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東京オリンピックで日本代表のポイントガードで活躍し、驚異の75アシストで、史上初の銀メダル獲得に貢献した町田瑠唯(まちだ・るい)さん。
町田瑠唯さんは、2022年2月に富士通レッドウェーブから、WNBA(米女子バスケットボール)のワシントン・ミスティックスに移籍し、WNBA開幕戦で公式戦デビューを果たしました。
そんな町田瑠唯さんのWNBAでの年俸はいくらなのか、気になる人も多いと思います。
そこで今回の記事では、
・町田瑠唯の海外の反応
・WNBAの歴代日本人選手
の3つのポイントに沿って、町田瑠唯さんについて、ご紹介したいと思います。
町田瑠唯のWNBAの年俸!
出典元:Twitter
WNBAのワシントン・ミスティックスへ移籍した町田瑠唯さんの年俸は、正式には公表されていません。
WNBAの在籍2シーズンまでのルーキーに保証される最低年俸は、6万471ドル(約790万円)とされており、町田瑠唯さんもこれに該当するとされています。
WNBAの平均年俸は約1400万円といわれ、今季の最高年俸は22万8094ドル(約3000万円)だそうです。
因みに、男子のNBAの今季の最高年俸は、ステフィン・カリー(ウォーリアーズ・34歳)の4578万966ドル(約59億5200万円)で、同じ競技でも男女の格差は「200倍」も生じているそうです。
出典元:Sporting News
NBA最高年俸のステフィン・カリー選手
WNBAは、女子プロバスケットボールリーグの、世界No.1であるのは間違いないですが、サラリーの現状は夢見るような金額ではないようです。
町田瑠唯さんが在籍していた富士通レッドウェーブは、実業団チームであるため、仕事と選手の両立が必要となり、富士通の社員として扱われます。
富士通に関しては、25歳~29歳の平均年収は約400万円だそうです。
町田瑠唯さんが在籍するミスティックスは、八村塁さんが所属するウィザーズとオーナー会社が同じで、2019年にはWNBAで優勝しているチームです。
出典元:サンスポ
今後、町田瑠唯さんの活躍が続けば、当然、年俸アップも間違いないのではないでしょうか。
町田瑠唯さんはミスティックスと契約はしていますが、WNBAのシーズンが終わりWリーグの時期には、また富士通レッドウェーブでプレーするので、「移籍」ではないようですね。
★町田瑠唯さんのその他の記事は、こちらをご覧下さい。
町田瑠唯の海外の反応は?
出典元:Twitter
町田瑠唯さんは東京オリンピックの準決勝対フランス戦で、オリンピック記録となる18アシストを決め、決勝進出に大きく貢献しました。
決勝の相手国だったアメリカのメディアも大きく取り上げるほど、日本チームの快進撃が海外でも注目を集めました。
米NBCは町田瑠唯さんについて、「今大会のスーパースターだ!この28歳は間違いなく大会のベストプレーメーカー」と評価しています。
FIBA(国際バスケットボール連盟)も、「日本はフランス相手に控えめなスタートを切ったが、攻撃のスイッチを入れた。町田がチームを引っ張り、日本は中からも外からも好きなようにシュートを打ち続けた。」と戦いぶりを紹介しています。
さらに、「中立的な立場から見たとしても、美しいプレーだった」と絶賛しています。
オリンピックの決勝対アメリカ戦でも、大きな選手が揃うアメリカ相手に、電光石火のドライブやアシストを披露した162㎝の町田瑠唯さんは、海外のバスケファンからも熱い視線を浴びています。
当時のTwitterでは、
「ガチでアメージング!」
「WNBAで見たいよ」
「ルイ・マチダしか目に入らない」
「マシーンのようにかっこいい」
「マチダの視野の広さはエリートだ。マトリックス級だぞ」
など、町田瑠唯さんを絶賛する声が多く上がっていました。
そして、町田瑠唯さんがWNBAに行くことが決まると、海外からは、
「彼女のプレーを見れるなんて楽しみ」
「彼女は最高だったから、活躍する事を願っている」
「信じられないようなパスをするから楽しく見てる」
「見ずにパスするのがいやらしすぎる」
「パスやスピード感が見ていてとても面白い」
と、町田瑠唯さんの活躍を楽しみにしている声がとても多かったです。
町田瑠唯さんのプレーだけでなく、振る舞いにも良い反応が。
町田瑠唯さんが日本流の心遣いで、練習施設でチーム関係者に、英語で「日本からのお菓子です」と言って、日本の歌舞伎揚げなどのお菓子を手渡ししました。
すると、「これは何?ありがとう!なんでくれるの?」と驚かれたとか。
チームメイトで通訳のマイシャ・ハインズ・アレンさんが、「彼女はとっても良い人だからよ」と説明し、終始和やかだった日本流の心遣いに、「ルイ、上出来だったよ」とハイタッチで称えたそうです。
.@machirui brought some delicious Japanese snacks to practice today.
— Washington Mystics (@WashMystics) May 3, 2022
…and her “English Teacher” @Mooks_22 helped her pass them out 🤝#Mystics25 // #TogetherDC pic.twitter.com/oe7fHgyt60
町田瑠唯さんの人間性が現れる、素敵なエピソードですね。
日本のファンからは、「ハッピーターンかな?」「歌舞伎揚げ、ソフトサラダ、ハッピーターン渡してるの可愛すぎる」と、手渡ししたお菓子にも注目する声が上がっていました。
町田瑠唯さんが日本のファンへ、以下のメッセージを送っています。
本当にミスティックスというチームはいいチームなので、そのチームに入れたことをまずは嬉しく思います。このチームにしっかり貢献できるように頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします。
引用元:The Sporting News
町田瑠唯さんは、「言葉はまだ通じないですが、頑張って自分とコミュニケーションを取ろうとしてくれる選手が沢山いるので、凄く助かっています。」と、話しています。
WNBAの歴代の日本人選手は3人!?
出典元:サンスポ
これまでに、WNBAのコートに立った日本治選手は次の3人です。
・萩原美樹子(はぎわら・みきこ)
・大神雄子(おおが・ゆうこ)
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
★渡嘉敷来夢(とかしき・らむ)
出典元:日刊スポーツ
渡嘉敷来夢さんは、中学からバスケットボールを始め、3年生の時に、全国大会ベスト8に進出しています。
高校は名門の桜花学園へ進み、1年生から主力として活躍しており、インターハイ、ウィンターカップ共に3連覇を達成し、2年連続ウィンターカップでベスト5に選ばれています。
2010年からJX-ENEOSに所属し、ルーキーシーズンより活躍し、好成績によりルーキーオブザイヤーと、レギュラーシーズンMVPも獲得し、Wリーグ初の快挙を達成しています。
出典元:Number Web
2015年から2017年は、WNBAのシアトル・ストームと契約し、1年目にオールルーキーチーム(新人ベスト5)に選ばれています。
★萩原美樹子(はぎわら・みきこ)
出典元:webSportiva
萩原美樹子さんは、日本人初のWNBA選手です。
萩原美樹子さんは、伝統校の福島女子高校を経て、1989年に共同石油に入社し、バスケットボール部に所属しています。
入社と同時に全日本入りを果たし、1993年から4年連続で得点王となっています。
萩原美樹子さんは1997年に、日本人で初めてWNBAドラフトで2巡目全体14位指名を受け、サクラメント・モナークスに入団し、日本人初のWNBA選手としてプレーしています。
出典元:株式会社RIGHTS
フェニックス・マーキュリーに移籍もしており、日本人で初めてWNBAの移籍も経験した選手です。
2年目の1998年のシーズン途中で故障者リストに入り退団し、帰国後、ジャパンエナジーに復帰しますが、1999年1月に全日本総合選手権で優勝と共に、現役を引退しています。
萩原美樹子さんは、現役引退後は、日本代表のアシスタントコーチや女子ユニバーシアード代表チームのヘッドコーチなどを務め、2021年3月から、東京羽田ヴィッキーズのヘッドコーチに就任しています。
★大神雄子(おおが・ゆうこ)
出典元:徳島新聞
大上雄子さんは、日本国内女子選手として初めて、WNBAでプロ契約をした選手です。
大上雄子さんはミニバス、山形第一中学校を経て、名古屋短期大学付属高校(現・桜花学園高校)へ進学し、3年間で7度の全国タイトルを獲得しています。
2001年からジャパンエナジーJOMOサンフラワーズ(現・ENEOS)に所属し、2013年に引退するまでで、Wリーグ優勝9回、全日本総合選手権優勝7回を達成しています。
2007年に、フェニックス・マーキュリーとキャンプ参加契約を結び、2008年5月の開幕ロースター入りし、萩原美樹子さんに次ぐ2人目の日本人WNBA選手となりました。
出典元:四国新聞
大上雄子さんは、2009年2月に相手選手との接触で左手首を骨折し、同年6月に戦力外通告を受けています。
2013年からは中国女子バスケットボールリーグの山西興瑞へ移籍し、レギュラーシーズンでは主力として活躍し、優勝に貢献しています。
2015年から2018年はトヨタ自動車アンテロープスに入団し、現役引退後は、同チームのコーチに就任しています。
また、3×3女子日本代表のコーチにも就任しています。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな町田瑠唯さんを、引き続き注目していきたいと思います。