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頸髄完全損傷でリハビリ中の“プロレス界の帝王”の高山善廣（たかやま・よしひろ）さん。
高山善廣さんは試合中の事故で、首から下が動かなくなり、今もリハビリを続けています。
そんな高山善廣さんはどんな事故だったのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、
の3つのポイントに沿って、高山善廣さんについてご紹介したいと思います。
高山善廣さんの事故は2017年5月4日にDDT大阪大会で発生しました。
事故の原因は、高山善廣さんが試合中に前方回転エビ固めをかけた際、頭から落ちて強打して体を動かすことができず、事故後の検査で頸髄損傷と変形性頸椎症を負いました。
この時の相手はヤス・ウラノ選手で、試合はヤス・ウラノ選手のTKO勝利となりました。
事故後、ヤス・ウラノ選手は「事故について深い悲しみ、責任を感じている。」とコメントを出しており、高山善廣さんの回復を心から願い、彼のリハビリを支援する意向を示しています。
ヤス・ウラノ選手は埼玉県所沢市の出身で、2000年11月にデビューして以降、様々な団体で活躍しており、リング上では“リング上の哲学者”として知られています。
彼は現在もプロレス界で活躍しており、2022年にはプロフェッショナルレスリングJUST TAP OUT（JTO）のKing of JTO王座を獲得し、48歳ながら若手選手と対戦しながら孤軍奮闘しています。
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高山善廣さんが事故を起こした際、「レフェリーの対応が酷かった」と一部で話題となっていました。
というのは、高山善廣さんの事故（頸髄損傷）当時、試合を担当していた木曾レフェリーが、リングサイドにいた松井レフェリーを呼びました。
松井レフェリーは、首を強打した高山善廣さんの体を引き起こしており、その処置が間違っていると騒がれたそうです。
高山善廣さんは会話が出来る状態で、「苦しい。息が出来ないので体を起こして欲しい。」と言われたため、松井幸則レフェリーは身体を引き起こしたと説明していました。
公式にはレフェリーの処置が不適切だったとは指摘されていませんが、首を強打して倒れている人を無理やり起こすのは大変危険で、首や背骨に損傷がある場合、さらに深刻な損傷を引き起こす可能性があります。
そのため対処法としては「本人の体を動かさない」「救急車を呼ぶ」「救急隊到着まで首と頭を固定する」などが推奨されています。
高山善廣さんの事故の時も、事故が起きた場合のマニュアル通り、すぐに病院を確保して救急車を呼び、迅速かつ適切な処置が行われていますが、初動対応が疑問視されたようです。
同様のプロレスの事故は近年頻発しているため、プロレスのレフェリーのライセンス制度を求める声も挙がっているとのことです。
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2017年5月に試合中の事故で頸髄完全損傷を負った高山善廣さんは、同年9月には「回復の見込みなし」との診断が下され、首から下が動かない厳しい状況でリハビリに励んでいます。
「頸髄完全損傷」とは、脊髄の機能が完全に壊れた状態であり、脳からの命令は届かず、運動機能と感覚知覚機能が失われる状態で、つまり、「動かない。感じない。」という麻痺の状態です。
高山善廣さんは事故後に病院へ搬送された際には、首から下の感覚が無く人工呼吸をつける状態でしたが、リハビリを通じて肩を少し動かせるようになったり、自力でipadを使えるようになっています。
さらに、2024年9月3日に開催されたイベント『TAKAYAMANIA EMPIRE3』で、スペシャルゲストとして呼ばれ、公の場にも姿を現しています。
高山善廣さんはリハビリを続けながら、少しでも機能を取り戻すために努力を続けています。
★高山善廣さんの妻や子供に関する記事はこちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか？
今後も引き続き高山善廣さんを注目していきたいと思います。