1分間最強を決める格闘技イベント『Breaking Down5』が開催され、話題となっていますね。
そのオーディションで警棒を持って暴れたのが、ベル(警棒ニキ)と呼ばれる人物です。
そんなベル(警棒ニキ)とはどのような人物なのか、気になりますよね。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、ブレイキングダウンで警棒持って暴れたベルさんについて、ご紹介したいと思います。
ブレイキングダウン5のオーディションで最初のグループが始まった直後、朝倉海さんが「ちょっといいですか?警棒で暴れてるヤツがいる」と駆け込んできました。
朝倉海さんはオーディションの裏側をレポートするという企画で、参加者やひな壇に座っている人にインタビューをしていました。
控室前に通路にいた朝倉海さんは、怒鳴り声を上げ控室にはいる男をみて、後を追います。
その男がベルさんです。
ベルさんは、鞄の中から警棒を持ち出し、もう一人の男性に「俺は格闘技しにきてんだよ。来いよ!喧嘩なら、今ここでやってやるよ」と向かっていきます。
朝倉海さんが咄嗟に2人を止めに入り、腕を捻りながら警棒を取り上げて床に落とさせました。
怒りが治まらないベルさんは、相手の男の胸ぐらをつかんで、喧嘩をやめようとせず、「お前、名前何だよ!俺はベルだよ、横須賀だ。テメエどこの誰だよ!」と攻めよります。
再びベルさんが警棒を手にして相手に向かっていったため、朝倉海さんが背後からボディロックで倒し、「武器使うな、オイ!」と制止します。
怒りがおさまらないベルさんに、朝倉海さんが「上(オーディション)でやって!」と言うと、今度はベルさんが「何だよ、いきなりプロがよ!」と凄みます。
その後、ベルさんは「もう、オレは帰るんで!」と言い、騒動は終わったかに思われました。
朝倉海さんの報告を受け、オーディションを中断して駆けつけた、朝倉未来さんと瓜田純士さんが、会場外で警棒を持つベルさんと相手の男性を見つけます。
瓜田純士さんが「警棒出せよ」と言って警棒を取り上げ、「通報が入るから、中に入って」とその場をとりあえず落ち着かせました。
事の発端は、オーディション前にベルさんがトイレに行こうとしたら、相手の男がいきなりため口で絡んできたようです。
お互い大事に至らなかったのは幸いですが、武器を用意しているのは危険ですね。
その後、ブレイキングダウン5の本戦を観戦しに来ていたベル(警棒ニキ)さんは、インタビューされていました。
非常に丁寧な言葉遣いで「格闘技はやったことがなく、喧嘩しかしないので、喧嘩自慢とやりたいですね。」とし、「ボディチェックがあると聞いたので、今日は警棒は持ってきてない。」と話しています。
どうやら、ベル(警棒ニキ)さんは、警棒をなくしちゃったようですね。
ブレイキングダウンで警棒騒ぎを起こしたベル(警棒ニキ)さんの経歴は、横須賀を中心に活躍するラッパーです。
リーゼントがトレードマークのラッパーとして、ラップバトルファンの間では高い知名度があります。
活動名の『ベル』は、飼い犬の名前からとったそうです。
ベル(警棒ニキ)さんは、小学生の頃から気に食わないヤツがいたら、すぐに喧嘩をしていたとか。
中学に入るともっとエスカレートし、「近隣に中学を潰しに行ってきた」と、まさに“ヤンキー道”を突っ走っていました。
ベルさんがラップを始めたきっかけは、人気HIPHOPシンガーのAK-69さんに憧れたからだそうです。
動画で高校生のラップバトルの大会を見て、「俺の方が口喧嘩は強い」と、5年程前からラッパーの道を歩始めました。
ベルさんは初めて舞台に上がった時、「自分の言葉で会場が盛り上がる瞬間は、何とも言えない快感があった」と言います。
若手ラッパーの登竜門となっている、MCバトル大会『BAZOOKA!!!高校生ラップ選手権』の第15回(2019年)に、初出場したベルさんは、前回の覇者・HARDYさんを倒し、ベスト8という結果を残し注目を集めました。
同年にはテレビ番組『高校生RAP選手権』にも出場し、注目度はうなぎ登りだったそうです。
ベル(警棒ニキ)さんはその後、MCバトル番組『フリースタイルダンジョン』に出演や、MCバトル大会『戦極MCBATTLE』による、『U-22 MCBATTLE 2019 FINAL』などに参戦。
ベルさんは、喧嘩上等なスタイルでMCバトルシーンで活躍していました。
ベル(警棒ニキ)さんは、自身のTwitterで、2021年5月19日に強盗殺人未遂で逮捕されたと明かしています。
ベルさんは、2021年5月19日に強盗殺人未遂で逮捕され、警察署に3カ月間拘留、罪名は『傷害罪』となり、2年(懲役?)の執行猶予4年の、有罪判決を受けたことが分かりました。
この事件の詳しい内容は分かりませんでしたが、問題は事件後の対応にあったようです。
ベルさんは自身のTwitterで、『賛否両論はあると思うけど、それが俺のリアルだから』と、事件のことを武勇伝のように告白しています。
「留置所で書いたリリックを曲にしました。楽しみにしてて」と、逮捕の経験を元に楽曲を制作すると宣伝もしています。
このベルさんの発表を受け、リプライ欄では「自慢気に語るのがクソダサ。普通に恥じだと思った方がいい」「何犯罪を美化してんねん」など、批判が殺到しました。
そんなベルさんは2021年10月24日に満を持して、処女作となる『零四六』を公開しています。
リリックの内容にはベルさんが宣伝していた通り、「取り損ねちまった60万」「恐喝のお金で羽振りを見せて」「俺らの儀式は殴り合い」など、5月の事件を匂わせる歌詞も多数使われていました。
しかし、YouTubeのコメント欄には、「クソダサイんだけど、頭に残る(笑)」「中学生のポエムみたい」と歌詞のレベルが低すぎるという声が殺到。
さらに、低評価率70%を超えており(2021年10月時点)、炎上状態となっていました。
ベル(警棒ニキ)さんは、今、良くも悪くも最も注目を集めているラッパーの1人ではないでしょうか。
【2022年9月28日追記】
2022年9月28日にベルさんが、傷害の疑いで逮捕・送検されました。
ベルさんは、8月19日に横浜市港南区の路上で、22歳の男性を集団暴行し、刃物で左胸を刺して1カ月の怪我をさせた疑いが持たれています。
ベルさんが刺した男性は、違法薬物の売人と見られ、違法薬物の売買を巡るトラブルがあったとみて、警察は暴行に関わった数人の行方を追っているそうです。
【2022年12月6日追記】
ベルさんは2022年12月6日に、大麻を所持していた疑いで逮捕されました。
ベルさんの逮捕容疑は、2021年9月に福岡市中央区西中洲のホテルで、大麻を含む植物片0.942gを所持していた疑いが持たれています。
ベルさんがホテルをチェックアウトした後、清掃員が部屋の掃除をしていた所、金庫の中から大麻の入ったポリ袋と吸い殻が見つかったとしています。
取り調べに対してベルさんは、「この件については黙秘します」と供述しています。
逮捕されたベルさんは、「葉っぱなんてカワイイもんだよ。ありがとう、みんな!」と叫んでいました。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうなベル(警棒ニキ)さんを、引き続き注目していきたいと思います。