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日本の映画監督で、CMディレクターとしても知られる中島哲也(なかじま・てつや)監督。
その中島哲也監督の7年振りの最新作『時には懺悔を』の6月公開が発表されましたが、それにより彼の映画『渇き。』での性加害問題が再び話題となっています。
そんな中島哲也監督の映画『渇き。』の性加害内容や被害者A子さんについて、多くの人々から注目を集めています。
そこで今回の記事では、
・中島哲也の映画渇き。の性加害のA子とは
・中島哲也の映画渇き。のA子の現在
の3つのポイントに沿って、中島哲也監督の映画『渇き。』の性加害問題について、詳しくご紹介したいと思います。
中島哲也の映画渇き。の性加害の真相!
中島哲也監督の2014年公開の映画『渇き。』での性加害は、元女優のA子さんが2022年5月19日に告発し、問題が発覚しました。
彼女は自身のnoteで当時の状況を詳しく語っており、問題が大きく取り上げられました。
映画『渇き。』では、役所広司さんが、敵対する刑事役のオダギリジョーさんの妻をレイプするシーンがあり、その妻の役を演じたのがA子さんでした。
A子さんは映画の撮影中にヌードシーンを強要され、精神的な苦痛を受けたとしています。
具体的には、当時、彼女は所属事務所とは「バストトップが露出されるヌードシーンのある作品には出演しない」という契約を結んでいたため、バストトップの露出はNGという前提でオーディションに参加しました。
オーディションの段階では、制作側からバストトップの露出はあるとは伝えられておらず、クランクイン前には事務所から制作側にバストトップ露出はNGと伝えてあったそうです。
しかし、撮影当日になってから露出を求められ、A子さんが拒否した際にはプロデューサーから「1日撮影を止めるのは300万円の損失」と脅されたとか。
中島哲也監督からは、「不都合なシーンはカットする」と約束したにもかかわらず、編集に関する場を設けることもなく、最終的にそのまま公開されました。
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撮影当時、現場にいたスタッフは、A子さんが怯えて泣きながら過呼吸を起こしているのを見ていましたが、誰一人として助けてくれる人はいなかったそうです。
この問題はA子さんの事務所と制作側の行き違いが原因で起きましたが、制作会社は当時から一貫して事務所側の落ち度であると主張し、事務所社長からは「そういう作品に出なければいいのに」と言われています。
この出来事の後、A子さんは事務所も制作サイドも信用できないからと、映像を差し止めるために、個人で業界の先輩に助言を求めたり、弁護士や病院を紹介してもらえる人に相談したとのことです。
A子さんが映画公開から8年経った2022年に告発を決めた背景には、他の被害者たちが声を上げ始めたことに影響を受けたからです。
彼女は性加害の告発が続くことで、個人の問題として終わらせることなく、社会問題として発展させることが重要と考えています。
そして、同じ問題を繰り返さないために、性加害やハラスメントについて広く関心を持ってもらうことが大切だと感じていると述べています。
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中島哲也の映画渇き。のA子は誰なの?
中島哲也監督の映画『渇き。』のA子さんは、オダギリジョーさんの妻役を演じた派谷恵美(はたちや・めぐみ)さんということが分かっています。
派谷恵美さんは千葉県の出身で、1985年8月12日生まれの現在39歳になります。
彼女は1999年に芸能界デビューを果たし、171㎝の高身長とスタイルの良さから、ドラマ、映画、CM、グラビアなど多方面で活躍していました。
彼女の代表作には、映画『シムソンズ』(2006年)や『渇き。』(2014年)、テレビドラマ『美しい罠』(2006年)や『危険な関係』(2005年)などがあります。
また、2004年の「第23回ヨコハマ映画祭」では、映画『非バランス』で最優秀新人賞を受賞しています。
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中島哲也の映画渇き。のA子の現在は女優引退!?
中島哲也監督の映画『渇き。』の性加害を受けた女優のA子さんは、現在、芸能界を引退しています。
A子さんは撮影中に性加害を受けた後、抑うつ状態に陥り、自殺未遂を繰り返すようになり、彼女は2016年頃から芸能活動を休止し、現在は既に芸能界を引退しています。
A子さんは事件後、誰よりも自分自身が一番「なぜ撮らせたのか」と思い続け、その事四六時中頭から離れず、何をすべきだったのか永遠に自分を責め続けてきたそうです。
さらに、「誰にも心の内を明かすことができない。誰にも理解されることはない。」と、被害妄想をするようになり、次第にひどく無気力に陥り、処方薬とアルコールに依存するようになり、入退院を繰り返していました。
それでも、すぐに仕事を辞めることができなかったため、通院しながらなんとか仕事をこなし、派遣会社に登録して働いたり、喫茶店でパートをするなど社会復帰を目指し、少しずつ落ち着いた生活を取り戻していったと言います。
性加害を自身のnoteで告発したA子さんは、最後に「私はこれ以降、静かに家族と過ごし、自分自身の心身の回復に努めたいと思いますので、どうかそっとしておいてください。」と綴っています。
いかがでしたでしょうか?
以上、中島哲也監督の映画『渇き。』の性加害問題についてお伝えしました。