宝塚歌劇団・宙組に所属する有愛きいさんが、9月30日に自宅マンション敷地で転落死しました。
有愛きいさんは、宙組でのいじめが原因で自殺したとされています。
その有愛きいさんはいじめでおでこを火傷したとの情報もあるようです。
そこで今回の記事では、
・有愛きいの遺書
・有愛きいをいじめた上級生4人
有愛きいはいじめでおでこを火傷!?
2023年2月に『週刊文春』で、宝塚歌劇団でのいじめ疑惑が報じられており、有愛きいさんがいじめで火傷を負わされたとされていました。
宙組の娘役・天彩峰里がヘアアイロンを使って下級生の額にやけどを負わせ、芹香がそのことにドン引きしていたという話も伝えた。
出典元：EXCITEニュース
Xで投稿されている宙組の生徒の証言によると、有愛きいさんは先輩の天彩峰里（あまいろ・みねり）さんから「芹香さんから『有愛に前髪教えてあげて』と言われたからさ」と言われロッカー室に連れていかれたそうです。
有愛きいさんの自殺について証言が出てきた。
— 猫二千 (@5zSie) October 11, 2023
有愛さんがかわいそう過ぎて、読んでるいこっちが辛くなった。https://t.co/k8zOam3sGM pic.twitter.com/UoaAMgqnek
有愛きいさんは自分でやると言ったのに、ヘアアイロンを奪われて押し当てられたと話しています。
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怪我を負わせた天彩峰里さんは、痛がる有愛きいさんを部屋に残して退室したとか。
有愛きいさんが下級生のいる楽屋に戻ってくると、有愛きいさんの額が3センチほど赤く、皮膚が捲れていたとの証言があります。
しかし、有愛きいさんは大ごとになるのを心配して、火傷を負ったことを宝塚歌劇団には伝えませんでしたが、火傷に気づいた親族が、有愛きいさんに代わってプロデューサーに訴えたそうです。
この件に関して、天彩峰里さんは「いじめはしていない」といじめ疑惑を否定しており、宝塚歌劇団も「事実無根である」と主張していました。
また、SNS上には「過剰報道」との声もあり、上級生がメイク指導を行った際、まつ毛が少し痛んだことが話が大きくなってしまい、有愛きいさんが上級生に迷惑をかけたと悩んでいたとの情報もありました。
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有愛きいの遺書の内容は？
有愛きいさんは9月29日に、遺書ともとれるメッセージを母親に送っていました。
その内容は「28日夜にはマンションから飛び降りることを決めていた。精神的に崩壊している・・・」と送っています。
有愛きいさんが亡くなる前日の9月29日は、宙組公演『PAGAD（パガド）』の初日で、その日、有愛きいさんは普段通りに舞台に立ち帰宅していますが、翌日9月30日にうつ伏せに倒れている姿が発見されています。
28日夜には自殺を決意していた有愛きいさんですが、9月28日には翌日から開幕する『PAGAD』の通し稽古が行われていました。
その稽古中には、有愛きいさんは上級生から「下級生の不手際は全てお前の責任だ」と、集団リンチのような目に遭っていたそうです。
さらに、ある上級生からは「マインドが足りない！マインドは無いのか！」と罵声を浴び、別の上級生からも「この嘘つきが！嘘つき野郎！」と罵られていたと言います。
このことが自殺の直接的な理由なのかは分かりませんが、いじめが常習的に行われていたとしたら、きっかけになってしまった可能性はありそうですね。
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有愛きいをいじめた上級生4人を特定！
『週刊文春』によって、有愛きいさんをいじめた上級生4人の名前が公開されています。
・芹香斗亜（せりか・とあ）さん
・花菱りず（はなびし・りず）さん
・優希しおん（ゆうき・しおん）さん
有愛きいさんをいじめていた4人の上級生はすべて宙組で、中には宙組を束ねる組長や男役トップスターの名前も挙がっています。
有愛きいさんをいじめた上級生4人について見ていきたいと思います。
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上級生①：松風輝
松風輝さんは宙組に所属する男役で、宙組の組長です。
松風輝さんは2006年に宝塚歌劇団の92期生として入団し、宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』で初舞台を踏んでいます。
2021年5月11日付で宙組の副組長になり、2023年6月12日付で宙組組長に就任しています。
松風輝さんは芹香斗亜さんと共に、稽古中に頻繁に有愛きいさんを呼び出し、「下級生をまとめないでどうするんだ！」と怒鳴り、その度に有愛きいさんは泣きながら謝っていたそうです。
有愛きいさんは新人公演のリーダーを任されており、約50人の下級生を集めて「失敗をみんなで共有して、繰り返さないようにしよう！」と鼓舞していたとか。
しかし、開幕前日の通し稽古中に「下級生の不手際は全てお前の責任だ」と言われ、松風輝さんから「マインドが足りない。マインドは無いのか」と罵声を浴びせられたと言います。
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上級生②：芹香斗亜
芹香斗亜さんは宙組に所属する男役で、宙組トップスターです。
芹香斗亜さんは、2007年に宝塚歌劇団の93期生として入団し、星組公演『さくら/シークレット・ハンター』で初舞台を踏んでいます。
2015年に花組の2番手に昇格し、2017年に宙組へ組替えとなり、2023年6月12日付で宙組第9代目トップスターに就任しています。
芹香斗亜さんは、前出の松風輝さんと一緒に有愛きいさんに罵声を浴びせた人物です。
因みに、芹香斗亜さんの父親は元プロ野球選手の山沖之彦さんで、母親は元月組男役の白川亜樹さんです。
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上級生③：花菱りず
花菱りずさんは宙組に所属する娘役です。
花菱りずさんは2011年に宝塚歌劇団の97期生として入団しており、2011年4月に『めぐり会いは再び』で初舞台を踏んでいます。
花菱りずさんは有愛きいさんに対して「この嘘つきが！」と罵倒していますが、何についてなのかは分かりませんでした。
上級生④：優希しおん
優希しおんさんは宙組に所属する男役です。
優希しおんさんは2014年に宝塚歌劇団の100期生として入団し、2014年3月の『宝塚をどり』で初舞台を踏んでいます。
優希しおんさんも花菱りずさんとともに、有愛きいさんに対して「嘘つき野郎！」と罵声を浴びせており、有愛きいさんを監視しプレッシャーを与え続ける役割りだったそうです。
さらに、下級生への陰湿ないじめの常習者で、下級生から恐れられていたとも報じられています。
優希しおんさんは、2023年12月24日付で退団が決まっているとか。
因みに、優希しおんさんは、元プロ野球選手の清原和博さんと親戚関係にあるそうです。
★有愛きいさんの実家に関する記事は、こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか？
今後も宝塚歌劇団のいじめ問題について、引き続き注目していきたいと思います。