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大野篤貴さんは、空手大会で実績を重ね、BreakingDownでも戦ってきた空手家・キックボクサーです。
「ダンチメン・あつき」の名前で知った方も多いでしょう。現在は「武道空手 翠」の代表として、空手を教える活動にも取り組んでいます。
この記事では、若い頃の修行や空手の実績、ダンチメン時代から本名で活動するまでの経緯を紹介。道場での仕事と大会ごとの戦績も分けて整理し、選手と指導者の両面から人物像をたどります。
大野篤貴は何者?若い頃とダンチメン時代

大野篤貴さんは、空手の大会で経験を積み、BreakingDownへ挑戦してきた空手家です。「ダンチメン・あつき」は以前の活動名で、本名とは別の選手ではありません。地元での稽古や武者修行、YouTubeグループでの活動をたどると、現在までの歩みがつながります。
石川県金沢市出身|空手に取り組んだ若い頃
大野篤貴さんは、石川県金沢市出身の空手家・キックボクサーです。BreakingDownで知られる以前から、地元の道場で稽古を重ね、学生時代にも大会へ出場していました。
武奨館吉村道場の公式記録には、2016年の大会に内灘道場の高校生選手として出場した名前が残っています。同年12月には「大野篤貴 オランダ遠征記」も掲載されており、高校時代から海外の大会に挑戦していたことが分かります。
ただし、その頃から順調に勝ち続けていたわけではありません。道場が後に紹介した経歴では、高校3年生で出場した世界大会の初戦敗退が、練習環境を変えるきっかけになったと説明されています。
高校時代に世界の舞台を経験し、敗戦から次の行動を選んだことが、大野さんの若い頃を知るポイントです。現在の実績の前には、地元での稽古と、強い相手に挑んできた時間がありました。
高校卒業後の武者修行|武奨館への復帰まで
大野篤貴さんは、3年5カ月の武者修行を経て、2020年に武奨館へ復帰しています。道場の2020年8月5日付の発表では、高校3年生での世界大会初戦敗退から、もっと強くなり、世界を目指したいという思いが修行につながったと紹介されました。
修行先の一つが、空手道無限勇進会です。2021年に全日本フルコンタクト空手道連盟が掲載した本人インタビューでは、同会に所属していた頃、けがを抱えながら稽古を再開した経験を語っています。
当時は気持ちの面でも影響を受けましたが、大場貴史先生からの励ましが、再び挑む力になったそうです。武奨館への復帰後についても、吉村裕館長から技術と精神面の指導を受け、成長を続けていると説明しています。
環境を変えた修行と、指導者から受けた言葉。本人の振り返りからは、技術だけでなく、困難な時期に試合へ向かう気持ちも学んできた様子が伝わります。
ダンチメン・あつきから大野篤貴へ|活動名の変化
「ダンチメン・あつき」と「大野篤貴」は同じ人物です。以前の名前にある「ダンチメン」は、幼なじみ6人で活動していたYouTubeグループの名前に由来します。
eFightの2023年2月20日付記事でも、ダンチメンのメンバーであり、空手家の大野篤貴さんであると紹介されています。BreakingDownに初出場した頃は、この「ダンチメン・あつき」という名前で知られていました。
その後、2024年6月28日のBreakingDown12.5では「大野篤貴」として虎之介選手と対戦。前日の会見報道にも、それまでダンチメン・あつきの名前で出場していた選手だと説明されています。
過去の動画や試合記事には以前の活動名が残り、現在の本人チャンネルでは本名が使われています。両方の名前を知っておくと、YouTubeでの活動から格闘技の試合まで、一続きの経歴として追いやすくなります。
氏名:大野篤貴(おおの あつき)
以前の活動名:ダンチメン・あつき
生年月日:1998年6月6日
年齢:28歳(2026年10月26日時点)
出身地:石川県金沢市
職業:空手家、キックボクサー、空手指導者
道場での役職:武道空手「翠」代表
主な実績:2020年第12回JKJO全日本空手道選手権大会・一般男子軽量級優勝、第2代BreakingDownバンタム級王者
大野篤貴の仕事|武道空手「翠」での指導

大野篤貴さんは、選手として戦う一方、「武道空手 翠」の代表として空手を教えています。本人の発信では、自分の道場を持つことが長年の夢だったと説明しています。ここでは、大会での実績とは別に、指導者としての仕事と、空手を伝える活動を紹介します。
武道空手「翠」の代表に|自身の道場を持つ歩み
大野篤貴さんの仕事の一つが、「武道空手 翠」の代表として行う空手指導です。本人のXプロフィールにも、道場の代表であり、空手の先生として活動していることが記載されています。
2025年11月には、自分の道場を目黒にオープンするという告知を投稿しました。そこで掲げたのが「守るための強さを。」という言葉です。空手を始めた頃から、いつか自分の道場を作りたいと考えていたと説明しています。
この告知から分かるのは、大野さんにとって道場を持つことが、以前から思い描いていた目標だったという点です。選手として技術を磨く活動に加え、それを人に伝える立場でも歩みを進めています。
試合で自分の強さを示すことと、道場で学ぶ人を支えること。この二つの役割を知ると、大野さんの仕事をより具体的に理解できます。現在のクラスについては、道場の公式アカウントから案内されています。
空手の先生としての活動|クラスと指導方針
「武道空手 翠」の公式Instagramでは、東京・五反田と横浜・仲町台のクラスが案内されています。大野篤貴さんも本人のXで、横浜支部には子供向けクラスがあると紹介しています。
公式プロフィールに掲載されている稽古時間は、五反田が毎週木曜日の19時30分から21時、仲町台が毎週土曜日の10時から11時30分です。開催場所や時間は変更される場合があるため、参加時は最新の案内を確認する形になります。
道場が掲げているのは、自分や大切なものを守るための強さを身につけることです。大会で勝つという選手自身の目標とは別に、空手を学ぶ人へ向けた考え方が示されています。
仕事としての大野さんを紹介する際には、「空手家」という肩書に加え、実際にクラスを設けて指導している点が重要です。本人の発信と道場の案内を合わせることで、選手以外の活動も見えてきます。
YouTubeで伝える空手|練習や試合への取り組み
大野篤貴さんは、YouTubeチャンネル「大野篤貴【武道空手 翠】」でも活動しています。試合の舞台裏や練習風景を公開し、競技に向き合う日常を伝えています。
例えば、2025年2月に公開した練習動画は、eFightでも紹介されました。サイガジムでのサンドバッグ打ち、フィジカルトレーニング、ミット打ちなど、試合へ向けて準備する様子が取り上げられています。
同じ動画には、鶴屋怜選手から寝技を教わる場面もありました。空手で培った打撃に加え、新しい技術を学ぶ姿を見られる内容です。ここでの寝技は練習として紹介されたもので、大会での試合結果とは区別できます。
指導する立場になっても、自分自身が学ぶ姿を発信していることは、人物像を知る手がかりになります。YouTubeは、試合結果だけでは伝わりにくい準備や工夫に触れられる場にもなっています。
大野篤貴の空手の実績と格闘技戦績

大野篤貴選手は、空手の全国大会で優勝を重ね、BreakingDownでもバンタム級王座を獲得した選手です。空手で培った蹴りを軸に、顔面へのパンチがある試合にも挑戦してきました。
実績を振り返る際は、空手大会、BreakingDown、その他のキックボクシング大会を分けると、それぞれの歩みが分かりやすくなります。ここでは大会名と階級、対戦結果を対応させて紹介します。
空手大会での実績|JKJO全日本やKWFの結果
大野選手は、2020年と2021年のJKJO全日本空手道選手権大会で優勝しています。ただし、優勝した階級は同じではありません。
JKJOの公式結果によると、2020年12月20日の第12回大会では一般男子軽量級で優勝。翌2021年9月20日の第13回大会では、一般男子軽中量級の頂点に立ちました。一般に「全日本2連覇」と紹介される実績は、この2大会での優勝を指しています。
KWFの大会でも実績を残しており、空手専門誌「フルコンタクトKARATEマガジン」は、2018年の第2回KWF世界大会で男子65kg以下級を制したと紹介しています。
また、2021年の第6回JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権大会では男子軽中量級3位に入賞。JKJOとJFKOは別の大会であり、優勝歴と入賞歴を区別することが、実績を正確に理解するポイントです。
BreakingDownの戦績|王座獲得と主な対戦
BreakingDownでの大きな到達点は、2025年9月27日のBD17で第2代バンタム級王者になったことです。王者・井原良太郎選手を延長判定5対0で破り、ベルトを獲得しました。
井原選手には2024年2月のBD11でKO負けしており、約1年7か月後の再戦で雪辱を果たした形です。その間には、BD12.5で虎之介選手に判定勝ちし、BD14では小宮山工介選手にKO勝利を収めました。
王座獲得後は、2025年12月のBD18でリキ選手を再延長判定5対0で下し、初防衛に成功しています。
一方、2026年3月のBD19ではウェイ・ウェイヤン選手に判定負け。同年6月のBD20でも今村流星選手に延長判定0対5で敗れました。いずれも王座戦とは区別される試合です。その後に王座を返上し、9月のBD21では新たな王座決定トーナメントが開催されました。
キックボクシングにも挑戦|大会とルールを分けて整理
大野選手は、BreakingDown以外のキックボクシング大会にも出場しています。その一例が、2024年3月24日の「Road to LEGEND」です。
同大会では「あつき」名義で棒田将光選手と対戦しました。eFightの2024年6月28日掲載記事は、この試合で大野選手が判定勝利したと伝えています。また、大会案内ではアマチュアルールのカードとして紹介されており、プロ戦績を数える際には区別が必要です。
BreakingDownの試合もキックルールで行われますが、大会独自の試合時間や延長方式があります。同じ立ち技の試合でも、別大会の記録をそのまま一つに足すと、プロ・アマやルールの違いが伝わりにくくなります。
大野選手の競技歴は、空手の大会実績、BreakingDownでの勝敗、その他のキックボクシング出場歴に分けて見ると明確です。空手で築いた実績を土台に、異なるルールの舞台へ挑戦を広げてきた歩みが読み取れます。
いかがでしたでしょうか?
大野篤貴さんの歩みには、空手の修行と新しい舞台への挑戦が積み重なっています。
ダンチメン時代や道場での指導を知ると、試合とは違う一面も見えてきます。
選手としての戦いと、空手を伝える活動の両方に注目したいですね。