!!!!》《遠近法バグった》《衝撃》などと大反響でした。
★山川穂高選手の嫁や子供に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな山川穂高選手を、引き続き注目していきたいと思います。