横田めぐみはなぜ帰国できないの!?生死の確認は?旦那と娘の現在を調査!

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1977年11月15日に新潟市で北朝鮮の工作員に拉致された横田めぐみさん

当時13歳だった横田めぐみさんは今年で60歳となり、拉致から47年が経った今も未だに帰還が実現していません。

そんな横田めぐみさんはなぜ帰国できないのか気になりますよね。

そこで今回の記事では、

・横田めぐみが帰国できない理由
・横田めぐみの生死
・横田めぐみの旦那、娘

の3つのポイントに沿って、横田めぐみさんについてご紹介したいと思います。

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横田めぐみはなぜ帰国できないの!?

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出典元:日テレNEWS

横田めぐみさんが帰国できない理由は複雑で、いくつかの要因が絡んでいます。

理由①:金正日一家の秘密を知った
理由②:脱出の失敗
理由③:政治的な理由

それでは、横田めぐみさんが帰国できない理由を、詳しく見ていきたいと思います。

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理由①:金正日一家の秘密を知った

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出典元:X

横田めぐみさんが帰国できない理由の1つ目は、「金正日(キム・ジョンイル)一家の秘密を知ってしまったから」と言われています。

このことは、1987年11月に起きた大韓航空機爆破事件の実行犯である元北朝鮮工作員の金賢姫(キム・ヒョンヒ)が、産経新聞のインタビューに応じ、北朝鮮が横田めぐみさんを帰国させない最大の理由は「めぐみさんが金正日一家の秘密を知ったからだ」と語ったと報じています。

北朝鮮の元工作員・金賢姫さん
出典元:中央日報

その記事によると、金賢姫工作員は1984年6月頃に、同僚工作員で日本語教育係だった横田めぐみさんと会っており、「彼女は工作員教育に関わった上に、公にできない秘密を知ってしまった。一番は金正日一家との関りだ。」と話したそうです。

さらに、金賢姫工作員は、「横田めぐみさんは、金正日一家の日本語教師をしていたとの情報を得た」と話していたとか。

このことから産経新聞は、北朝鮮の現在の最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)が幼少期に日本語を学んでいたことから、横田めぐみさんが金一家の子供たちを対象に、日本語を教えていた可能性を指摘しています。

しかし、「公にできない秘密」については、様々な情報や憶測が飛び交いましたが、明らかにされていません。

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理由②:脱出の失敗

出典元:FNNプライムオンライン

横田めぐみさんが帰国できない理由の2つ目は、北朝鮮からの「脱出の失敗」と言われています。

横田めぐみさんは、北朝鮮からの脱出を2度試みており、1990年頃と1994年頃の2回、住まわされていた招待所を抜け出し、貨客船の万景峰号に乗って日本に帰ろうとしましたが、いずれも失敗に終わっています。

彼女は北朝鮮の幹部に帰国した気持ちを吐露することもあったそうですが、横田めぐみさんへの監視が厳しくなり、帰国できないとされているようです。

理由③:政治的な理由

横田めぐみさんが帰国できない理由の3つ目は、「政治的な理由」と言われています。

北朝鮮は拉致問題を外交カードとして利用しており、横田めぐみさんの帰国を許すことが政治的に不利になると判断している可能性が考えられています。

これらの要因が重なり、横田めぐみさんの帰国が実現していない状況となっており、彼女の家族や多くの人々が早期解決を望んでいます。

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横田めぐみの生死の確認は?

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20歳前後の横田めぐみさん
出典元:jiji.com

横田めぐみさんの生死については、依然として不明な点が多いとされています。

北朝鮮は2002年に、横田めぐみさんが1994年4月に自殺したと発表しましたが、日本政府はこれを疑問視しており、北朝鮮が提出した横田めぐみさんのものとされる遺骨も、DNA鑑定で別人のものとされています。

また、北朝鮮の発表で1994年に亡くなっているはずの横田めぐみさんが、1996年から1999年にかけて平壌市内の招待所で脱北者に目撃されていたという情報があります。

さらに、複数の工作員の情報として「金正日一家の家庭教師役として宮殿に移った。指導者の内実まで知ってしまった彼女を殺すはずがない。今も宮殿内で生きている。」との証言もあったそうです。

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これに関しては、先述の通り、金賢姫工作員も2017年のインタビューで証言しており、「めぐみは現在も生きている」と主張しています。

そして、元拉致被害者の蓮池薫さんや曽我ひとみさんも、横田めぐみさんが生存している可能性が高いと証言しています。

朝鮮半島の専門家の見解では、「北朝鮮は、横田めぐみさんを帰国させると、工作員養成所やテロ活動の実態が暴露されることを恐れ、彼女を「死亡」と発表して幕引きを図った可能性がある」としています。

これらの情報から、横田めぐみさんの生死については依然として不明な点が多く、更なる調査と国際的な圧力が必要とされています。

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横田めぐみの旦那と娘の現在を調査!

旦那は金英男

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結婚直後の横田めぐみさんと夫の金英男さん
出典元:jiji.com

横田めぐみさんの旦那は、大韓民国出身の金英男(キム・ヨンナム)さん(63歳)という方で、現在も北朝鮮に住み、北朝鮮の特殊機関で南北統一のための仕事をしているそうです。

金英男さんは1978年に韓国から拉致され、北朝鮮に連れて行かれました。

その後、1986年に金英男さんと横田めぐみさんは結婚し、翌年に娘のキム・ウンギョンが生まれており、1993年に横田めぐみさんが死亡したと説明していました。

金英男さんは現在、別の女性と再婚しており、息子が1人いるとのことです。

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娘はキム・ウンギョン

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左から娘のウンギョンさん、母・早紀江さん、孫のチオニちゃん
出典元:47NEWS

横田めぐみさんの娘はキム・ウンギョンさん(37歳)という方で、現在も北朝鮮で家族と共に住んでいます。

キム・ウンギョンさんの夫は金日成総合大学の同級生で、現在10歳になる娘が1人います。

横田めぐみさんの娘のキム・ウンギョンさんは、2014年3月にモンゴルのウランバートルで、横田めぐみさんの両親、横田滋さんと早紀江さんと初めて対面しています。

この対面で横田夫妻は孫娘の成長を確認し、非常に感動したと報じられましたが、めぐみさんの消息は分かりませんでした

横田めぐみさんの父・滋さんが2020年に亡くなった後も、家族はウンギョンさんとの再会を望んでおり、拉致問題の早期解決を訴え続けています。