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兵庫県たつの市で2006年に、当時小学4年生だった女児を刺したとして、殺人未遂容疑で11月7日に逮捕された勝田州彦容疑者。
勝田州彦容疑者は、2018年に別の事件で逮捕・起訴され、2023年9月に無期懲役の判決が確定し、服役中でした。
そんな勝田州彦容疑者の生い立ちや父親について、さらに、なぜ今ごろになって逮捕されたのか、多くの人々が関心を寄せています。
そこで今回の記事では、
・勝田州彦の父親
・勝田州彦が今ごろ逮捕された理由
の3つのポイントに沿って、勝田州彦容疑者について詳しくご紹介したいと思います。
勝田州彦の生い立ちが悲惨！
勝田州彦容疑者の生い立ちはまさに悲惨と言えるもので、幼少期からいじめや家庭内の問題に苦しんできました。
勝田州彦容疑者は、1978年12月31日に兵庫県加古川市で生まれ、父親・母親・10歳上の姉の4人家族で、両親は警察官として勤務し、幼少期から両親の愛情を受けて育ちました。
ただ、幼少期の勝田州彦容疑者にとって、厳しかった父親は“恐怖の象徴”で、母親は息子を守ることなく父親と一緒になって責め立てていたそうです。
さらに、彼の中学時代は女子生徒が主導のいじめに遭っており、それが原因で彫刻刀やクラフトナイフで自分の腹を刺すという自傷行為を繰り返し、腸まで刃が達して救急車を呼ぶこともあり、4度の入院経験があります。
勝田州彦容疑者は人間が信用できなくなって引きこもるようになり、アニメオタクになり、その趣味が高じ、自分の腹をナイフや彫刻刀で刺して血を見ながら、好きな少女・女児が血を流しているのを想像して、自慰行為に及んでいたとのことです。
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勝田州彦容疑者は、私立の男子高を卒業すると同時に海上自衛隊に入隊していますが、入隊1ヶ月で膝と腰を痛めてしまったため、数ヶ月で辞めています。
その後は、パチンコ台の組立工、運送会社の運送員、2000年の事件当時は地元のショッピングセンターの現金輸送車の運転手、大手飲料会社の期間社員として勤務していました。
その間に勝田州彦容疑者は、兵庫県内で女児を殴るなどの数々の暴行事件を繰り返し、2015年に姫路市の路上で、当時中学3年生だった女子生徒が刃物で刺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕・起訴され、懲役10年の判決を受けました。
さらに、彼は2018年には、2004年に岡山県で起きた小3女児殺害容疑で、服役中に逮捕され無期懲役が確定しています。
そして、2024年11月には、2006年のたつの市の小4女児刺傷事件と、2007年の加古川市の小2女児殺害事件で再逮捕されました。
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勝田州彦の父親は元兵庫県警で隠蔽を!?
勝田州彦容疑者の父親は兵庫県警の元警察官であり、その経歴は輝かしいものでしたが、息子が関与した事件の背後には隠蔽工作があったのではとの疑惑があるようです。
勝田州彦容疑者の父親の名前は公開されていませんが、長年、兵庫県警に勤務し多くの事件を解決しており、その功績が認められ「瑞宝単光章」という勲章を受章しています。
しかし、その一方で家庭内では厳格で、勝田州彦容疑者に対して虐待やネグレクトがあったと報じられており、彼がいじめを受け自傷行為に及ぶようになった際も、その状況を放置していたそうです。
勝田州彦容疑者の父親は、2018年頃に同じく兵庫県警OBでジャーナリストの同僚に対して、「『もうこれ以上しゃべるな』と息子に言ってくれ。警察官として誇りを持って死なせてくれ。俺が死ぬまでしゃべるな。」と、息子への口止めを依頼していたと言います。
その父親は2018年に他界し、母親も2020年に亡くなっており、父親の死後、勝田州彦容疑者は過去の事件への関与を認め始めたとも言われています。
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勝田州彦はなぜ今ごろ逮捕された？
10年以上も未解決だった事件が、ここにきて大きく動き出そうとしており、なぜ今ごろ勝田州彦容疑者が逮捕されることになったのでしょうか。
彼が今頃になって逮捕された理由には、いくつかの要因が絡み合っているようです。
理由②：供述の変化
理由③：捜査の進展
勝田州彦容疑者が今ごろになって逮捕された理由の1つ目は、新たな証拠の発見が挙げられます。
兵庫県警は過去の事件に関する証拠を再評価し、新たな技術を用いて分析を行い、その結果、勝田州彦容疑者が関与している可能性が高いと判断したようです。
2つ目の理由は、勝田州彦容疑者の供述に変化があり、彼が過去の事件について供述した内容が、被害者の負傷状況や現場の状況と一致していることが確認されました。
そして、3つ目の理由としては捜査の進展が挙げられており、兵庫県警の長年の捜査の結果、過去の未解決事件に勝田州彦容疑者が関与しているとする確固たる証拠を得ることが出来たとのことです。
いかがでしたでしょうか？
勝田州彦容疑者の事件の動向について、引き続き注目していきたいと思います。