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鹿児島県警トップの野川明輝(のがわ・あきてる)本部長。
野川明輝本部長は、元幹部が警察組織の不正を訴えた問題で、注目を集めています。
そんな野川明輝本部長はどんな経歴があるのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、
・野川明輝本部長下の現職警官の逮捕
・野川明輝本部長の隠蔽
の3つのポイントに沿って、野川明輝本部長についてご紹介したいと思います。
野川明輝本部長の経歴は?
野川明輝本部長は愛知県の出身で、東京大学法学部卒業後、1995年に警察庁に入庁しました。
その後、青森県警警務部長、京都府警警務部長を経て、警察庁の警備局警備課警護室長などを歴任し、2021年開催の東京オリンピック・パラリンピックでは大会組織員会に出向し、警備計画を立案しています。
また、野川明輝本部長は2009年に外務省に出向し、在ホノルル日本国総領事館で勤務し、ハワイを訪問した天皇皇后両陛下の警備責任者として、天皇陛下の行幸啓に従事しています。
野川明輝本部長は、2022年10月に鹿児島県警察本部長に着任しており、本部長就任会見では、3件の未解決事件を解決、次代を担う若い世代の採用や、女性警察官を増やすことなども目標に挙げています。
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野川明輝本部長下の現職警官が3人逮捕!
野川明輝本部長の下で、2024年4月以降わずか1ヶ月半、で鹿児島県警の現職警官が3人逮捕されるという異常事態となっています。
・幸得健一郎容疑者(警備部公安課の警部)
・鳥越勇貴容疑者(枕崎警察署地域課の巡査部長)
逮捕された現職警官の1人目は藤井光樹容疑者で、捜査資料を第3者に流出させた地方公務員法違反の疑いで2024年4月8日に逮捕され、懲戒免職処分となっています。
逮捕された現職警官の2人目は幸得健一郎容疑者で、知人女性の体を触るなどした不同意わいせつの疑いで、藤井光樹容疑者の逮捕からわずか10日後に逮捕され、定職6ヶ月の懲戒処分となっています。
そして、逮捕された現職警官の3人目は鳥越勇貴容疑者で、2023年12月に鹿児島県内の女子トイレに侵入し、スマートフォンで女性を盗撮した疑いで、2024年5月13日に逮捕され「厳正に対処する」とのことです。
現職警官3人が逮捕されたことを受けて、野川明輝本部長は「県民の皆様の安全安心に大きな不安を生じさせてしまったことについて、改めて県民の皆様に深くお詫びを申し上げます。」と謝罪しました。
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野川明輝本部長は犯罪行為を隠蔽した!?
野川明輝本部長が、犯罪行為を隠蔽したという疑惑が報道されています。
具体的には、前鹿児島県警生活安全部長の本田尚志容疑者が、「野川明輝本部長が県警職員の犯罪行為を隠蔽しようとしたことが許せなかった」述べています。
元警視正・本田尚志容疑者(60歳)は、現職当時に入手した情報を第3者に郵送したとして、国家公務員法違反の疑いで逮捕・送検されています。
本田尚志容疑者は、2023年12月に発生した枕崎署の巡査部長・鳥越勇貴による、トイレ盗撮事件が野川明輝本部長の指揮で捜査となった際、野川明輝本部長が「最後のチャンスをやろう」「泳がせよう」と話し、本部長指揮の印鑑を押さなかったと主張しています。
今年3月の本田尚志容疑者の定年退職時期になっても公表されなかったため、文書にまとめ、ある記者に送ったとされています。
その理由について、本田尚志容疑者は次のように説明しています。
本部長が警察官による不祥事を隠蔽しようとする姿にがく然とし、また、失望しました。県民の皆様に申し訳が立たないと思いました。私は、いち警察官として、目の前に犯罪があり、容疑者も分かっているのに、その事実を黙殺しようとする姿勢が理解できず、心底腹が立ちました。県民の皆様の安全より、自己保身を図る組織に絶望しました。
引用元:FNNプライムオンライン
しかし、これらの主張は現在のところ、本田尚志容疑者の一方的なものであり、本件は詳細な捜査が進行中であるため、今後の捜査の結果を待ちたいと思います。