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大津市の保護司・新庄博志さんを殺害した疑いで逮捕された飯塚紘平容疑者。
飯塚紘平容疑者は過去の強盗事件で、保護観察付き執行猶予の判決を受けて保護観察中で、新庄博志さんが担当保護司でした。
そんな飯塚紘平容疑者にはどんな生い立ちや経歴があるのでしょうか。
そこで今回の記事では、
・飯塚紘平の前科
・飯塚紘平の犯行動機
の3つのポイントに沿って、飯塚紘平容疑者についてご紹介したいと思います。
飯塚紘平の生い立ちと経歴は？
飯塚紘平容疑者は、滋賀県大津市仰木の里に住む35歳で、現在の職業は無職です。
飯塚紘平容疑者の家族構成は、父親・母親・本人の3人です。
近隣住民の話では、一家は自治会に入っておらず、近所との交流はなく、飯塚紘平容疑者の姿もほとんど見たことがないそうで、自宅に引きこもりがちだったそうです。
飯塚紘平容疑者の詳しい学歴などは情報がありませんが、最終学歴は大学中退との情報がありました。
社会に出てからの職歴なども不明ですが、後述する事件を起こして2019年に保護観察付の執行猶予5年の有罪判決を受けました。
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飯塚紘平容疑者はアルバイトを転々としており、判決を受けた後は、自宅から約1.5キロ離れたホームセンター内で魚や小動物を扱うペットショップで働いていました。
しかし、言葉遣いなどが丁寧でなく、客対応で雑なところがあり、たまにクレームもあったそうで、その影響から勤務日数が減らされ数年前に辞めています。
その後、飯塚紘平容疑者は、大津市内の物販店でアルバイトとして勤務し、接客はせず、主に商品整理を行っていましたが、職場に馴染めず、仕事は長続きしなかったようです。
2022年2月からは大津市内の建設会社で、朝から夕方まで型枠についたコンクリートをこそげ落とす作業をしていましたが、約4ヶ月で退職しています。
飯塚紘平容疑者は「きちんと仕事をしているのに会社の評価に納得いかない。」と話し、アルバイトを数ヶ月で辞めたとの報告もありました。
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飯塚紘平の前科はコンビニ強盗！
飯塚紘平容疑者は29歳だった2018年10月に、コンビニ強盗事件を起こしています。
飯塚紘平容疑者は、大津市仰木の里にあるコンビニで、サバイバルナイフのような刃物で女性店員に突き付け、現金約2万円を奪った疑いで逮捕されました。
その後、2019年6月に大津地裁で、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受け、今年7月9日で満期を迎えるところでした。
確定判決によると、飯塚紘平容疑者の動機は、アルバイト応募時の採用担当者とのやりとりで、ストレスを抱えていたことだとされています。
また、判決では飯塚紘平容疑者について「後半開始当初は斜めに構えた態度が見られたものの、公判期日を重ねるにつれ、内省を深め、更生への意欲を示すに至った」と評価しています。
判決の翌月から新庄博志さんが担当保護司となり保護観察が始まり、月2回ほどの面接と、生活状況などをまとめた報告書を毎月、保護観察所に提出されています。
事件前の今年4月以降も、新庄博志さんの自宅で3回に渡って面接を受けていました。
そして、飯塚紘平容疑者は、今年5月24日から26日の間に、保護司の新庄博志さんを刃物で複数回刺すなどして殺害したとして、6月8日に逮捕されました。
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飯塚紘平の犯行動機は何？
飯塚紘平容疑者の犯行動機は現時点では詳細が公表されておらず、飯塚紘平容疑者は「私はやっていません」と供述し、容疑を否認しています。
ただ、飯塚紘平容疑者のX（旧Twitter）には、保護観察に対する不満のような投稿があったと報じられており、他にも不満ばかりが書き込まれています。
昨年10月頃から、飯塚紘平容疑者はXで《今日は僕の家に保護司がく～るくる》《政府の言う保護って言葉はクセ者という事、保護室 保護観察とか～。全然保護しない》《やっぱり保護って言葉は要注意ワード》などと書き込まれていました。
一方、保護司の新庄博志さんが周囲に「（飯塚紘平容疑者の）仕事が続かない」と相談していたと言います。
飯塚紘平容疑者は、昨年8月にはXで《1人ストライキの顛末》として、勤務先にスーパーへの憤りを綴った文書画面を添付し、他の従業員からの注意に不満を抱き、そのまま早退し無断欠勤を続け、《心理的に私のボロ勝ち》と書き込んでいます。
出典元：X
これらの情報から、飯塚紘平容疑者の仕事について、保護司の新庄博志さんと話し合いが持たれた可能性も考えられますが、犯行動機については今後の捜査の進展を待ちたいと思います。