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横浜市鶴見区のマンション駐車場で、大学1年生の冨永紗菜さんが刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された伊藤龍稀(いとう・はるき)容疑者。
伊藤龍稀容疑者と冨永紗菜さんは、1週間前まで交際関係にありましたが、2人のトラブルは警察が何度も対処するまでにこじれており、伊藤龍稀容疑者は強い殺意があったようです。
そんな伊藤龍稀容疑者はどんな生い立ちがあるのでしょうか?
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、伊藤龍稀容疑者についてご紹介したいと思います。
伊藤龍稀容疑者の生い立ちは、複雑な家庭環境で育ったようです。
中学の頃から母子家庭で、母親、妹、弟がおり、他にも一時期不良っぽい義理の父親がいたとか。
そんな家庭環境が嫌だった伊藤龍稀容疑者は、中学時代から「家にいたくない」「親といたくない」と言い、週に2~3回は家出をして公園で寝泊まりしていたそうです。
その事が原因で伊藤龍稀容疑者はさらに母親から冷たくされますが、高校へ進学しても状況は変わらずプチ家出を繰り返していました。
伊藤龍稀容疑者は17歳の頃に高校を中退しており、その頃に母親は妹弟を連れて山形へ引っ越しますが、伊藤龍稀容疑者は独り置いていかれたとか。
それでも、一度は山形へ行った伊藤龍稀容疑者ですが「母親に冷たくされた」と戻って来ており、親からの愛情が薄かったようです。
独り取り残された伊藤龍稀容疑者は、高校中退してからは夜の街で生計を立てることになります。(詳細は後述します。)
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寂しい生い立ちを持つ伊藤龍稀容疑者ですが、中学時代はサッカー少年で人気者だったとか。
伊藤龍稀容疑者の中学の同級生の話によると、伊藤龍稀容疑者は中学2年の時に転校してきて、運動神経が良くサッカー部に所属し、ゴールキーパーをしていたそうです。
当時の伊藤龍稀容疑者は外交的な性格から、誰とでも仲良くなれるタイプで、ひょうきん者で冗談を言って皆を笑わせるなど、クラスや校内では結構な人気者だったと言います。
ただ、勉強はあまりできる方ではなく、女子生徒にもてる感じもなく、バレンタインデーには自分から「チョコちょうだい!」とおねだりしていたとか。
伊藤龍稀容疑者は決してトラブルを起こすような、ヤンチャなタイプではなかったそうです。
しかし、親友には一途で思い込みが激しい一面と、精神的な脆さをさらけ出していたと言います。
ハルキって女を好きになると思いつめる傾向があって、『俺のものだから』って感じになるんです。中学時代に付き合っていた女性にフラれたときも、LINEのタイムラインに自殺するだの、もう死ぬ、とかメンヘラっぽい投稿してました。そういう一途な部分があるんです。
引用元:集英社オンライン
それでも、伊藤龍稀容疑者は、中学時代はフラれた女の子に暴力を振るうようなことは無かったため、同級生らは今回の事件について驚きを隠せない様子です。
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伊藤龍稀容疑者は、逮捕時は運送関係の仕事に就いていると自称しています。
高校を中退してから、家族に置き去りにされ、独りで生活をしなければならなくなった伊藤龍稀容疑者は、最初は鶴見駅の立ち飲み屋でアルバイトを始めました。
その後、建築関係の仕事の修行に行くと言って宇都宮に行きますが、仕事がきつくてすぐに戻ってきて、18歳頃から飲食店でボーイとして働き始め、黒服の恰好をして夜のお店のキャッチなどをしていたそうです。
そして、2年前に蒲田の飲食店に移り、そこでキャストとして働き始めた冨永紗菜さんと知り合い、交際が始まっています。
当時、伊藤龍稀容疑者は出会ったばかりの冨永紗菜さんのことを「紗菜ちゃんはかわいい、かわいい」とゾッコンで、同級生らは「だいぶハマってるな」と思ったと言います。
そんな伊藤龍稀容疑者は、冨永紗菜さんと付き合い始めると、友人から家賃が払えないからとお金を借りて、そのお金で冨永紗菜さんにネックレスを買った挙句、お金を返さなくなったとか。
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最近ではギャンブルにのめり込み、ヒモのような状況だったそうです。
パチンコなどギャンブルにのめり込んでいたみたいで、ヒモのような状況だったという印象です。以前は大学まで車で迎えに来たりと“尽くしてくれる系”なのかなという印象があったのですが…。
引用元:文春オンライン
そんな伊藤龍稀容疑者は、冨永紗菜さんへの暴力や過度な束縛があったと言います。
男友達がいる遊びは禁止、SNSで男性と繋がるのも禁止、ゲームのボイスチャットも男がいたらダメなど相当厳しかったとか。
それでも冨永紗菜さんが伊藤龍稀容疑者と別れなかったのは、伊藤龍稀容疑者の「家庭環境が悪くて可哀想だ」と同情があったのと、2人の交際が長くなっていたからのようです。
そんな憐みの中で伊藤龍稀容疑者の気持ちを受け止めてしまった冨永紗菜さんは、最悪の結末となってしまいました。
★被害者の冨永紗菜さんに関する記事は、こちらをご覧ください。
引き続き、事件の続報を待ちたいと思います。