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かつて暴走族として関東一体に名を馳せた打越(うちこし)スペクター。
打越スペクターは時代と共に変貌を遂げ、現在では準暴力団として知られる存在となりました。
そんな打越スペクターの歴代総長や関与した事件、そして、木村兄弟との関係について、多くの人々が関心を寄せています。
そこで今回の記事では、
・打越スペクターの歴代総長、関連事件
・打越スペクターと木村兄弟
の3つのポイントに沿って、打越スペクターについて詳しくご紹介したいと思います。
打越スペクターは準暴力団!

打越スペクターは、1970年に東京都八王子市で設立された暴走族グループです。
もともとは、国士舘高校に通う不良少年が中心となって結成された「スペクター」の支部で、八王子市打越の不良が中心となり、関東最大の暴走族グループとして恐れられました。
東京の暴走族の連合体の「関東連合」とは敵対関係にあり、打越スペクターは「反関東連合」を掲げていた暴走族やチーマーグループと共に、長年にわたり関東連合と抗争を繰り返していました。
2000年代に入るとOBがマフィア化し、詐欺や暴行事件など犯罪活動に関与するようになり、その結果、2014年に警視庁から「準暴力団」として指定されました。
打越スペクターのOBは、オレオレ詐欺や、暴力団構成員や不良グループメンバーなどを誘拐して身代金を要求するなどの方法で資金を集めています。
近年では、詐欺や強盗事件への関与が報じられており、組織のトップが逮捕されるなどの動きもあります。
ただ、打越スペクターは、リーダーの逮捕や、準暴力団に指定され締め付けが強化された影響で、現在、壊滅状態にあると言われています。
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打越スペクターの歴代総長と関連事件は?

打越スペクターの歴代総長について、詳細な情報は公にはあまり出回っていませんが、いくつかの名前が挙げられています。
歴代総長②:斎藤邦美
歴代総長③:斎藤竜診
それでは、打越スペクターの歴代総長と噂される人物について、詳しく見ていきたいと思います。
歴代総長①:西村聡造

打越スペクターの歴代総長とされる人物の1人目は西村聡造で、関東連合との抗争を繰り広げたほか、暴力団との関係も深く、複数の事件に関与していたと報じられています。
彼はジャイアン的性格で知られ、八王子界隈の不良たちに恐れられていたと言われています。
2000年に打越スペクターのOBとなった西村聡造が、八王子市の暴走族のOBを集めて「打越愚連隊」を結成し、東京都を中心に活動していました。
【関与した事件】
1.西新宿事件(2008年3月):関東連合と関係の深い不良・金村剛弘が複数の男に襲撃された事件に、西村聡造が関与していた可能性があると、一部のアウトロー関係者が示唆しています。
2.山口組系暴力団「一蓮会」との乱闘事件(2016年3月):西村聡造は、新宿・歌舞伎町で指定暴力団「一蓮会」の構成員と乱闘事件を起こし、逮捕されました。
この事件では、彼が暴行を受ける様子がネット上に流出し、話題となりました。
3.ラーメン店への恐喝事件(2016年6月):西村聡造は、八王子市内のラーメン店経営者に対して、「ケツ持ち代」として金銭を要求し、支払いを拒否した店主を恐喝したとして逮捕されました。
西村聡造が関与した事件は、打越スペクターOBグループの犯罪活動の一端を示しており、警視庁は引き続き組織の動向を監視しているようです。
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歴代総長②:斎藤邦美

打越スペクターの歴代総長とされる人物の2目は斎藤邦美で、彼は打越スペクターのOBメンバーであり、組織の実質的な運営に関与していた人物の1人です。
彼は西村聡造の後輩にあたり、西村聡造が長期間服役していた間、組織運営を担っていたとされています。
斎藤邦美は関東連合との抗争や暴力事件に関与していた可能性があり、組織の資金調達にも深く関わっていたとされています。
特に、振り込め詐欺や恐喝などの犯罪行為を通じて資金を集め、組織の運営を支えていたと報じられています。
【関与した事件】
1.埼玉県本庄市死体遺棄事件(2011年):斎藤邦美は2011年1月に発覚した埼玉県本庄市死体遺棄事件の主犯格として逮捕されました。
この事件は、打越スペクターの収入源の1つであった特殊詐欺で、2010年12月に打越スペクターのメンバーが秘密裏に、別の特殊詐欺事務所を運営していたことが発覚しました。
打越スペクターのOBメンバーが被害者を、八王子市内の団地の一室に監禁・暴行し、現金300万円を盗み取ったうえ、被害者が翌日脳挫傷で死亡した後、遺体を埼玉県本所市内の霊園に埋めたとされています。
2.身代金詐欺事件(2011年):さらに、斎藤邦美らは、被害者の交際相手に対して身柄を拘束していると偽り、2000万円の身代金を要求し、騙し取ったとされています。
交際相手が被害者と連絡が取れないことを不審に思い、警察に通報したことで事件が発覚しました。
これらの事件で斎藤邦美は2015年に逮捕され、裁判で無期懲役の判決を受けましたが、控訴の結果、懲役28年に減刑されたと報じられています。
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歴代総長③:斎藤竜実

打越スペクターの歴代総長とされる人物の3目は斎藤竜実で、現在の打越スペクターの実質的なトップとされる人物です。
彼は現在36歳で、組織の資金調達は犯罪計画を担っていたとされ、表向きはリフォーム会社を経営し、一般社会に溶け込んでいましたが、裏では詐欺や恐喝などの犯罪行為を行っていたと報じられています。
【関与した事件】
1.リフォーム詐欺事件:斎藤竜実は「今すぐ工事しないと家が傾く」と偽り、リフォーム工事代金を騙し取ろうとした疑いで逮捕されました。
2.別件詐欺事件:高齢者をターゲットにした詐欺で、現金計228万円を騙し取ったとして再逮捕されました。
3.賃貸契約詐欺(晴美フラッグ事件):東京湾岸の高級マンション「晴美フラッグ」に、偽装書類を使って不正に入居し、家族ぐるみで偽装生活を送っていました。
彼は不動産会社の営業担当者と共謀し、賃貸審査を不正に突破させ、反社会的勢力のチェックを回避するため、偽の勤務先や年収を申告していました。
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打越スペクターと木村兄弟との関係を追う

打越スペクターと木村兄弟は、関東の不良社会において、長年にわたり交錯してきた存在です。
両者は暴走族時代から因縁があり、関東連合との抗争を通じて関係が深まったとされています。
先述の通り、打越スペクターは関東最大の勢力を誇り、関東連合との抗争を繰り広げて来ました。
一方の木村兄弟も「反関東連合」の象徴的存在として知られ、関東連合との対立を続けて来ました。
そのため、打越スペクターと木村兄弟は共通の敵を持つ形となり、暴走族時代から接点があったと考えられます。
特に、2012年の六本木クラブ襲撃事件では、関東連合のメンバーが襲撃される事件が発生しました。
この事件には木村兄弟が関与していたとされ、打越スペクターのOBグループとの連携があった可能性が指摘されています。
両者の現在の関係について、打越スペクターは準暴力団として認定され、組織の活動は縮小傾向にあり、一方の木村兄弟も関東連合との抗争を経て、現在は表立った活動をしていないとされています。
しかし、両者の関係は、過去の抗争や共闘を通じて深く結びついており、裏社会における影響力は依然として残っている可能性があります。
いかがでしたでしょうか?
今後も引き続き、打越スペクターの動向に注目していきたいと思います。