「くら寿司名古屋栄店」で、醤油差しの注ぎ口を直接口に含むような動画を撮影した、通称“くら寿司ぺろぺろ男”。
そのくら寿司ぺろぺろ男と少年ら3名が3月8日に逮捕されており、迷惑行為における逮捕は全国初となり、注目を集めています。
そんなくら寿司ぺろぺろ男のその後はどうなったのでしょうか?
そこで今回の記事では、
・くら寿司ぺろぺろ男と父親
・くら寿司ぺろぺろ男の少女誘拐
の3つのポイントに沿って、くら寿司ぺろぺろ男のその後について、ご紹介したいと思います。
くら寿司ぺろぺろ男のその後は?
保釈金を払って保釈
くら寿司ぺろぺろ男の本名は吉野凌雅(よしの・りょうが)被告で、現在21歳です。
ぺろぺろ男の吉野凌雅被告は、2023年2月3日夜、名古屋市中区のくら寿司の店舗で、レーンを流れる寿司を手づかみで直接食べ、卓上に置かれている醤油差しを口に含んで笑みを浮かべる動画を撮影し、SNSに投稿しています。
吉野凌雅被告は、3月8日に威力業務妨害で愛知県警に逮捕・起訴されました。
そして、逮捕から45日経った4月21日に、保釈保証金150万円を納付し保釈されています。
保釈後の吉野凌雅被告の行動を、東海テレビが同行取材をしています。
ぺろぺろ男・吉野凌雅被告の保釈後の第一声は「謝罪」でした。
ご迷惑をかけて本当にすみませんでした。本当に二度としないので、本当にもうまじめな環境に身をおいて、本当にもう反省しているので、本当に申し訳ございませんでした。
引用元:東海テレビ
くら寿司ぺろぺろ男・吉野凌雅被告は起訴されているため、現在は法の裁きを待つ身となっています。
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くら寿司に反省文
保釈直後、吉野凌雅被告は担当弁護士と共に、事件を起こしたくら寿司の店舗に向かい、「反省文」を謝罪を込めて渡しに行っています。
反省文の内容は、
・今回のことは自分の流されやすい性格が原因であること
・ちゃんと仕事をし迷惑をかけた分返済していくこと
が、綴ってあるそうです。
くら寿司ぺろぺろ男の吉野凌雅被告は、迷惑動画の投稿後、SNSで謝罪動画を投稿していますが、反省の色は見えませんでした。
吉野凌雅被告は反省文をエリアマネージャーと店長に手渡すと、両者は真剣な表情で話を聞き「謝罪したってことは、責任を持って本社へ伝える」と言ってくれたそうです。
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社会復帰支援企業と面談
反省文を手渡した数時間後には、ぺろぺろ男の吉野凌雅被告は弁護士と共に大阪・ミナミに降り立ち、その目的は元受刑者らの社会復帰支援する企業との面談でした。
弁護士の計らいで手を差し伸べてくれたのは、串カツチェーン『串カツだるま』の上山会長と建設会社「カンサイ建装工業」の草刈社長。
上山会長からは「ほとぼり冷めるまでは飲食店では雇いにくいかな。あなたのやったことは、自分で“職業選択の自由”を奪ったわけですよ」と説明。
そして、草刈社長からは「自分のやったことで、誰か生活が無くなっている可能性もあることを考えなあかん。やったことは悪いんやから、自分自身見つめ直して、どうやっていくのか考えてほしい。いい目しとる。」と諭されました。
このことに対して吉野凌雅被告は「自分は働きたいんで、環境さえ自分の中に取り込めて、ちゃんとおかしな環境に行かなかったら大丈夫だと思うんで」と意欲を語っていました。
くら寿司の広報担当者は「損害賠償など民事訴訟については、弁護士と相談中です。金額も含めて相談しているところです」と説明しており、一部では1000万円請求される可能性もあるされています。
ぺろぺろ男の吉野凌雅被告は、「1年以上10年以下の懲役」の刑事罰を科される重い罪で起訴されています。
【2023年9月9日追記】
9月8日に吉野凌雅被告に検察側が懲役3年を求刑しており、判決は10月に言い渡されます。
【2023年10月14日追記】
名古屋地裁は10月13日に吉野凌雅被告に対して、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
判決後、吉野凌雅被告は「本当に申し訳ございませんでした。まずは反省して弁済していくのが第一。自分のことよりも迷惑をかけた方々に少しでも返済していく気持ちが大事だと思う。」と述べています。
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くら寿司ぺろぺろ男は父親から勘当された!?
“悪ふざけ動画”で重い代償を背負うことになった、くら寿司ぺろぺろ男の吉野凌雅被告。
『週刊女性PRIME』が、吉野凌雅被告の父親と思われる男性と接触しています。
しかし、父親と思われるその男性は「確かに息子は凌雅といいますが、人違い。事件を起こした人物と同姓同名、同年齢ですが、全くの別人です」と言い張り、その後、電話をかけても一切出ることはなかったそうで、勘当された可能性があります。
くら寿司ぺろぺろ男の吉野凌雅被告の知人は、吉野凌雅被告が「実家は北の方にあって、家は結構大きな造りで、父親は会社の偉いさん」と話していたと証言しています。
もしこれが本当なら、立派な家庭に育った吉野凌雅被告は、何故あのような迷惑行為をするようになったのでしょうか。
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吉野凌雅被告は以前、東京の“トー横”や大阪の“グリ上”、名古屋の“ドン横”など、拠り所のない少年少女たちが集まる溜り場をあちこち放浪していたそうです。
吉野凌雅被告を知る人物は「印象は決して悪くない。むしろいい方だ」と言い「みんなで集まると、彼はムードメーカーでサービス精神旺盛だから盛り上げようとしてくれる。ただちょっとズレているところもあって…。くら寿司の動画はやりすぎ」と話しています。
ぺろぺろ男の吉野凌雅被告は、東京ではホストをやっていたという話もあり、ホストクラブは体験入店で1日5000円もらえるため、しょっちゅう体験入店を繰り返すため“体験入店荒らし”と呼ばれるほどだったそうです。
しかし、吉野凌雅被告は、昨年8月頃から急にトー横から居なくなっており、実家に帰っていた可能性もあります。
吉野凌雅被告がどのような経緯で、そのような生活を送るようになったかは不明ですが、実家の居心地が悪かったことは推測できますね。
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くら寿司ぺろぺろ男は少女誘拐で追起訴!
くら寿司ぺろぺろ男の吉野凌雅被告は、6月16日に当時15歳の少女を誘拐したとして、4月18日付けで営利誘拐の罪で追起訴されました。
吉野凌雅被告は少女に「名古屋なら援助交際で稼いで生活できる」と言い、自分の支配下に置いていたとされています。
昨年12月11日に東京都内へ呼び出し、同12日頃に名古屋市まで連れて行き、今年3月8日までの間に愛知や福岡、広島各県のホテルに宿泊させていたそうです。
吉野凌雅被告は“トー横の王”と呼ばれた「ハウル」の名を聞きつけ、歌舞伎町に来たいわゆる“トー横キッズ”の1人で、よく「ヒモになりたい。複数の女の子と付き合って、援助交際してもらい、その金で暮らすのが夢」と話していたとか。
しかし、実際は女の子と仲良くなっても長続きせず、暮らしは貧相で100円~200円程度を女の子にねだり、1泊1000円ほどのホテルに数名でシェアして暮らしていたそうです…。
いかがでしたでしょうか?
今後も益々話題となりそうなくら寿司ぺろぺろ男を、引き続き注目していきたいと思います。