チャイニーズドラゴンとは!?組織図や歴代総長は?芸能人との関係に迫る!

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ミャンマーの特殊詐欺に関与しているとされるチャイニーズドラゴン(怒羅権)

この詐欺グループは、日本人を対象とした詐欺の「かけ子」の指導や、日本人を詐欺拠点に集める「リクルーター」としての役割を果たしているとされています。

そんなチャイニーズドラゴンとはいったいどんな組織で、その組織図や歴代総長、さらには芸能人との関係についても、多くの人々が関心を示しています。

そこで今回の記事では、

・チャイニーズドラゴンとは
・チャイニーズドラゴンの組織図、歴代総長
・チャイニーズドラゴンと芸能人

の3つのポイントに沿って、チャイニーズドラゴンについて詳しくご紹介したいと思います。

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チャイニーズドラゴンとは!?

出典元:TBS

チャイニーズドラゴンとは日本の首都圏を拠点とする準暴力団で、1988年に中国残留日本人の2世や3世らを中心に結成されたストリートギャングです。

残留孤児2世は日本語が十分に話せない人が多く、いじめや差別を受けやすく、そんな境遇を同じくする残留孤児2世が集まってチャイニーズドラゴン(怒羅権)ができました。

チャイニーズドラゴンは元々は暴走族として活動していましたが、後に凶悪犯罪に関与するようになり、2013年に準暴力団に指定されています。

「準暴力団」とは、暴力団ではないものの、同様の犯罪行為を行う集団のことを指し、その活動は暴力団に似た特徴を持ちますが、法的には暴力団の指定を受けていないため、暴力団対策法の適用外となります。そのため、取り締まりが難しく、警察当局はその活動を監視し続ける必要があります。具体的な特徴としては、暴力、恐喝、薬物取引、詐欺などの犯罪行為に従事していることが挙げられます。

チャイニーズドラゴンは、刃傷暴行、拳銃所持、殺人、強盗、覚せい剤密輸などに関与しており、警察庁は2011年から「チャイニーズドラゴン」と呼称するようになりました。

チャイニーズドラゴン(怒羅権)の名前の由来は、「ドラゴン(龍)」は「中国」「怒」は日本人からのいじめに対する怒りを、「羅」は強敵を倒す羅漢を、「権」は自分たちの権利を表しているとされています。

チャイニーズドラゴンのしのぎは、主に振り込め詐欺、クレジットカードの偽造、パチンコの裏ロム販売、薬関連みかじめ料の徴収、夜の店の営業、偽装結婚の斡旋などとされています。

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チャイニーズドラゴンの組織図や歴代総長は?

組織図は不明

出典元:FNNプライムオンライン

チャイニーズドラゴンの組織図については、1988年に東京都江戸川区葛西で結成された準暴力団で、構成員の多くは中国残留孤児の2世らを中心としています。

チャイニーズドラゴンは流動的な組織で、明確な組織図は持たないようですが、本部は葛飾にあり、東京都内に計5支部、横浜、大阪、福井、福岡にもグループが存在しています。

そして、彼らは東京都内でクラブの実験を握り、それらのクラブでイベントを開くギャル界やサークル界への影響を確立し、東京・渋谷の闇社会における影響力は関東連合を凌ぐものもあるという。

しかし、かつては全国に30近くあった支部も減り、幹部は5人でそのうち3人が逮捕されており、組織は現在300人程度とされ、その大半を占めるのは在日2世で、大体が40代後半で残りは3世で20代が多いとのこと。

このようにチャイニーズドラゴンは流動的な組織構造を持つことで、警察の取り締まりや法的な対処から逃れやすくする効果があります。

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歴代総長は3人

チャイニーズドラゴンの歴代総長としては、以下のような人物が知られています。

1.佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)…初代総長
2.汪楠(ワンナン)
3.馬場義明(大東義明)
その他:大偉(ターウェイ)

初代総長:佐々木秀夫

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出典元:Instagram@佐々木秀夫

初代総長の佐々木秀夫氏は、三代目総長でもあり、本名は張栄興(ジャン・ロンシン)と言います。

彼は1970年に中国湖北省唐山市楽停県に生まれた中国籍で、11歳の時に日本に移住し、現在は大工やYouTuberとして活動しています。

佐々木秀夫氏の経歴には、浦安事件やヤクザとの抗争などがあり、彼は児童福祉法違反や暴行、恐喝などの罪で複数回の逮捕歴があります。

★佐々木秀夫さんの若い頃に関する記事は、こちらをご覧ください。

創設期メンバー:汪楠(ワンナン)

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出典元:千葉TV

チャイニーズドラゴンの創設期のメンバーである汪楠(ワンナン)氏は、1970年に中国吉林省春市に生まれて4歳の時に来日し、彼の経歴には暴走族としての活動やヤクザとの関係が含まれています。

彼は17歳の時に暴走族として名を馳せ、住吉会系の事務所に入った後、違法ポーカー店の仕切りや詐欺などの犯罪行為に関与し、岐阜刑務所で13年間服役していました。

出所後、汪楠(ワンナン)氏は犯罪から身を引き、NPO法人「ほんにかえるプロジェクト」を立ち上げ、受刑者や出所者の更生を支援する活動を行っています。

★汪楠さんの現在に関する記事はこちらをご覧ください。

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馬場義明(大東義明)

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出典元:X

チャイニーズドラゴンの歴代総長の1人とされる馬場義明氏については、出身地の情報はありませんでしたが、1980年生まれの中国残留孤児の2世であり、組織の中で重要な役割を果たしてきました。

彼は暴力団との抗争や違法活動に関与していたとされ、彼のリーダーシップの下でチャイニーズドラゴンは全国的に活動を広げ、多くの事件に関与しました。

馬場義明氏の経歴には、詐欺や恐喝、暴行などの犯罪行為が含まれています。

陰のボス:大偉(ターウェイ)

チャイニーズドラゴンの“影のボス”とされる大偉(ターウェイ)は、1966年に中国黒竜江省に生まれ、「怒羅権」の影のボスとしてメンバーを統率したほか、1990年代半ばに台頭した日中混成強盗団のリーダーです。

大偉は17歳で人民解放軍に入り、20歳で満州の日本人残留孤児である母親と親族らと来日し、23歳の頃には友人らと貿易会社を起業するなど、中国人社会で頭角を現しました。

大偉は怒羅権の各種犯罪の指示や関与していたとされていましたが、長い間警察当局に検挙されませんでしたが、2005年に覚せい剤の所持と使用で逮捕されています。

出所後、彼は中国に帰国して各地を転々とし、現在は北京市内にいるとされています。

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チャイニーズドラゴンと芸能人の関係に迫る!

出典元:news.1242

チャイニーズドラゴン(怒羅権)はいくつかの芸能人とも関係があるとされています。

チャイニーズドラゴンの芸能界進出は2000年代初頭から始まり、横浜支部のOBが大手芸能界事務所のケツモチを務めているため、「横浜怒羅権」の関係者が多くの芸能事務所に出入りする姿が確認されているとか。

また、故Ryuchellさんが、以前所属していた事務所「スターレイプロダクション」の設立者・中村創氏も「怒羅権」のOBとの情報があります。

他にもチャイニーズドラゴン(怒羅権)は、俳優の布施博さんへの暴行事件を起こしており、1999年12月に布施博さんが江戸川区内の路上を徐行運転していたところ、怒羅権のメンバーに車のトランクを叩くなどの嫌がらせに遭っています。

布施博さんが降車して抗議したところ、逆上した怒羅権のメンバーらに殴る蹴るなどの暴行を受けたとのことで、彼らは2000年4月に逮捕されています。

さらに、具体的な名前は伏せられていますが、お笑いタレントや歌手などが金銭や女性関係が原因で、チャイニーズドラゴンとトラブルになったとの情報があります。

いかがでしたでしょうか?

今後も益々話題となりそうなチャイニーズドラゴン(怒羅権)について、引き続き注目していきたいと思います。