1990年代に「のりピー」の愛称で親しまれた女優の酒井法子(さかい・のりこ)さん。
酒井法子さんは、2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、その転落ぶりが世間を騒がせていました。
そんな酒井法子さんの生い立ちが波乱万丈だったそうですね。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、酒井法子さんの生い立ちについて、ご紹介したいと思います。
酒井法子さんは、1971年に福岡県福岡市で生まれました。
しかし、当時、酒井法子さんの父親は刑務所で服役中で、母親は乳飲み子だった酒井法子さんを、父親の実家がある佐賀県の山の中にあるお寺に置き去りにし、若い男と駆け落ちしたそうです。
酒井法子さんが2歳の時に両親が離婚し、父親の妹である叔母が酒井法子さんを引き取り、埼玉県狭山市の叔母の家で一緒に暮らしていました。
酒井法子さんは叔母を実の母親と信じていましたが、7歳の時に出所した父親が再婚することになり、叔母から「本当はウチの子じゃない」と教えられたそうです。
それからは、父親と再婚相手が住む福岡へ戻りますが、酒井法子さんの小学時代は、福岡と埼玉を数年おきに行き来する生活でした。
その後、父親はまた離婚して再婚しており、過去に酒井法子さんの母親として何度かメディア出演した女性が再々婚した母親でした。
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複雑な家庭環境で育った酒井法子さんですが、オーディションに合格し、芸能界デビューが決まったため上京し、サンミュージックの社長の自宅で下宿生活を始め、学校も都内の中学校に転校しています。
酒井法子さんは、デビューから数年後には台湾や中国、香港にも活動を広げて絶大な人気を博し、“アジアのアイドル”へと成長しました。
日本では1993年の主演ドラマ『ひとつ屋根の下』と、続けて1995年のドラマ『星の金貨』が大ヒットし、ドラマの主題歌だった「碧いうさぎ」はミリオンセラーとなり、紅白初出場を果たしました。
酒井法子さんは『ひとつ屋根の下』の脚本家・野島伸司さんと、事務所公認の交際関係となり何度結婚が囁かれましたが、1997年に破局。
その直後に出会ったプロサーファーの高相祐一さんと1998年に結婚し、翌年7月にハワイで長男を出産しています。
酒井法子さんが産前産後休暇から復帰した年に、デビュー時から担当していたマネージャーが自殺するという事件が起きますが、それを乗り越えて女優と母親業を両立していました。
ところが、2009年8月に酒井法子さんと夫の高相祐一さんが、覚せい剤取締法違反事件を起こし、酒井法子さんは保釈金を払って1ヵ月ほどで釈放となり、2010年6月に離婚協定を経て離婚しています。
その後は、酒井法子さんは息子と2人で一緒に暮らし、現在も芸能活動を続けています。
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酒井法子さんの父親の名前は酒井三根城(酒井峰吉)さんで、山口組系伊豆組酒井組の組長でした。
父親の酒井三根城さんは、覚せい剤の売買を稼業としていましたが、父親が所属していた伊豆組では覚せい剤はタブーとされていたため、組長を破門になったと言われています。
その後、父親の酒井三根城さんは山梨県に移り住み、闇金で荒稼ぎをするようになったとか。
しかし、酒井法子さんが18歳の時に、父親の酒井三根城さんが49歳で交通事故で亡くなっていますが、元組長だったことから他殺の可能性も噂されていました。
先述のように、酒井法子さんの実母は、乳飲み子だった酒井法子さんをお寺に置き去りにして、若い男と駆け落ちをして、後に父親と離婚しています。
その実母は、酒井法子さんが4歳の時に不審死を遂げています。
当初、実母の死は自殺と言われましたが、実は酒井法子さんの父親が自殺に見せかけて殺した殺人であったと、酒井法子さんは後に知ることとなり、かなりショッキングな出来事でした。
酒井法子さんは、実母、父親の妹(叔母)、父親の再婚相手、父親の再々婚相手と4人の母親がいることになります。
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酒井法子さんには何人かの異母兄弟がいると言われていますが、その内の1人が弟の吉原健(よしわら・たけし)さんで、山口組系の組員でした。
弟の吉原健さんは、父・酒井三根城さんの2人目の妻との間に生まれおり、腹違いの姉弟になります。
吉原健さんが中学性の頃には、母親と一緒に姉のコンサートに行き、楽屋で束の間の会話をしていたそうです。
それ以降、酒井法子さんと吉原健さんは、18年間会うことがなかったとか。
弟の吉原健さんは、過去に2度逮捕されています。
1度目は、酒井法子さんが逮捕された同じ年の2009年7月に、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6ヵ月で実刑判決を言い渡されています。
2度目は、2012年3月21日に脅迫の疑いで逮捕されており、酒井法子さんの元夫の高相祐一さんの父親が経営するスキーショップ従業員を「姉が逮捕されたのは、元夫の責任」と脅したところを現行犯逮捕されています。
姉の酒井法子さんを思っての行為だったようですが、過去に獄中インタビューに答えた吉原健さんが記者に次のような手紙を送っています。
男ならば、たとえ自分が傷ついたとしても守らなければならないもって有るんじゃないかと私は思います。(中略)もし姉が覚せい剤を手に染めるきっかけをつくったのが××さん(元夫の実名)であるなら、私は正直許し難いです。
引用元:NEWSポストセブン
吉原健さんは、姉の酒井法子さんのことを本当に大切に思っていたのでしょうね。
★酒井法子さんの元旦那に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうな酒井法子さんを、引き続き注目していきたいと思います。