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アメリカで人気ラッパー、音楽プロデューサーとして知られるディディ（パフディディ/P・ディディ）。
そのディディが、2024年9月に売買春斡旋、性的人身売買などの疑いで逮捕・起訴され、世界の注目を集めています。
そんなラッパーのディディはいったい何をしたのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、ラッパーのディディについてご紹介したいと思います。
ラッパーのディディ（本名：ショーン・コムズ）は、性的人身売買の他、恐喝、売春行為関与などの容疑で2024年9月16日に逮捕され、その後起訴されました。
検察は、ディディが2008年頃から度々性的なパーティ「フリーク・オフ」を開催し、自分の立場や名声、薬物などを利用して、複数の男女に性的な奉仕を強要したと主張しています。
ディディは過去数年間にわたり、いくつもの訴訟や法廷闘争に巻き込まれており、2024年3月にはFBIにより家宅捜査されていました。
今回の訴状によると、性的人身売買、強制労働、誘拐、放火その他の犯罪の容疑がかかっていますが、ディディは無罪を主張しており、拘留から逃れるために5000万ドル（約70億7000万円）もの保釈金を支払いを申し出ました。
通常、殺人など重罪でなければこれで釈放となりますが、ディディの場合は却下されたとのことです。
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強制的な人身売買の容疑で有罪判決を受けた場合、最短で15年の禁固刑で、最長で終身刑に処される可能性もあるとアメリカメディが報じています。
地元メディアによると、拘留が命じられたディディが収容されているのは、ネズミやうじ虫がわく不潔な収容施設として悪名高いメトロポリタンの拘置所だとか。
そこの独房にいるディディは、出された食事には一切手を付けず、自殺防止の器具を付けられているそうです。
ディディの総資産は、2019年時点で7億4000万ドル（約1043億円）だったとされ、1990年代から何十年にもわたって超一流の裕福な生活を送ってきましたが、今は一転して劣悪な環境に置かれています。
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今回の“ディディ事件”の被害者は、未成年者25名を含む120人以上と報じられています。
被害者の男女の内訳は半々で、最年少は当時9歳の少年で、さらに14歳と15歳も含まれており、未成年者の被害者は皆、エンタメ業界でのキャリアを求めていたという共通点があります。
今回のディディの起訴の端を発したのは、2023年に元恋人のキャシーから起こされた訴訟で、2人が恋愛関係にあった時期に、性的暴行、暴力、性売買、強制的な性行為を強要したとして、ディディを告発しました。
この虐待は、2007年からキャシーが彼のもとを離れる2018年末まで続いており、ディディ側はこれを否定しましたが、訴訟が提起された翌日に和解したことが報じられました。
しかし、これをきっかけに別の女性も次々にディディを裁判で訴え始め、その1人の女性は学生だった1991年に、薬物を飲まされ性的な暴行を受けたと訴えており、訴状によるとディディはレイプの様子を撮影し、それを音楽業界関係者に配布したそうです。
また別の女性は、17歳だった当時、ディディを含む3人から集団レイプを受けたと訴えを出し、他からも集団レイプや性的いやがらせなど、ディディが行ったとされる横暴が次々と暴露されました。
これにより、2024年3月のFBIのディディの家宅捜査へ繋がることになったとのことです。
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今年3月25日に、ディディがマイアミで所有する自宅がFBIによって家宅捜査されました。
その際、ディディの豪邸に地下トンネルが発見され、それが人身売買に使われたり、マイケルジャクソンの自宅と繋がっていたなどと記事になっていたとか。
しかし、CNNのものとされる地下トンネルの画像は捏造されたものだと、CNNが公式にコメントしており、フェイクニュースだったようです。
ただ、ディディの自宅捜査の際には様々なものが警察に押収されており、特に、自宅に1000本以上のベビーオイルを所持していて、そのオイルが乱交パーティーに使用された疑いがあると当局の書類に記載されているそうです。
さらに、シリアルナンバーを削ったライフル銃や大量の弾薬も押収されていて、ディディが被害者を脅すために使用された可能性が高いとのことです。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうなディディについて、引き続き注目していきたいと思います。