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格闘技イベント『Brealing Down』で注目を集めているバン仲村さん。
バン仲村さんは、黒く焼けた肌に、黒いサングラスとスーツ姿が特徴で、ユーモアに溢れたワードセンスで人気が高まっています。
そんなバン仲村さんはどんな過去をお持ちなのでしょうか？
そこで今回の記事では、
・バン仲村の職業
・バン仲村と瓜田純士の関係
の3つのポイントに沿って、バン仲村さんについてご紹介したいと思います。
バン仲村の過去が意外！
バン仲村さんの本名は仲村光（なかむら・ひかる）さんで、山梨県甲府市の出身の現在45歳。
「光」という名前の由来は、父親が「自分が光り輝くのではなく、“人に光を当ててあげれるような人間になれ”」と言う意味を込めて名付けたそうです。
バン仲村さんは幼少期から高校時代までサッカーをしており、プロを目指せるだけの実力があり、山梨県大会では中田英寿さんと対戦したこともあるとか。
また、城彰二さんやリトバルスキーさんがいた頃のジェフユナイテッド市原に、契約候補生として練習に参加したこともあると言います。
しかし、バン仲村さんは、プロ契約を勝ち取るための最低条件である全国大会出場を果たせず、目標を成し遂げれなかった挫折感が強かったため、「サッカーをやめろってことかな」と勝手に思い引退したそうです。
サッカーという目標を失ったバン仲村さんはあれこれと考えた結果、違う景色が見れるんじゃないかと「一番嫌いなことをやってみよう」と決心し、浪人して大学進学を目指しました。
高校卒業後から、中学生レベルの問題集から始めて、1年間、1日10時間の勉強をこなし、「学ぶって面白いな」と思ったとか。
そんなバン仲村さんの努力が実り、山梨学院大学経営情報学部経営情報学科と山梨学院大学大学院社会科学研究科修士課程に進学しています。
しかし、父親が亡くなってからは経済的に厳しくなってしまったため、昼間は実家であるブドウ農家の農作業を手伝い、自分で授業料を捻出したそうです。
大学院を卒業後、バン仲村さんは山梨学院大学の、5次面接まである難関の職員採用試験を受けて就職。
しかし、「頑張ってもサボってても給料は同じ」という仕組みが面白くないと感じ、2年程で仕事を辞めています。
バン仲村は日サロ経営で彫り師!?
山梨学院大学の職員を辞めた後、バン仲村さんは日焼けサロン、彫り師、ネイルサロンの経営をしています。
日焼けサロンは山梨県甲府市にあり、名前は『The Sun Launge KOFU（ザ・サンラウンジ・甲府）』です。
日焼けサロンを選んだ理由について、バン仲村さんは「サッカー少年だった頃の“1年中真っ黒の自分”というアイデンティティに親しみがあったから」と話し、サッカー辞めた後も日焼けサロンに通っていたとか。
日焼けサロンの経営は基本的に24時間無人営業で、「機械が接客するようなものだから、人件費と固定費が抑えられて、利益率が安定している」と言います。
そして、その次にバン仲村さんは、彫り師『甲州黒墨師 彫光』とネイルサロンの経営を始めています。
何でも、日焼けサロン、ネイルサロン、入れ墨は客層が似ているそうで、ファッションの一環で日焼けもネイルもするし、入れ墨を入れる人が日焼けサロンを利用するケースが多いのだとか。
彫り師の仕事は純粋に「入れ墨ってかっこいい」から興味を持ち、独学で勉強して機会も自分で組み立てて、自分の体に彫るところから始めたそうです。
それから数年後には、バン仲村さんは無料案内所と風俗の経営も始めています。
10年ほどやって今は風俗はやめたそうですが、一番多い時で山梨エリアだけで15店舗くらいデリヘリを経営していたとか。
しかし、バン仲村さんは脱税のようなことをして、国税局の調査が入り風俗をやめています。
現在は、日焼けサロン、ネイルサロン、無料案内所、彫り師を中心に仕事をしているそうです。
バン仲村は瓜田純士と何があった？
出会いは講演会
バン仲村さんと瓜田純士さんの最初の出会いは、山梨県で行われた講演会でした。
当時、瓜田純士さんは、自叙伝『ドブネズミのバラード』を出版して20万部ほど売れており、その本を看板に講演しに山梨を訪れ、バン仲村さんも講演運営に参加していたとか。
そこで意気投合した2人は連絡先を交換すると、1年後に瓜田純士さんから「山梨に行く」という連絡が入り再会。
会ってみると、瓜田純士さんは顔に刺青が入っているし、浴びるように酒を飲み、言う言葉も支離滅裂で壊れている感じだったとか。
数回会っているうちに、急遽、瓜田純士さんが「今から行く。もう電車に乗ってる」と連絡をしてきたそうで、ただならぬ雰囲気にバン仲村さんが探りを入れたそうです。
すると、瓜田純士さんは「関東の半グレに指名手配されてて、東京にいられない。追われているからかくまって欲しい」と言われ、バン仲村さんが面倒を見ることに。
バン仲村さんは、家具も揃っているスタッフ用の寮の一室を瓜田純士さんに貸し与え、食べ物も出していたそうです。
しかし、瓜田純士さんは、昼間から街中で酒を飲みながら歩いたり、夜の街で喧嘩したり、飲み屋に迷惑をかけたり、女の子たちに脅しのようなことをしたりと、行動は荒れていたと言います。
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瓜田純士の裏切り
そんなある日、瓜田純士さんは、バン仲村さんのお店の女の子と関係ができてしまいます。
さらにその女の子が急に仕事を辞めると言い出したため、バン仲村さんは「ちょっと厳しいな」と思っていたところ、ホテルに入ろうとしている2人と鉢合わせします。
気まずい雰囲気の中、バン仲村さんは「まあ別にいいよ。お店の子に手を出すのは構わないけど、部屋を貸してるんだから、そっちでやればいいじゃん」と伝えてそうです。
そして、先に寮に到着していたバン仲村さんは、歩きながら戻って来る瓜田純士さんが「仲村のバカめ。まんまと騙されやがって。（女の子に対して）お前は俺が東京に連れて行って、幸せにしてやるからな」というセリフを聞いてしまいます。
バン仲村さんは瓜田純士さんを匿うのが馬鹿らしくなり、「新宿に帰ってヤラレればいいじゃないか。明日の朝締め出して、もう帰らせよう」と思ったそうです。
そして、翌朝、瓜田純士さんの部屋に入ったら、2人が下着姿のまま寝ていて、水をかけて「起きろ！」と言って、ボコボコにして部屋から追い出します。
バン仲村さんは瓜田純士さんに「お前の面倒はもう見ない。二度と山梨に来るな。もし来たら、俺も俺の部下も絶対にお前を見つけ出すからな」と話し、帰りに電車代5000円を渡し、駅のホームまで送ったそうです。
瓜田純士さんは泣きながら「許して欲しい」と謝ったそうですが、バン仲村さんは「ここで縁は切らせてもらう。もうお前には関わらない」と伝えたと言います。
瓜田純士が被害届
東京に帰った瓜田純士さんは、その足で警察に被害届を出しています。
全治2週間以上の診断書をとり、警視庁組織犯罪対策部に、「山梨のヤクザの仲村にやられて、5000万円を要求された。盗聴器も仕掛けられた」と訴えたとか。
さらに、2人がもみ合った際に瓜田純士さんの携帯電話を踏んで、画面にヒビが入り、器物損壊罪も足されたそうです。
組織犯罪対策部が山梨県警に連絡して、バン仲村さんはヤクザではなく普通の経営者だと分かったものの、被害届は受理されて、バン仲村さんに逮捕状が出されることに。
10人くらいの警察官がバン仲村さんの所に来て、逮捕状を見せられて連れて行かれ、取り調べを受けると、瓜田純士さんの話とバン仲村さんの話が食い違うため、10日以上も勾留されたそうです。
そこで、瓜田純士さんを追い出す時に連れて行った、日焼けサロンの店員を証拠人として取り調べに出したら、バン仲村さんの話が通り、勾留20日という手前で嫌疑不十分で釈放されています。
バン仲村さんは留置所で「あんにゃろー！」と腸が煮えくり返っていましたが、警察に「絶対にやり返しにいきません」という誓約書を、留置所を出る前に書かされたそうです。
バン仲間さんは名誉棄損で瓜田純士さんを訴えようかと思ったそうですが、弁護士から「瓜田さんお金が無いから、裁判に勝っても意味がない。もう関わらない方がいい」と諭されて、「もういいや」って諦めたと言います。
この事件は当時、東スポが『前科13犯のアウトロー・瓜田純士が人生初の被害届。その犯人は山梨のXで、少女を監禁して売春行為をさせている』と記事にしており、今でもネット上に残っています。
バン仲村さんは「『仲村は少女を軟禁し、売春させたんじゃないか』という話が残ってるけど、山梨の人からしたら、僕はめちゃくちゃいい人で通っている」と語っています。
★バン仲村さんのブレイキングダウンに関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか？
今後も益々話題となりそうなバン仲村さんを、引き続き注目していきたいと思います。