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全国で発生している広域強盗事件である“ルフィ事件”。
指示役である“ルフィ”の裏側で、「JPドラゴン」が関係していた可能性が浮上しているとか。
そのJPドラゴンとはいったいどんな組織なのでしょうか?
そこで今回の記事では、
・JPドラゴンのメンバー
・JPドラゴンと指定暴力団
の3つのポイントに沿って、JPドラゴンについてご紹介したいと思います。
JPドラゴンとは半グレ!
JPドラゴンは、日本の元暴力団員や半グレなどが作った組織です。
「ドラゴン」の名前の由来は、サボン(タガログ語で闘鶏の意味)チーム名で、20年以上前からフィリピンで闘鶏賭博を取り仕切っていたそうです。
その裏でJPドラゴンは、現地で商売をしている日本人から「JPドラゴンのシマでカスリ(上納金)も払わずに何で仕事してるんだ」と言って金を吸い上げ、資金源にしているとか。
さらに、ルフィグループが強盗に活用したとみられる富裕層リスト(名前・住所・電話番号・保有財産・家族などの情報)は、JPドラゴンが提供したものだったことが判明しています。
ルフィグループとJPドラゴンが繋がるきっかけは、2019年にフィリピンで特殊詐欺グループの36人が摘発される事件の直前でした。
摘発があるという情報を知ったJPドラゴンが、リーダーだった今村磨人被告に「お前らどうするんだ。逮捕されてビクタン収容所に入り強制送還されるか、それとも俺(JPドラゴン)の下で働くか。俺の下で働くなら守ったる」と話を持ち掛けたそうです。
実際、2019年に特殊詐欺の拠点が摘発されたルフィグループですが、今村磨人被告と渡辺優樹被告は摘発を逃れています。
現地の捜査当局によると、2人の逃走の手助けをしたのが、JPドラゴンのメンバーだったと言います。
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しかし、今村磨人被告がJPドラゴンの仕事をするために、フィリピンを出国しようとしたところ、逮捕状が出ていたため空港で拘束され、ビクタン収容へ送り込まれています。
その後、JPドラゴンが手下を使って収容所にいる今村磨人被告に、毎月5万ペソ(約13万円)を渡していたそうです。
これがきっかけに今村磨人被告がハブ役となり、ルフィグループとJPドラゴンが繋がるようになり、JPドラゴンのメンバーが施設に来て、現金や食べ物、携帯電話、リストなどを届け、ルフィーグループの犯罪の手助けする役割を担っていたと言います。
それが3ヵ月で途切れたため、金を集めるために渡辺優樹被告と結託して特殊詐欺を始め、それが強盗に移行していったとされ、JPドラゴンは一連の強盗事件には直接関係はないとされています。
ところが、2023年11月に今村磨人被告に接見した弁護士が、留置施設の中でJPドラゴンの幹部と見られる人物とテレビ電話で繋ぎ、今村磨人被告に口止めさせた疑いが持たれています。
捜査関係者のよると、JPドラゴンが特殊詐欺に関与している疑いもあるということです。
また、JPドラゴンは過去に2件の殺人事件に関わっているとされ、1件目は大串さん(当時67歳)の殺害で、吉岡竜司氏が借金をお願いしたところ断れたため、腹いせに拳銃で撃ったと言います。
2件目は、愛知県出身の通称“中島”(本名:杉浦ダイスケさん)で、JPドラゴンの金絡みの内輪揉めに巻き込まれ、吉岡竜司氏が〇すように指示したとされています。
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JPドラゴンのメンバーは吉岡と山本?
JPドラゴンに関する情報が非常に少ない中、極道YouTuberの竹垣悟氏(NPO法人主宰・元山口組系暴力団組長)が、数回の動画に分けて解説していましたのでまとめてみました。
竹垣悟氏のYouTube動画によると、JPドラゴンのメンバーとして次の3人の名前があがっていました。
メンバー②:山本好孝(ヤマモト・ヨシタカ)
メンバー③:小山智広(コヤマ・トモヒロ)
メンバー④:鹿児嶋孝之(カゴシマ・タカユキ)?
JPドラゴンのメンバーは、手の甲の親指と人差し指の間くらいに“JP Dragon”というタトゥーが入っているそうです。
それでは、JPドラゴンのメンバーについて、詳しく見ていきたいと思います。
メンバー①:吉岡竜司(ヨシオカ・リュウジ)
JPドラゴンのメンバー1人目は吉岡竜司氏で、JPドラゴンのトップとされ、「今倉」とも呼ばれているとか。
吉岡竜司氏は現在53歳で、20代の前半にフィリピンに渡り、フィリピン人女性と結婚しており、フィリピン人が憧れるマカティ市の高級マンション「Jaya Lofts & Towers」(家賃月158000円)に住んでいるそうです。
吉岡竜司氏の父親は有名な人物で、桑田兼吉組長(五代目山口組三代目山健組組長)の若い衆だったそうで、吉岡竜司氏は母方の姓を名乗っています。
吉岡竜司氏の現在の仕事は、1割が日本人に対するアテンドで、残り9割が特殊詐欺ということです。
しかし、表向きにはマカティ市内で日本食レストラン『ソウル』を経営しています。
また、吉岡竜司氏は闘鶏場も経営していて、闘鶏場をネタに日本人の金持ちに投資話を持ちかけ、金をかき集めているそうです。
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メンバー②:山本好孝(ヤマモト・ヨシタカ)
JPドラゴンのメンバー2人目は山本好孝氏で、JPドラゴンのナンバー2と言われていて、日本では覚せい剤で何回も刑務所に入っていたそうです。
山本好孝氏は現在50歳で、“アラマキ”とも呼ばれおり、現在、フィリピンのケソンシティで、日本食レストラン『やまたつレストラン』を経営しています。
手首まで刺青が入っている山本好孝氏は、愛車は高級車の「キャデラックエスカレード」の防弾仕様で、ナンバープレートに“Dragon Yamamoto”とペイントされているそうです。
山本好孝氏はかなりの金満家で、兄弟分がフィリピンと日本の間の金の運び屋をしていました。
山本好孝氏は九州の暴力団と繋がりがあり、そこを使って金の回収をさせていたようで、その金は愛人宅の「パルムビレッジ」の金庫に金を隠しているそうです。
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メンバー③:小山智広(コヤマ・トモヒロ)
JPドラゴンのメンバー3人目は小山智広氏で、JPドラゴンのナンバー3です。
通称「板井」や「今野」と呼ばれ、北海道の出身で渡辺優樹被告の友達だそうです。
年齢は40代後半で、兄弟分で同郷の池野ダイスケと言う人物と、フィリピンで活動しています。
小山智広氏は、2019年にフィリピンでかけ子役36人が拘束された時のリーダーでしたが、すでにJPドラゴンだった吉岡竜司氏から「俺の手伝いをするんやったら」と逃がしてもらったそうです。
また、小山智広氏は六代目山口組の三次団体の幹部と深い間柄で、暴力団との繋がりが強いようです。
今村磨人被告の接見時に弁護士がビデオ通話で繋げた人物は、この小山智広氏と言われています。
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メンバー④:鹿児嶋孝之
JPドラゴンのメンバーと見られているのは、鹿児嶋孝之氏(55歳)です。
鹿児嶋孝之氏は、2023年4月に共犯者と共謀の上、埼玉県の住む高齢男性に警察官を装って、嘘の電話をかけ、キャッシュカードを盗んだ疑いで、今年3月にフィリピン当局に身柄を拘束され、6月11日に強制送還されました。
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JPドラゴンが指定暴力団と盃を!?
JPドラゴンのトップである吉岡竜司氏は、4、5年前に神戸山口組の井上邦雄組長と盃を交わしていたことが分かっており、その席に山本好孝氏も同席していたそうです。
吉岡竜司氏のフィリピンの自宅には、1mほどの大きさに拡大された、井上邦雄組長のポートレートが飾られているとか。
盃を交わした時には、神戸山口組からは若頭で侠友会の寺岡修会長(当時の肩書)、若頭補佐で黒誠会の剣政和会長(同)、同じく若頭補佐で二代目英(はやぶさ)組の藤田恭道組長が集合写真に写っています。
この状況について前出の竹垣悟氏は、「写真からは神戸山口組のフィリピン支部として認められた印象を受けるが、組長に上納金は一切ないと聞いている」と説明しています。
さらに、当時に神戸山口組は力があり、そこをJPドラゴンの吉岡竜司氏が利用したというのが実態ではないかと分析しています。
吉岡竜司氏との盃は“裏盃”と言われ、吉岡竜司氏は正式に神戸山口組に所属しておらず、井上邦雄組長との関係を利用してビジネスを展開していたとされています。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうなJPドラゴンを、引き続き注目していきたいと思います。