“投手王国”の仙台育英高校の大黒柱とされる、湯田統真(ゆだ・とうま)選手。
湯田統真選手は、春の東北大会で球速153キロをマークしており、夏の甲子園での活躍が期待されています。
そんな湯田統真選手はどこの中学で野球に取り組んでいたのでしょうか?
そこで今回の記事では、
・湯田統真の父親
・湯田統真のドラフト評価
の3つのポイントに沿って、仙台育英の湯田統真選手について、ご紹介したいと思います。
湯田統真の出身中学は泉崎中!

湯田統真選手の出身中学は、福島県西白河郡泉崎村にある泉崎村立泉崎中学校です。
泉崎村の人口はおよそ6000人の小さな村で、泉崎中学校の生徒数は196人(2022年度)しかおらず、比較的小さな中学校です。
湯田統真選手は、泉崎第二小学校の4年秋から「白河リトルリーグ」で野球を始め、泉崎中学時代は軟式野球部に所属していました。
当時、湯田統真選手はそれほど野球に情熱があったわけではなく、「高校は野球をやらなくていいかな」と、近くの高校へ進学を考えていたとか。
その理由は、泉崎中の軟式野球部に入部した1年生は、湯田統真選手1人だけだったからで、当時は外野メインで時折ピッチャーとしてマウンドに立つ程度でした。
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そんな湯田統真選手が高校野球に興味を持ったきっかけは、中学2年の時に父親と観に行った2019年の夏の甲子園に試合で、仙台育英が鳴門(徳島)に8対5で勝利したのを観て、強烈な衝撃を受けたことだとか。
実際に仙台育英の試合を観た湯田統真選手は「ここでやりたいな」と思えたそうです。
実は、湯田統真選手の父親が仙台育英の須江監督と縁があり、須江監督が泉崎中学に視察に来たところ、湯田統真選手のプレーを見て「震えた」と言います。

出典元:毎日新聞
『ピッチャーとしての能力のほうが秀逸だ』って。あの頃は外野で、バッティングも面白かったんですけど、ピッチャーとしての伸びしろのほうがあるとすぐに感じましたね。
引用元:SPORTIVA
このような経緯から仙台育英に進んだ湯田統真選手は、2年生の夏の大会でデビューし、背番号18の控え選手として夏の甲子園に挑み、140キロクインテットの1人として創部初優勝を飾っています。
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湯田統真の父親は仙台育英OB!?

湯田統真選手の父・湯田利行さん(43歳)は仙台育英のOBで、仙台育英の須江監督の先輩になります。
父・湯田利行さんは、1998年の「選抜高校野球」にライトとして出場しています。
昨年の夏の大会を甲子園で観戦していた父・利行さんは、3試合に登板した湯田統真選手について「チーム一丸となって逞しく投げてくれた」とコメント。
さらに仙台育英が優勝した際には「自分が生きているうちに白河の関を越えるとは思わなかった。また秋から頑張ってもう一度甲子園に連れてきて欲しい」と涙ながらに話していました。
親子で甲子園出場を果たした湯田統真選手は、今年も父・利行さんをを喜ばせることができそうですね。
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湯田統真はドラフト上位選手!

湯田統真選手は、今秋のドラフトの上位候補選手と言われています。
湯田統真選手は、身長181㎝・体重83㎏の恵まれた体格で、最速153キロの直球を持つ本格派右腕です。
湯田統真選手の武器は、
最速153キロ、常時130キロ台後半~140キロ台前半の真っ直ぐと、120キロ前後~130キロ強の縦のスライダー、130キロ前後のカット、120キロ台のフォーク、100キロ台のカーブ。
引用元:https://draft-repo.com/
となっています。
夏の東北大会の準決勝の対盛岡三戦には、6球団のスカウトが視察に来ており、セ・リーグのスカウトは「選抜より球速が上がっている。湯田は打者の手元で変化するスライダーが素晴らしく、オリックスの山岡のよう。」と絶賛しています。
この夏の大会の活躍次第で、湯田統真選手の評価は一気にあがるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな湯田統真選手を、引き続き注目していきたいと思います。