ルフィ(強盗)の正体が判明!EXIT兼近大樹と関係が!?なぜフィリピンに?

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全国で30件以上に渡る強盗・窃盗事件を指示していると言われる、謎の男・ルフィ

ルフィはかつてフィリピンを拠点にする、特殊詐欺グループの指示役だったとか。

そんなルフィの人物像が浮かび上がってきました。

そこで今回の記事では、

・ルフィ(強盗)の正体
・ルフィ(強盗)とEXIT兼近大樹
・ルフィ(強盗)がフィリピンにいる理由

ルフィ(強盗)の正体が判明!

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出典元:デイリー新潮

「ルフィ」と見られている人物の名前は渡邉優樹(わたなべ・ゆうき)で、フィリピン当局から発表されています。

渡邉優樹は北海道の出身で、年齢は39歳と分かっています。

警察関係者によると渡邉優樹は、6代目山口組の三次団体に所属していた暴力団関係者だそうです。

フィリピンの入館管理局の収容所に居た渡邉優樹は、賄賂を使って入手した携帯電話で強盗を指示し、マグロや牛肉を外から大量に取り寄せ、食べきれない分は捨てたりと、常識では考えられない収容所生活を送っていたとか。

また同じ収容所に昨年までいたという人物は「話し方は丁寧ですが、悪知恵が働きそうなタイプ。どういうわけか金を持っていたので、収容所支給の食事は食べず、職員に金を渡してマクドナルドなどファーストフードを取り寄せて食べていました」と証言しています。

昨年から全国で30件以上発生している連続強盗・窃盗事件で、逮捕された実行役の証言や押収した携帯電話の記録から判明したのは、フィリピンの収容所にいる「ルフィ」と名乗る男でした。

ルフィは携帯電話で実行犯をSNSでリクルートし、フィリピンの収容所から操っていたようです。

当初、「ルフィ」は同じ収容所にいる今村磨人容疑者ではないかと言われていましたが、フィリピン入館当局が出した文章には「ワタナベはグループのリーダーで、イマムラはメンバー」と記載されています。

「ルフィ」の他に「キム」や「ミツハシ」と名乗る指示役の存在も分かっており、渡邉優樹が使い分けている可能性もあります。

実行役のメンバーはSNSの闇バイトで、『報酬1000万のタタキ(強盗)』『日当100万円』などの好条件を提示し集められています。

指示役は、高額の現金を持っている高齢者などの住所や電話番号、家庭状況が記載された“闇名簿”から襲撃場所や時間を決めているとか。

殆どの実行犯は多額の借金を抱えていたり、ギャンブルにハマって金に困っている人物で、高額条件に目がくらみ犯行に手を染めてしまうのだとか。

ルフィは実行役たちに、平気で「強盗に入った場合は(住民を)殺していい」と話していたと言います。

応募の際に顔写真や運転免許証など個人情報を送信するように求められ、一旦送ると「逃げたらヒドイ目に遭うぞ」という趣旨のメッセージを送っており、家族構成まで伝えていたため報復が怖くて抜けることができなかったとか。

渡邉優樹らはメッセージを自動的に消去できる通信アプリ『Telegram』で支持を出し、実行役には「逮捕されたら黙秘するように」と迫っていたそうです。

警視庁長官は「日本の威信にかけて首謀者を逮捕する」と息巻いており、フィリピン当局も準備が出来次第、渡辺優樹を強制送還する方針で進んでいます。

ところが、渡邉優樹はフィリピンで、女性や子供に対する暴力行為の罪に問われて裁判の手続きが進行中で、この刑事裁判が取り下げられれば日本へ送還できますが、裁判で実刑判決を受けると、服役後の引き渡しになるという状況だそうです。

共犯者の今村磨人容疑者については、書類が揃い次第日本へ送還される予定となっています。

★渡邉優樹容疑者の生い立ちに関する記事は、こちらをご覧ください。

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これまでに「ルフィ」を名乗る渡邉優樹容疑者率いる、特殊詐欺グループが関与した事件の日本国内の被害者は約2300人で、被害総額は60億円超えに上ることが分かっています。

今回、連続強盗のターゲットとなった家や店舗に共通するのが、多額の現金や複数の高級時計、装飾品などが保管されていたことで、盗まれた金塊や時計は実行犯が買い取り業者に持ち込んで売却しています。

フィリピンにいる指示役は、どうやって被害者宅の資産状況や金庫の場所などを知り得たのでしょうか?

裏社会に詳しい関係者によると「間取りや奉公人の数を探る『嘗役(なめやく)』から情報を買う」のだそうです。

引っ越しやエアコン業者、家電設置業者など家に上がる業者から、情報屋が間取りや貴金属の保管場所を聞き出し、工事や設置終了後に撮影した室内の画像が出回ることもあるとか。

カネがありそうな所ほど情報料は高額で、金庫の場所など具体的な情報があればさらに高くなるそうです。

こうして裏社会で闇情報がやりとりされ、実行犯は事前に確度の高い情報を入手していたため、「闇バイト」の寄せ集めド素人集団でも、簡単に大金が奪えたようです。

また、実行犯は指示役から「自宅にカネがある家は被害届を出したくても出せないから、パクられない」と知恵づけられていたと言います。

自宅で多額の現金を保管するのは、税務署にみつかるとマズいカネだったり、入手経路が明るみになると商売に影響が出るケースもあるんだとか。

奪う側にしてみれば「まともなカネじゃないから被害申告もしないだろう」とタカをくくり躊躇なく犯行を繰り返すようです。

【追記】

特殊詐欺グループのリーダーとされるのは渡邉優樹容疑者ですが、『ルフィ』のコードネームを使っていたのは同格の今村磨人容疑者だと分かりました。

容疑者らと同時期のビクタン収容に居た人物は「今村がルフィだ。今村はルフィという名前でテレグラムを使っていて、このアカウントから国内の実行犯に強盗を指示していました。誰かとアカウントを共有していたというのは聞いたことがない。今村がルフィで間違いないんじゃないか」と明かしています。

★今村磨人容疑者に関する記事は、こちらをご覧ください。

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ルフィとEXIT兼近大樹と関係が!?

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「ルフィ」とみられている渡邉優樹と、お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんは、どうやら過去に繋がりがあったのでは?と噂されています。

EXITの兼近大樹さんは、過去に2回の逮捕歴があると自身で明かしています。

その2回目の逮捕が、2012年4月22日に札幌で起きた1000万円窃盗事件への関与の疑いで逮捕されています。

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出典元:Twitter

2012年4月22日に札幌市中央区のマンションで、現金1000万円が入った金庫などが盗まれる事件がありました。

この家に住む24歳の男性から「帰宅したら、家の中から金庫ごと現金が盗まれた」と警察に通報が入り、家を調べたところ部屋は荒らされ、現金約1000万円が入った耐火金庫と、カバンや貴金属が盗まれていました。

その後、2012年8月に不動産業の渡邉優樹と、当時、飲食店従業員の兼近大樹さんら4人が逮捕されています。

渡邉優樹は4月上旬に不動産の仲介業務を通じ、男性宅に多額の現金があるとの情報を知人から知り、他の3人と計画を練り犯行に及んだとか。

4人は盗んだ現金の一部を、高級車の購入費や飲食店の開業資金に充てていたと、供述していました。

この事件で兼近大樹さんは10日間拘留された後、不起訴処分で釈放されています。

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兼近大樹さんが執筆した自叙伝小説『むき出し』で、この窃盗事件について書かれたと思われる箇所があります。

1回目の逮捕された兼近大樹さんは、検察庁の待機室で、手首の袖から和掘りチラ見せしている男と出会います。

その男と意気投合すると、兼近大樹さんは勧められるままにバーの経営を始めており、ある日、その男から「女が攫われたっぽいから確認のために、知り合いの家の鍵を開けてきてくれ」と依頼されます。

男の指示通りに業者を呼んで解錠し、無人を確認した兼近大樹さんは、数日後に自宅に警察が来て、自身が解錠に立ち会った家で、直後に窃盗があったことを知らされたとか。

ハメられた」と知った兼近大樹さんは、芸人を目指し上京したそうです。

共犯者だった渡邉優樹と「ルフィ」が同一人物であるとはまだ確定されていませんが、北海道出身であるのと年齢が合うので、ルフィではないかと噂されています。

★兼近大樹さんの生い立ちに関する記事は、こちらをご覧ください。

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ルフィはなぜフィリピンに?

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出典元:NHK

「ルフィ」とみられている渡邉優樹は、フィリピン当局が2019年11月に日本人の男36人を摘発した特殊詐欺事件の指示役でした。

2019年当時、渡邉優樹らは首都マニラの近郊・マカティ市にある廃ホテルなどを拠点に、警察官や財務局職員を装い、日本の高齢者に電話をかける「かけ子」を仕切っていたとか。

首謀者4人の中で渡邉優樹が最も上位で「ボス」と呼ばれ、Twitterの「闇バイト」で募集を募り、中には詐欺と知らされず「電話対応の仕事」などと説明っされて、フィリピンに渡ったものもいたそうです。

渡邉優樹の配下の幹部らが、末端メンバーの体をベルトで打ち付けたり、割れたビール瓶に破片で刺したりしてグループを支配していたと言います。

渡邉優樹は、2021年4月19日、フィリピン捜査当局に入管法違反で逮捕されています。

日本や他の国で特殊詐欺に関与したとして国際手配され、フィリピンでは「シマダケンジ」という偽名を使っていたと言います。

警察当局は、渡邉優樹が特殊詐欺での摘発後、現地当局に拘束され収容所に身を置きながら、犯行手口を特殊詐欺から強盗に移行して実行役を操っていたとみています。

渡邉優樹が居るフィリピンの「ビクタン収容所」は、首都マニラの中心部から車で約1時間走った所にあり、首都圏警察本部の敷地内にある外国人専用の収容所で、約300人が収容されているとか。

施設は2階建ての建物で、部屋数は16部屋しかなく1部屋の収容人数が4人なため収まりきれず、部屋の外に2段ベッドが置かれ「すし詰め状態」だそうです。

出典元:nippon.com

日本人は現在15人おり、渡邉優樹は一般の収容者がいる建物ではなく、日本語ができる金持ち韓国人らと一緒に生活していたと言います。

そんな渡邉優樹は他の日本人収容者らと共に、日本に強制送還されそうになったことがありますが、急遽、フィリピンに残留しています。

フィリピンでは事件に関与している外国人は、本国へ強制送還ができないため、金を積んで外部の人間に自身を詐欺などの容疑で告訴してもらい、それにより強制送還の期日の延期を繰り返すことができるそうです。

渡邉優樹もこれまで強制送還されなかったのは、同様の手口を使って収容所に居残ったとみられています。

★ルフィの黒幕に関する記事は、こちらをご覧ください。

いかがでしたでしょうか?

今後も益々話題となりそうなルフィこと渡邉優樹を、引き続き注目していきたいと思います。